子供の頃、大きな乗り物が好きでしたか?列車、バス、ダンプカー、飛行機等など。これは男の子特有のものなのでしょう。
現在ウチの子供は、機関車のおもちゃがお気に入りです。
朝起きるやいなや”シュポッポッ~”です。
大げさでなく、電池が一日一本消費されているのです。
私が子守をする時は、近くの実家に連れて行きます。
おもちゃの線路が有るのです。
レールは組合わせ自由で、踏切、トンネル、車線切り替えユニットまであり、バリエーションはまさに無限。
作り始めた日は、半日掛かりでした。
外側の環状線と、内回り線が立体交差し、2ヶ所で乗り換え可能な”私の力作!”です。
”いい大人が”と笑う事なかれ。大方の男は熱中してしまうはずです。
自由に組み替えられるという事が、頭の何処かを刺激します。父と弟も子守りがてら、よりスムースな運行を目指して、発着順の改善を続けるのです。
実はこの列車キット一式、母の友人からの貰い物です。
孫へのプレゼントだったのですが、全部揃えるに、いくら掛かったのでしょう。
同じ金額のものを大人と子供にプレゼントしたとして、子供の喜びようは次元が違います。
そう考えると、お爺ちゃん、お婆ちゃんの財布の紐が緩むのは当たり前なのかもしれません。
もうひとつ、私達の世代でフィギア等を集る人の気持ちが少し分かりました。
子供の頃、喉から手が出るほど欲しかったおもちゃも、今なら何回かの付き合いのを我慢すれば、手が届くかもしれません。
ガンダムのフィギアなのか、ダースベーダーの実物大マスクなのかは、それぞれの”付き合い”にはよりますが。