今日は曇り空でしたが、気温は一気に春めいてきました。
街路樹のハナミズキが満開です。
ハナミズキはアメリカ原産だけあり、花がやや大ぶり。近い種でいえば、ヤマボウシのほうが好みではあります。
しかし、クライアントにハナミズキファンは結構多いのです。
そんなこともあって、まじまじと見ていると、花弁の付け根が薄桃色なのを知りました。
よく見れば、なかなかに可愛らしいものだなあと。
3ヵ月点検で伺ったお家の花壇です。
また現場日記で触れるのですが、草木は一気に春の装いです。
元野球少年の私にとって、「球春」は春に現実味を持たせてくれる言葉です。
大人になり、野球中継を観ることはなくなりましたが、今年気になるのは松坂大輔投手です。
メジャーリーグから日本に戻って3年間。ソフトバンクホークスで結果が出せなかった彼は、中日ドラゴンズに移籍しました。
スポーツ情報番組で、彼のインタビューをみる機会がありました。
プロ入り1年目。イチローとの初対決は3打席連続三振。記憶に残る場面です。
そして
今日で「自信」から「確信」に変わりました。
という言葉を残しました。
イチロー渡米の6年後、追うように松坂大輔もメジャーへ。2007年のことです。
生涯最高のバッターは「イチロー」と断言しました。
他のバッターは自分の投球をすれば抑えられるが、イチローさんだけは、あらゆる手を使って抑えに行かなければ「切られる」感じと言いました。
そのイチロー選手は、古巣マリナーズに復帰が決まりました。
2人は、互いを認め合う仲とききます。
50歳まで現役を公言するイチロー。
コーチ兼任を断り、あくまで現役一本に拘った松坂大輔。
もしかすると見納めになってしまうのではということもあり、更に気になるのでしょう。
2006年、松坂大輔投手の座右の銘を知った時、心の中で何か大きな歯車が動いた感じがしました。
「目標がその日その日を支配する」
後藤静香の詩「第一歩」にある言葉です。
目標は明確だったのか。1日、1日を支配できていたのか。
12年間もの時間を、懸命に生きてきたのか……
縁もゆかりもなく、いち野球ファンでしかありませんが、こういう気持ちにさせて貰えるだけで有り難いと思えます。
最後に。
松坂選手のインタビューを見て感じたのは、あれだけの実績を持ちながら、あの柔和な笑顔と人懐っこさ。大人の男でも「惚れてまうやろ~」という感じではないでしょうか。
頑張れ大輔、そして自分。
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