年始から取り組んでいた実施設計がようやく完了しました。
折からの人出不足につき、企画提案、実施設計、予算調整、現場監理、時に電話番と、零細企業のトップは何でもしなければなりません。
やっと一息と、2ヵ月振りに奈良県下北山村、池原ダムへと出掛けたのです。
土曜日の朝6時頃に到着しました。
人出不足と書きましたが、このトボトスロープも同じく人出不足。
同い年の店長さんが、ボートのメンテナンス、予約の受付、そしてボートランチングまで、全てひとりでこなすのです。
正直、自分の体より店長さんの体調の方が心配です。
ここが無くなってしまうと、私に休日は不要となってしまうのですから。
冬のわりに湖面は穏やかです。
例年だともっと水温が下がるのですが、暖冬の影響で現在9.1℃。喜び勇んで湖上に出たのです。
ところが寒さと眠気に勝てず、まさかの昼過ぎでギブアップ。
寄る年波 とは言いたくないのですが、年始から無休で、また前々日の徹夜も効いていたのだと思います。
早々にバンガローへ引き上げました。
安い上に眺めも良く、一方的に自分の別荘だと思っています。
布団を引いたら、文字通りバタンキューでした。
折角ここまで来たので、日曜日は6時起きです。
冬のブラックバスは大きく2種類に分かれると言われます。
水温が下がっても、浅いエリアで積極的にエサを捕食するタイプ。
反対に、水温が安定する湖底近くの10mから15mくらいに居つくタイプです。一番深い時は20mに居たこともありました。
前者は、寒くても動ける個体なので、必然的に大きな魚が多いのです。
よって、朝一番から浅いエリアを狙いますが不発。
戦略を変えて、春の産卵場所近くの深いエリアへ移動してきました。
水深10mから15mあたりを狙いますが、8m位のエリアに魚の映像が映りました。
直撃で狙うと、一発でバイトしてきました。
45cmくらい。
しっかりとエサを食べている、1.2kg程のグッドコンディションの魚でした。
この日は気温3℃くらいでしたが、前日と打って変わって強い北西風が吹き続けます。
湖面も白波が立ち、山の頂は白く、狙い通りの魚を1本確保すると、急に寒さが身に堪えだし……
この日も10時過ぎにギブアップ。
店長に電話で連絡し、ボートを揚げて貰ったのです。
防寒対策もかなりしていたのですが、不本意ながら2日続けての途中棄権となりました。
帰り道、伯母峰あたりは-2℃。
早めに上がって、ゆっくり帰宅で正解だったかもしれません。
そもそも、釣ったところで食べる訳でなし、誰かが褒めてくれる訳でなし。
いつ上がっても何の問題もないのです。
なのに極寒の湖上へ何故出掛けるのか?誇り高きフランス人が見事に言い表していました。
釣り竿とは何か?先端に釣り針、もう一方にバカ者をぶら下げている竿。 -フランスの諺-
バカで結構。やりたいことの無い人生なんて考えられませんから。
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