タグ別アーカイブ: パティーナ大阪

上から3年、下から3日‐2363‐

今日の大阪の日の出は5時58分。

彼岸を過ぎ、徐々に遅くなってきました。

大晦日は7時5分なので、まだ1時間も遅くなるのです。

大阪城の外堀越しに見えていたホテルはパティーナ大阪。

アメリカの旅行雑誌『Travel + Leisure』が2026年、世界ベストホテル第1位に選んだホテルで、日本では初めてです。

遠くで見るのと、近くで見るのとでは、随分印象も違います。

北は大阪城の天守閣を見下ろし、南には難波宮跡公園が広がる絶好のロケーション。

快晴時に南から見ると、更に印象は違ったものに。

9月末まで、オープンデスクに参加していたYさんさんが、感想を送ってくれました。

模型作りの細かい仕事に倦むことなく、無事完走してくれたことがまず一番です。

家具作りは、特に丁寧に取り組んでくれました。

建築の模型だけでなく、ちょっと変わった課題も出してみました。

アトリエのトイレに置く、予備のトイレットペーパーを入れるボックス、消臭スプレーを入れるボックスの設計、製作です。

便座を拭くシートを入れるボックスも。

建築に比べて機能は単純ですが、その分考え方がダイレクトに反映されます。

「塊をくり抜いたような」というお題を出していました。

そのヒントを元に、まず図面を描いてもらいます。

4度程描き直してもらい、2度作り直してもらいましたが、とても良くなったと思います。

特に、下から見上げると三角にカットした開口から、存在が分かるトイレットペーパー入れが良く出できていました。

物づくりにおいて、コンセプトの大事さが分かって貰えたら嬉しいのですが。

最終日に少し面談をするのですが、お土産まで準備した上に、スタッフ全員に手紙まで渡してくれました。

大学の先生が「建築の世界には建築家とそうではない人がいる」という言葉を聞いたことが、オープンデスク参加の動機でした。

遠くから見た印象、近くで見た印象、快晴の下で見た印象は全く違います。

アトリエを中から見て、どんなことを感じたのでしょうか。

と、上から書いていますが、こんな言葉があります。

日経新聞の私の履歴書で日本製鉄名誉会長の、三村明夫さんが2024年4月に紹介していたことばです。

人を判断するのに上から見れば3年かかるが、部下として仕えれば、上司の長所も短所も3日で分かるという格言で、自分自身への戒めでもあるとありました。

また、建築設計そのものにも、通用する格言のような気もします。

真面目で律儀な彼女から、学べることは沢山ありますが、真の姿を理解するには3年がかかることになります。

14日間一緒に仕事をした彼女から、私はどう見えたのでしょう。

オープンデスクとは、夢を持った若い人たちに、「初心わするべからず」と教えて貰う機会かもしれません。

■■■7月5日 NHK『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』で「回遊できる家」が紹介されました■■■

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