タグ別アーカイブ: リクシル

いよいよ本格始動します‐2160‐

昨日は、昼から阪神百貨店向かいの、梅田阪急ビルオフィスタワーへ。

正確に言うと、大阪梅田ツインタワーズ・ノースに名称が変わったのですが、今でも前者のほうがしっくりきます。

妻とTOTOのショールームに来る日がやってくるとは……

「上町のアトリエ兼住居」のモノ決めにやってきました。

家を建てるのに、TOTOが一切使われないことは、あまり無いかもしれません。

日本が世界に誇るメーカーですから、モノが良いのは間違いありません。

しかし、普段クライアントに勧めているグレードは、金額的に使えなさそうです。

ヨドバシカメラ前の歩道橋を渡って、グランフロントに移動します。

この歩道橋、出来た時から屋根部にフレームがあります。

いつか屋根を架けたいんだろうなと思っていました。

ヨドバシカメラに接している部分のみですが、ついに屋根が架かっていました。

これはヨドバシカメラがお金を出しているのでしょうか。

全部に屋根が架かると、移動がとてもしやすくなるのですが。

グランフロントのサウスタワー内にあるリクシルに移動しました。

便器と同じく、キッチンもあまりお金を掛けられずで、既製品を見に来たのです。

前の家では、置き型の食洗器が壊れてから、大分文句を言われているので、食洗器だけは必須になると思います。

普段から、金額調整はかなりシビアにやっていますが、かなりの減額に迫られそうです。

最後はグランフロントのノースタワーにあるミラタップ

最近、サンワカンパニーから名称が変わりました。

衛生機器類は比較的リーズナブルで、多めの採用になりそうです。

私にとっては、普段のショールーム巡りの定番コースですが、妻は「疲れた」と。

それならと、ひとりでグランフロントの屋上まで上がってきました。

グラングリーンが9月に街びらきをしましたが、まだ訪れたことがありません。

せめて全体像を見ておきたかったのです。

プリツカー賞を受賞した、SANAAが大屋根を設計したイベントスペースが中心に見えています。

かなりの人出ですが、何があるのか全く知らないので、是非寄ってみたかったのですが

約30年に渡って、100軒ほど設計させて貰いましたが、自分の家を建てるのは初めてです。

建築とは、改めてのお金が掛かるものだということを痛感しています。

場所と構造にこだわって中古物件を探したので、あまり工事費にはお金が掛けられず、かなり苦戦しているのです。

ただ、泣いて、喚いても誰も助けてくれないので、何とか自分で解決するしかありません。

「上町のアトリエ兼住居」 、まだ「ゲンバ日記」は名称を変えただけですが、いよいよ本格始動します。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

写真も動画も奥が深い‐1823‐

■■■「3つの庭を持つコートハウス」オープンハウス開催■■■
8月21日(土) 11:00~15:00
詳細は当社webサイトをご覧ください。

今日から15日(日)までを夏季休暇としていたのですが、現場が動いているとそうもいきません。

今日もスタッフは出勤してくれたのですが、電話は2本だけ。

世間的には、半分くらいが夏季休暇モードといった感じでしょうか。

そんな時の方が動きやすいので、昨日は「3つの庭を持つコートハウス」で動画撮影のあと、「The Longing House」に伺いました。

恥ずかしながら工事終盤のバタバタで、外構の完成形を見たのは今回が初めてです。

写真を送って貰っていた、サロン前の外構もようやく完成形です。

じつはこちら、プライベートサロンなのです。

オーナーである奥さんに案内してもらいました。

インスタグラムには

日常の喧騒を離れ
癒やしの楽園バリのホテルスパを感じる贅沢な空間に身も心も包まれて

とあります。

段々予約も増えてきたそうです。よければ是非体験下さい。

続いて住居部分です。

エントランスは、床置きの照明で演出されていました。

ヘリンボーン張りのフローリングが映えるLDKは非常に明るいと喜んでもらいました。

ダイニングテーブルが新調されていました。

ナチュラルな色あいで、キッチン背面のキャビネットとも合っています。

タイル壁に取り付いたテレビに映る映像は、ヒーリング系といった感じでしょうか。

リクシルのエコカラットに良く映えています。

ひとりになった時、こんな感じでくつろぐのだそうです。

遊びに出掛けていたお子さんが帰ってくると、その大画面テレビで「あつ森」が始まりました。

それはそれで、贅沢な感じです。

絵画だったり、生花だったり、端々に空間への愛着を感じます。

トイレのペンダント照明。

階段のブラケット照明も、奥さんのセンスが遺憾なく発揮されているのです。

下草や苔類はDIYだそうです。

計画のスタート時点では、色々なところに案を出して貰ったそうですが、中庭プランもあったそうです。

私も中庭は大好きなのですが、このT字の敷地を活かすのはこの配置がベストだと思っていました。

外部が大きすぎず、小さすぎずでとても良いと言って貰ったのです。

「井戸のようなもの」まであるこのお家。

工事中は本当に課題満載でしたが、その分見どころも十分です。

「また撮影も楽しみにしていますね」とお伝えし、失礼したのです。

奥さんが「ここからの景色が一番好き」と言っておられたアングルです。

広いエントランスホールにオープンな階段を、3本引きの透明ガラスが引き立てています。

掛けた時間や情熱は、嘘をつかないものです。

今月はオープンハウスに加えて、竣工写真の撮影も2件あります。

また、動画を配信するために、ビデオカメラでの撮影も進めています。

建築写真はプロとは言わないまでも、それなりに数を撮ってきました。

しかしビデオとなると、子供の運動会くらいまで遡ることになるのでまさに悪戦苦闘中。

一番の違いは、音が大切だというところかなと思っています。

「3つの庭を持つコートハウス」の1回目に使おうと思っている動画素材を少し上げてみます。


始めてみると本当に奥が深いことを思い知ります。

高校や大学の知り合いで、映像のプロが何人か居るのですが、こんなことなら教えをこうておけば良かったと、歯噛みしています。

それでも決めたからには何とか配信します。もうしばらくお待ちください。

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【News】
■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■9月11日発売『リフォームデザイン2020』に「回遊できる家」掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

◆メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記