えべっさんも終わり、松の内も終了。
2024年の1月も、あっと言う間に後半戦に突入です。

近鉄特急「ひのとり」で行く名古屋旅はクリスマス前の12月23日。
ひつまぶしを食べた前編で終わっていました。
少し時間が空きましたが、後編は名古屋市役所前からスタートです。

熱田神宮から地下鉄で名古屋城まで戻りましたが、以前は「市役所前」という駅名だったと思います。
それは分かりやすくて良いのですが、有料エリアに入らないと、名古屋城があまり見えないのは残念。
ゲートの隙間から、まるで盗み撮りです。

東へ歩いて行くと、ネオ・バロック様式の名古屋市市政資料館が見えてきます。
以前は裁判所だった建物ですが、この前にある信号が凄いのです。

普通、押しボタン式信号は結構待たされるもの。
ですがこの信号、ボタンを押した瞬間に、赤に変わりました。
何かの間違いかなと思い、もう一度試しても同じ結果。
右折の早曲がりで知られ、「名古屋走り」という言葉もありますが、せっかちな名古屋人でも、この信号ならイライラする必要もありません。
かなり衝撃的でした。

このあたりは、武家屋敷が立ち並んでいたエリアでもあります。
「文化のみち二葉館」は、「女優第1号」と言われる、川上貞奴と「電力王」福澤桃介が暮らした和洋折衷住宅です。

福澤桃介は福澤諭吉に気に入られ、婿養子となった人。

川上貞奴は人気の芸妓でしたが、海外公演をきっかけに、日本初の女優となりました。

有名人同士のビッグカップルということになりますが、2人に相応しい、華やかな建物でした。

周辺には、古い建物が多く残っています。
こちらは自動織機で知られる、発明王・豊田佐吉の弟が住んだ豊田佐助邸。
1923年の完成ですから大正12年。

カトリック主税町教会の聖堂は1904年の完成なので明治37年。
このあたりは、戦争時の空襲が少なかったのでしょうか。

夕方になり、名古屋駅まで戻ってきました。

向かいに建つ、モード学園スパイラルタワーズは2008年の完成。
設計は日建設計ですが、いつ見ても圧巻です。
まだまだ紹介したい建物が多くありますが、またの機会に。

帰りの「ひのとり」がホームに入ってきました。

帰りは、プレミアムシートが予約できたのです。

レギュラーシートがプラス200円で、プレミアムシートが900円。
これだけゆったりしていたら、その価値は十分あると思います。

すぐ横にコーヒーサーバーがあり、挽きたてコーヒーが200円。

慣れた人は、マグボトルで購入している人もいました。
私的にはスタバよりこちらの方が好みです。

名古屋を16時に発ち、ゆっくり大阪まで帰ってきました。
子供が小さい時は、車一辺倒でした。
最近は夫婦2人で移動するなら、電車もいいなと思っています。
車は全てが自由ですが、電車には時間の自由はありません。しかし、空間の自由があります。
フェリーなどもそうですが、この魅力は大きいものです。
次に出掛けられるのは、2月の連休どちらかかな……などと夢想しています。
折角寒いので、久し振りに雪山もいいなと思ったり。そうなると車になりますが。
いずれにしても、「ひのとり」はとても気に入りました。
何より格好良いので、動画も上げておきます。
■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン
■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■10月11日『homify』の特集記事に
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載