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電線にスズメが3羽止まっていた時代‐2009‐

天気が良ければ、週に3、4回は訪れるこの公園。

変わりない風景ですが、甲高い鳥の鳴き声が聞こえてきました。

見上げるとヒヨドリのようです。

春は恋の季節だからか、良くとおる鳴き声が、朝の公園に響きます。

少し耳をすましていると、スズメの賑やかな鳴き声も聞こえてきました。

子供の頃は、ハトの鳴き声と、スズメの鳴き声に起こされたものですが、最近はそこまで聞こえてきません。

私の家の周辺では、明らかにハトやスズメが減ったと思います。

カラスの増加が理由かなと思っていたら、スズメの減少は、田畑が減ったことと、瓦屋根の家が減ったことが原因だそうです。

天敵を避けるために狭い空間に巣を作るそうで、瓦の隙間や軒下などが適していたのです。

私も、瓦屋根の家は3軒しか設計していないので、若干責任も感じます。

糞害などが問題になることもありますが、居たものが少なくなるのは何とも……

♪電線に スズメが3羽 止まってた

それを猟師が 鉄砲で撃ってさ

煮てさ 焼いてさ 食ってさ♪

1970年代に流行った『デンセンマンの電線音頭』です。

伊東四朗も小松政夫も鬼籍に入ってしまいましたが、3羽と揃わない景色は想像できなかったでしょう。

だからと言って、瓦屋根の家を勧める訳にもいきませんが……

食べたい訳ではないですが「昭和の時代にはスズメっていう鳥がいたらしいよ」はちょっと寂しすぎるかなと思うのです。

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開
■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載
■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

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