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「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」9月7日(土)、9月8日(日)に内覧会を開催します‐2144‐

患者さんでなくても立ち寄ってほしい「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE4を公開しました。

9月17日(火)の開業に先立ち、以下の日程で内覧会を開催することになりました。

尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック 内覧会(予約不要)

日時:9月7日(土)、9月8日(日) 10:00~14:00
住所:〒661-0953 兵庫県尼崎市東園田町5丁目140-1共栄園田駅前ビル2F
 阪急園田駅北出口から徒歩3分 レンガの建物が目印
tel:06-4960-7830

アクセスが分かりやすいよう、動画でも紹介しておきます。

阪急園田駅は、北出口と南出口があります。

北出口を出ると、北東方向にレンガの建物が見えます。

奥が阪急園田駅です。

1階にツルハドラッグがオープンしています。

すぐ上に「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」の看板が見えています。

入口横のエスカレーターで2階に上がってすぐのロケーションです。

先週金曜日に、院長の江口さんに開業の思いを語って貰ったのですが、20分以上の動画になりました。

少し長いかもしれませんが、なぜ開業するのか、内視鏡クリニックがどうやって地域の皆さまのお役に立てるのか。

とても分かりやすく説明してくれました。

5年生存率が最も低いと言われる膵臓癌、胆道癌の専門家である江口さんの思いが伝わると思います。

また、本棚を贈書で埋めたい理由も、患者さんでなくても立ち寄って欲しい理由も、説明して貰いました。

ゆっくりして貰いたいので、イスには徹底的にこだわっています。

高校生が受験勉強しに来てくれたら嬉しいという、カーブを描くカウンターにはアームチェア。

ナガノインテリアのDC354-1Wです。

待合い横のイスは、オリバーからセレクトしています。

前処置室のイスは富士ファニチアのSlow。

カーテンでプライバシーが守られ、リクライニングします。

内視鏡内科は、下剤を飲んで貰ったあとの待ち時間があるため、リラックスして貰うためのこだわりなのです。

すぐ前にある手洗いも、格好よく仕上げました。

さらにゆっくり過ごしたい方には、個室付トイレもあります。

こちらのイスは、柏木工からセレクトしています。

張地はいずれも私が選びましたが、それぞれの空間にマッチし、院長が好きな色という2つの要素から決めました。

いずれも相応の額なので、座り心地は抜群です。

後の2つは、医療動線の中にあるので誰でもとはいきませんが、前の2つは、誰にでも座って貰えます。

本当に水を飲むだけでも構わないと院長が言っているので、気軽に遊びに来て下さい(笑)

入りにくいクリニックを、どうすれば訪れやすくできるのか。そのために考えられたのが、本棚に囲まれた広い待合いです。

空間化したのは私ですが、これらのコンセプトは江口さんが温めてきたものでした。

さらに、なぜ患者さんでなくても来てほしいのか。その理由も、この動画を撮ってよく理解できました。

病気を予防したり、治すのが医師ですが、元気な時から知っておきたいのです。

手伝いに妻を連れていっていたのですが、撮影が終わると2軒隣にある和菓子屋さんでお土産を買ってくれました。

このくず饅頭に加えて、お勧めのよもぎ餅まで。

こちらの和菓子は全て無添加とのことで、すでに江口さんはヘビーユーザーのようです。

さらに、反対の2軒隣にある、魚屋さんが美味しいと教えてくれたので、帰りに寄ってみました。

江口さんお勧めの、穴子のお刺身です。濃厚な味わいで、酒の肴には最高です。

とってもチャーミングで、庶民的な江口院長ですが、会って貰えれば、さらにその元気さが伝わると思います。

気軽に遊びに来て貰えると嬉しいです。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

20歳と54歳、54歳と80歳‐2142‐

金曜日に、「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】Episode3を公開しました。

室内の撮影は、どうしても暗くなってしまい、正直苦戦しています。

それでも、クリニックはとても良いものになると思うので、よければご覧ください。

先週は、火曜日と金曜日に現場へ行っていました。

そして今日も朝から県条例の検査でした。

県の職員の方もまずは仕事ですが、検査後、クリニックのコンセプトをお話しすると、興味を持って聞いて下さいました。

弱冠の手直しが出ましたが、そこをクリアすればいよいよ内覧会です。

第2、第4土曜日は、会社の休みを利用しての「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場打合せ。

その回数も残すところ2回となりました。

169号線は、近鉄吉野線が並走している区間が結構あります。

釣りへ行くときは深夜に走ることが多いので、昼間の景色は新鮮です。

このお地蔵さんもずっと気になっていました。

ちょっと見えにくいのですが、ニットの帽子をかぶっているのです。

冬、雪が降っている時に見ると、ちょっと心が温かくなります。

それで勝手に「ニット地蔵」と呼んでいるのですが。

現場のほうは、またゲンバ日記チャンネルでお伝えするとして、急に雷雨が降り出しました。

打合せ終わりで早々に大阪へ向かいます。

この仮設橋は、降雨量規制がかかっているので、沢山降ると大阪に帰れなくなってしまうからです。

15時過ぎに下北山村を出て、18時頃にあべのハルカスに到着しました。

57階のマリオット都ホテルで義父の傘寿のお祝いだったのです。

会は17時半からだったので、若干の遅刻です。

南と西を望む席で、暮れていく大阪湾側の景色が素晴らしかったのです。

真南には、あべの筋と阪神高速松原線が見えています。

長男は帰省中につき、大した服を持って帰ってきていないので、ドレスコードに引っかかるんじゃないか、みたいな話にもなっていました。

義妹家族と会うのも10年前のディズニー行き以来のようで、先方の娘さん達も中学1年、小学5年と随分大きくなっていました。

基本的に高いところが大の苦手ですが、頑張って足下に見える阿倍野歩道橋も撮ってみました。

よく知られる通り「abeno」の「a」です。

ただ、これに近いアングルで見れる人は案外限られているかもしれません。

その奥に「WAO!」と見えているのは、長男が小学校の時に通っていた塾です。塾終わりに車で迎えにきて、そのまま池原ダムへ向かったこともありました。

その塾のおかげで中学に合格、そして現在は第一目標にしていた大学の2回生です。

間もなく20歳になりますが、就職先はかなり迷っているようですが。しかしそこは自分で切り開いていくしかありません。

傘寿といえば80歳。80年生きるというのはどんな感覚なのだろうと考えます。

しかし、私と長男の年齢差より、私と義父の年齢差のほうが、ずっと小さいことに気づきます。

そう考えると、今とあまり変わらないんだろうなと思っていました。

というよりも、私は80歳まで住宅ローンがあるので、全く変わらず働くしかないのですが。

「可哀想に」とは思わないで下さい。たったあと26年です。

生涯現役が私の目標でもあるのです。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

受け取る愛、与える愛、お中元‐2139‐

昨日、「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】Episode2を公開しました。

フッターにも記載していますが、9月7日(土)、8日(日)の内覧会、 9月17日(火) のオープンが決定しています。

現場はもう待ったなしの状態です。

実際にはタイムラグがあるので、現場はもう少し進んでいます。

一昨日の打合せは、サインの最終確認でした。

一般的には、私からサイン業者にイメージを渡して、試作、校正を繰り返します。

ただ、そんな時間はないのと、校正の回数が質に直結するので、イラストレーターデータを私が作成し、A1サイズまで可能なプロッターで出力します。

大きさが足りなければ継ぎ足し、現場に養生テープで貼りつけるのです。

それを院長の江口さんに見てもらい、最終決定しました。何ともアナログですが、これが一番早いのです。

その4日前の打合せでは、プロッターの機嫌が悪く、上手くプリントアウトできません。仕方なく、A3サイズのプリンターで出力し、つぎはぎの現物を現場に持ち込んだのです。

大体、こんな仕事は何故か深夜になるもので、ひとりでブツブツ言っていたのですが。

関係会社へは、「お中元は不要です」と伝えてきたので、かなり減ってきましたが、今年もいくつか頂いてしまいました。

もう10年以上送り続けて下さる「千葉の家」のクライアントからの梨です。

しろいの梨は本当に美味しいのです。

こちらは「たねや」のゼリー。

現在進行中のクライアントから届きましたが、お子さんが勤めておられるのです。

物語り込みも嬉しいものです。

こういった贈り物は、その箱があってこそ写真映えするのですが、届いた瞬間に妻が箱を破ってしまい……

このような写真になってしまいました。

それだけ美味しいと知っているからとも言えるのですが。

反対に、こちらのビールは私しか飲まないので、箱が現存しています(笑)

「うえだクリニック」の院長も毎年ビールを送って下さり、本当に有難いことです。

昨年まではスーパードライを頂いていました。私がそれを好きと知っておられるからだと思います。

今年は違ったので、それはそれで楽しみにして頂いたのですが、これが美味しい!

全く冒険しないのは駄目だな、とさえ思ってしまいました。

院長の「モルツもいけるでしょう!」という声が聞こえてくるようです。

「お中元は不要です」と言い始めたのは、尊敬する稲盛和夫さんがそうすべきだと言っていたからです。

私も、仕事は真剣勝負なので、例えば相手が建築会社なら、その数千円を建築費から引いて下さい、といった気持ちです。

それでも、仕方なしではなく、心が伝わってくる贈り物は本当に嬉しいものです。

結局、あなたが受け取る愛はあなたが与える愛に等しい
-ジョン・レノン- ミュージシャン


ようは、物ではなく心なのだと思います。

でも物も嬉しい。

さすがはジョン・レノン。禅問答のようなことばです。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

ピースフルな棟梁と、これぞ現場の音‐2137‐

昨日、「ドッグランのあるタイル床の家」【ゲンバ日記チャンネル】Episode1を公開しました。

こちらの動画は、2匹のチワワが登場します。

つぶらな瞳で見つめられると、ペットを飼ったことがない私でも、可愛いのはよく分かります。

折角なので、今回はワンちゃん押しで行きたいと思います。

実際の現場は、撮影時よりもう少し進んでいて、今日は建築基準法の中間検査でした。

昼過ぎに現場に着きましたが、流石に暑い。

暑すぎて柱も汗をかいていました。

本当は樹液なので冗談です。

検査は勿論のこと合格。

その後、現場を見て回りました。

いつもの棟梁が、手際よく墨ツボから墨糸を引き出し「パチンッ!」。

これぞ日本の現場の音です。

建方の際も、暑い中頑張ってくれていました。

本当に信頼しています。

この家の特徴でもある、庇の深い駐車場で建築会社の監督となにやらゴソゴソ。

あまりに暑いので、可動式屋外エアコンを準備しているところでした。

夏に外で働くのが本当に大変な時代になりました。

体調だけは、充分注意してほしいと思います。

ただ、棟梁が休憩中に吸うタバコはこれ。Peaceです。

タバコは25年前に止めましたが、当時はPeaceも吸っていました。

紺のパッケージが格好良く、かなりきついタバコだったので、いまでも葉の匂いやその味を思い出せます。

現場でしか会わない職人が沢山いますが、本当に仕事ができる人はとても大切です。

棟梁には「タバコやめたら」と何回も言っていますが、いつも満面の笑みで聞き流されるのです。

この棟梁、実は強烈なバスフィッシングファンでもあります。

そこは仕事から離れて、ピースフルな棟梁とどちらが大物を釣っているか自慢合戦です。

全ての計画を進めながら、3つの現場を動画で届けるのは、正直毎日てんてこ舞いです。

なのですが、やはり現場が好きなのだとも思います。

もっと言えば、この面白い現場をもっと世間に伝えなければと使命感に燃えているのです。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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仏陀の面影が宿る花‐2129‐

昨日、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】Episode3を公開しました。

今回は、熟練大工の技を見ることができます。

よろしければ是非ご覧ください。

長年走っているジョギングコースで、ハイビスカスを見かけました。

何度も通っているのに、先日初めて気づいたのです。

ハイビスカスは、やはり沖縄を連想させます。

家族で47都道府県制覇の旅で日本全国を家族でめぐりましたが、沖縄は最後から5番目。

2017年の2月に訪れました。

私が訪れたことが無かったのは沖縄だけ。

その美しさに感激したのです。

花ことばがあるように、花には何かを連想させる力があります。

ハイビスカスを見つけたすぐそばに田んぼがあり、脇の水槽で蓮根も育てているようです。

右下に蓮のつぼみが見えるでしょうか。

先の写真の数日前、初めて蓮の花が開いているところを見ました。

蓮は初夏から夏にかけてのこの時期、午前中の数時間しか花が咲かないそうです。

3、4日すると散っていくとありました。

なかなか見ることできなかったのだと納得したのです。

仏陀が蓮の葉の上に乗っている理由は色々あるようです。

直感的にですが、私も確かにその面影を感じました。

泥の中でも蓮根を作る蓮。

古びた水槽であっても、気高い雰囲気は全く侵されることはありません。

日々起こることは清い事ばかりではないですが、ハスの花のように気品を失わないよう居たいと思うのです。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

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「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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日本の粋。169号線ようやく開通‐2126‐

先週末から今日にかけて、まとまった雨が降りました。

今朝もかなり降っていましたが、娘の学校は警報が出て休校。

相当に喜ぶ様をみて、授業料は変わらないけど……は親の視点です。

勿論、自分が学生の時なら、相当に喜んでいたのだと思いますが。

先週の金曜日、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE2-傷んだ柱を補修-を配信しました。

かなり躯体が傷んでいたところもありました。

それを、ここまで大改造しているので、良ければご覧ください。

なかなか見応えがあると思います。

下北山村のこちらの現場、昨年末に近くで崖崩れが起こり、通行中の方がひとり亡くなりました。

通行止めになったので、十津川村を抜ける国道168号線から山道425号線を抜けて、現場へ通っていました。

普段なら2時間少しのところが3時間半です。

1、2回は旅行気分で楽しんだのですが、月に2、3回現場監理に通うとなると、正直なかなか大変。

崩落現場の岬を大きく回避する仮橋が、完成したのは4月中頃くらいだったでしょうか。

完成後、緊急車両に続いて、村民や、医療関係者、工事に関わる人には通行許可証が交付され、一部通行が可能になりました。

私も工事関係者ということで、村に許可証を申請し6月からは通行できることになりました。

しかし、釣り仲間はみな168号線回りだったので、正直申し訳ない気持ちもありました。

それが先週金曜日から、一般車両も通行が可能になったのです。

1.5車線くらいの道幅で、道路脇のガードレールも仮感満載で結構怖いです。先導車に従って、ゆっくり進んで下さい。※動画は1.5倍速の早回しです。

何より、下北山村の観光に関わる人達は、ほっとしたと思います。

ただ、時間雨量が25mmを超えた場合や、連続雨量が70mmを超えた場合は通行止めになるので、その点は要注意です。

これまでは時間規制があったのですが、これが無くなるのも大きいです。

こちらの現場へ入る時は、先日の夜に現地へ入っていたからです。

通れないとなると、文句しかでてきませんが、仮の橋を掛けるだけでも高い技術が必要なはず。日本の粋を集めての工事なのだと思います。

ただ、この岬部分で深層崩壊の可能性があるということで、その予兆が現れれば再び通行止めになります。

大工事になるということで、県から国の管轄工事になるという発表も途中でありました。

ずっと山側にトンネルを掘るという話を聞いたこともあります。どうなるのでしょうか。

もしかすると、生きている間に最終形をみることは出来ないのかもしれません。

自分の出来ないことを気にしていても仕方ないので、ひとまず現場に集中したいと思います。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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店主骨折のため暫く休みます‐2123‐

水曜日に、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の【ゲンバ日記チャンネル】を配信しました。

リノベーションは新築とは違った面白さがあるので是非ご覧ください。

昨日は宵の口から梅田へ。

数少ない同業の友人と、4年振りに飲むことになりました。

彼は大のビール好きで、大概はここになります。

お初天神通りに昔あった古い店はクローズしたままなので、ミュンヘン曽根崎店になりました。

ツマミは名物のから揚げですが、もっと言えばこれしか頼ませて貰えません。

「サラダは家で食べたらいいやん」と。

そのくらい、美味しくビールを飲むのにこだわっているのです。

4年振りなので、建築のこと、家族のことなどを話していると、あっという間に閉店時間。

すぐ近くにあるショットバーに移動しました。

SINCE1987とあったので、37年続いている老舗です。

とにかく立地が良いのは強みでしょう。

更に話し込んでいると、あっという間に終電の時間となり、お開きになりました。

折角、夜の梅田に出てきたので、知合いの店に顔を出そうかなと北新地へ。

新地本通りにも活気が戻っており、何だかほっとします。

南のはずれまでやってきました。

ですが、いつもと違う感じ……

「店主骨折のため 暫くの間休みます」

少し長引きますともありました。

運動神経が良い男なのですが、何があったのでしょうか。

休みなら仕方ありません。

滅多にラーメンは食べませんが、すっと帰るのも何なので天一のこってりを。

深夜料金をプラスすると千円オーバーでした。

最近の物価高を体感して帰ってきたのです。

先の友人も、ほぼ1人で働いていますし、ショットバーのマスターも同じです。私も2年程スタッフを雇用できておらず、全く他人事ではありません。

もし右手を骨折したら、とても現行プロジェクトを滞りなく進めることはできません。怪我、病気には本当に気を付けなければと思い知らされます。

ですが、何か楽しみがないと頑張りが効かないものです。

友人はビール、マスターは旅、私はビールとワインと旅かな。かなり欲張っていますが。

久しぶりに夜の街を歩きましたが、梅雨前の夜風が気持ちの良い夜でした。


■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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阪急電鉄も、座席指定サービス開始。友人関係は大丈夫か‐2117‐

一昨日、梅田にでる用事があったのですがかなり激しく雨が降っていました。

相変わらず外国人旅行者を多く見かけます。

海外に行くと感じますが、傘の考え方は各国で随分違います。

ヨ―ロッパの人たちは傘をさす人が少なめ。それで日本に来ると薄手のカッパを使うのでしょうか。カッパこそ日本独特の言い回しですが。

2週間程前に梅田を訪れた時は快晴でした。

丁度、阪急の京都線に特急が到着したところ。

中学高校の6年間を梅田-高槻市で通っていたのでやはり愛着があります。

勿論のこと、ビッグマン前は待ち合わせの定番です。

その阪急京都線でも、7月から座席指定サービスが始まるという広告がでていました。

『プライベース』は一律500円だそうです。

私鉄では、日本一の路線長さを誇る近鉄電車は、 座席指定サービス の先駆者です。

下町感満載の近鉄八尾駅前。

しかし「ひのとり」の高級感はかなりのものです。

昨年末に初めて乗りましたが、大阪上本町-名古屋の『プレミアムシート』で900円。

挽きたてコーヒーも買えて、非常に快適でした。

一昨年の秋には、お京阪の『プレミアムカー』で京都へ。

その時は、アテンダントが同乗していたのですが今もそうなのでしょうか。

そこまでは要らない気もしますが。

大阪-神戸、大阪-京都は、JRも含めて競争がし烈な路線です。各社が切磋琢磨してサービスが向上するのは、利用者にとってはメリットしかありません。

ただ一点、気になることがあります。

中学高校の6年間、阪急京都線の梅田-高槻市を使っていたと書きました。1980年代は通勤・通学ラッシュもえげつなく、通勤特急はいつも超満員でした。

通っていた高槻中学・高校は私学です。大阪の下町で育った私には、想像もつかないくらい裕福な家の子供が沢山いました。

当時はかなりの混雑でしたから、そんな家庭なら「座って勉強できるんだから『プライベース』で通いなさい!」となるはずです。

まさか、座席指定サービスを中高生禁止とはならないはず。もし私の時代に、このサービスが始まっていたら、猛烈に格差を感じたと思います。

それで、良い友達関係は築けるのだろうか……いらぬ心配でしょうか。

幸いにも、娘は近鉄電車で高校に通っていますが、『プレミアムシート』で通わせてくれと言われたことはありません。現在は、そこまで混まないのかもしれませんが。

『プレミアムシート』『プレミアムカー』に続いて『プライベース』。

サービスが始まったら、まずはお手並み拝見といきたいと思います。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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建築家・守谷昌紀TV 光庭で木の葉が揺れる「伊東内科クリニック」

■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

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■ 『ESSE-online』にコラム連載

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ひのとりで行く名古屋旅<前編>ひつまぶしを食す‐2072‐

クリスマス前の22日土曜日。

たまには妻孝行をと、近鉄特急で行く名古屋旅です。

上本町を朝7時3分に発つひのとりを予約しました。

レギュラー席なら特急料金プラス200円で乗車できます。

全席にコンセントがついているので2時間の電車旅がより快適です。

9時に名古屋駅に到着。慌ただしく地下鉄を乗り継ぎます。

足早に向かったのは、宮の渡し歩道橋すぐ近くの「あつた蓬莱軒」本店。

9時47分にはこれだけの行列ができていました。

到着すると45番目。

10時10分頃から整理券の配布が始まり、11時30分で予約できました。

南に300m程下ると、歩道橋の名前にあった宮(熱田)の渡しがあります。

東海道では唯一の海上ルートで、桑名の宿まで七里の海路を指して、 七里の渡しと呼ばれることも多いよう。

城下町の玄関口でもあり、多くの旅籠屋も集まって大変栄えました。

常夜灯の先に伸びる堀川を遡っていくと、名古屋城につながっています。

物資の輸送路としての役割も大きかったのです。

昼食までの間に、熱田神宮を参拝してきました。

お店から北に1km程度です。

名古屋城あたりから南に延びる、標高8~15mの熱田台地の南端にあり、以前はすぐ目の前が海でした。

中国では東に蓬莱島があり、不老不死の仙薬があるとされていました。

熱田神宮はその蓬莱だと考えられていたようです。

大阪にも蓬莱はありますが、縁起のよい名前として使われるのでしょう。

大阪と名古屋の蓬莱ではかなり値段が違いますが。

途中にある信長塀。

桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願し、見事に今川義元を討ち倒しています。

信長躍進のきっかけと言っても良い戦になりました。そのお礼にこの信長塀を寄進したのです。

創建は113年。

三種の神器の1つ、日本武尊を救ったという草薙神剣が祀られています。

伊勢神宮に次ぐ、重要な神宮とされているそうです。

時間になったので、いそいそと戻ってきました。

いやが上にも期待は高まります。

それ程の待ち時間なくでてきました。

明治6年から継ぎ足されたタレに浸け、備長炭で焼き上げられた「ひつまぶし」です。

食べ方もメニューに記載されていました。

まず、うなぎで一杯のおひつをしゃもじで4等分します。

1膳目は、そのままうなぎの味を堪能。

2膳目は、薬味を加えて。


3膳目はお茶漬けに。

お茶漬けといっても、出汁茶漬けです。

そして最後はお好きなように、と。

もう何も言う事はございません。

カリフワで大変美味しゅうございました。

私的には、薬味全部乗せプラス山椒と、出汁茶漬けが双璧でしょうか。

じゅんさいの入ったお吸い物も、とても美味しかったです。

4600円の価値は十分あると思います。

ちなみに日曜日の方が空いているそうですが、12時頃に来た人も1時間先くらいの予約を確保できていました。

うなぎは匂いで売れと言いますが、大きな排気口から出る匂い付きの煙が、あたりに充満しています。

江戸時代、東海道を旅してきた旅人たちはもう我慢できなかったでしょう。

現在で言えば、いつまで私たちはうなぎを楽しむことができるのでしょうか……

熱田神宮と、鰻だけで随分長くなってしまいました。

次回、もう少し名古屋旅を書いてみたいと思います。

皆さん良きクリスマスを。


■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

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