
寒かったり、暖かかったり、晴れたり、雨が降ったり。
目まぐるしく天気が変わる時期です。

上町のアトリエ周辺は、タワーマンションも結構建っています。

長堀通りの北の住所は上町か玉造なのですが、清水谷の名称が残っている古いビルもあります。

明治時代には、清水谷のエリアがもっと広かったようです。

現在も清水谷町のままのエリアは結構小さいのですが、清水谷高校が結構な面積を占めているのです。

バス停の名前も高校の名前。

年始に玉造神社を参った際、利休井の説明に清水谷のことがでてきました。
この辺りは玉造清水と言われる名水が得られ、利休が茶の湯に愛用していたという記録が残っています。
そう聞くと、清水谷町が小さいのは勿体ない気もしてくるのです。

清水谷高校の塀に「愛と恕(じょ)」という横断幕がでていました。
はじめ見た時は「愛と怒(ど)」かと思い驚きましたが、 「恕(じょ)」 は全く反対の意味でした。
「相手を思いやって許す」という意味だそう。漢字とは奥深いものです。
実はこの一週間、正直怒りまくっていました。
アトリエは引越したのに、一向に大した写真が上がっていないことに大きく関係があります。
その顛末は、いつか洗いざらい書くつもりですが、その時は全て許せているのだろうか……と考えます。
もしかすると、そんな時だから「恕」と出会ったのかもしれません。
「恕」には「他人の立場や心情を察すること」という意味もあるようです。
許せても、立場や心情を察するのはちょっと無理かもしれません。
その私の心情を、今はお察しください。
■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■
■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■
■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■