
近鉄上本町駅から、快速急行で約20分。

土曜日は娘の卒業式に参列してきました。

曇り予報でしたが、時々晴れ間ものぞきました。

学校名、駅名は全て消していますが、駅前にある学校と言えばほぼ1校かもしれません。
縁あって、長男、長女が、合わせて9年間通うことになりました。

卒業生は300人前後でしょうか。
保護者の参列も多く、講堂はきっちり満員という感じ。
2時間程でしたが、品のある式典でした。
中でも、学校長の式辞が素晴らしかった。
4章くらいの展開がありましたが、慶應義塾大学の塾長を務めた小泉信三の「簡単に手に入るものは、簡単に失う」という言葉を取り上げていました。
体感としても納得できますし、フレーズとして聞いたこともありますが、出展も含めて卒業式にマッチした選択だと思います。
また、歌手・中島みゆきの「宙船(そらふね)」の歌詞を引用した章もありました。
その船を漕いでゆけ
お前の手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に
おまえのオールをまかせるな
テレビで本人が歌っている場面を見たことがありますが、言葉として聞いた方が、迫力がありました。
「お前が消えて喜ぶ者に」というワードが入っているにも関わらず、この詞を引用することに、本気度を感じたのです。
校長でありながら、国語教師としても授業を受け持っているそうで、「言葉と格闘してきた」という言葉にも、大いに納得できます。
媚びず、攻めた、格式高い式辞でした。

2017年4月8日、長男が入学。

曇りではありましたが、満開の桜の下での入学式。
自分の学力と相談した上での受験でしたが、第一希望として合格。
その3年後、娘も同じような経緯で合格してくれました。
しかし娘が入学した2020年は、コロナ下の社会に突入しており、入学式は開催されず。
社会自体が困惑する中、子供たちは多くの負担が強いられたと思いますが、踏まれた麦が育つように、バイタリティが培われたのは間違いないと思います。
生徒たちが興味を持てるよう、イベント等も工夫されており、超一流校にはないホスピタリティもあり、親としてはとても感謝しています。

受験も終わり、概ね進路が決まった娘は、早速妻と大阪城公園の梅林へ散歩に行っていました。
今は解放感を満喫すればよいと思います。戻らないくらい箍(たが)を緩めるのはNGですが。
卒業式のあと、最後のホームルームにも立ち会ってきました。
言葉だけで映画のタイトルになりそうですが、全員がひとり30秒のスピーチをして6年間を締めくくります。
友達への感謝を語る子あり、笑いを取る子あり、涙であまり話せない子ありと千差万別。
しかしそれが終ると、「JKも終わりやわ~」とからから笑っている声が聞こえてきました。
9年前、子育てとは「2度目の人生」と書きました。
ほぼ2回目を終えたのですが、はたして成長できたのか……
最期以外、学校のように明確な区切りがないのが人生です。
どんな場面でも、からからと笑い飛ばせたらとも思います。
JK師匠に「勉強させてもらいます!」という感じなのです。
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