前回は、娘の奮闘記を書きました。
facebookのほうには、お祝いのコメントを貰いました。娘に見せると更に喜んでいたのです。
その記事の上に、スバコという会社の広告がでていました。リフォーム・リノベーションの紹介サイトですが、当社の作品がでています。
記事のタイトルは「近隣問題&その解決法」。
なかなかに物騒なタイトルですが、内容と写真は関係ありませんでした。(勿論そのはずですが)
「高台の家」と共に「Shabby House」の写真も上がっていましたが、このサイトからは基本連絡はありません。
スクリーンショットにも著作権があるというニュースがありました。仕事によって全く異なりますが、写真に価値有りと判断されることは、基本名誉なことだと考えているのです。
遡って先週末。久し振りに湖上に浮かんでいました。
この冬、池原ダムは雨が少なくかなり減水しています。
間もなく昇降不可となりそう。
最低気温-1℃。
山はうっすらと雪化粧。
この寒さの中でも、他に釣り人が居ることに驚きますし、理解もできます。
しかし魚は正直です。
ウグイが2匹釣れただけ。
もっと釣っている人もいますが、自然相手なので全て受け入れるだけなのです。
しかし、スロープの店主と常連さんが、「熊野まで食事に行くんだけど」と声を掛けてくれました。
しかも店長の奥さんがハンドルキーパーまで務めてくれるとのこと。
喜んで同行させて貰いました。
で、こちらのお店が凄く安い。
そして凄く美味しい。
グレの刺身、ヒラメの刺身、タチウオの天ぷら。
サザエのバター焼き、すじ肉と全て500円。
ゲソの酢ミソに至っては300円。
売り切れ御免という「サバのぼうずし」だけが700円ですが、そのレア感が絶妙でした。
お腹一杯食べて飲んで1人3000円ちょっと。
これだけ海の幸がよければ、熊野水軍もこの地を手に入れたくなるはずです。
金額も合せて、大満足でした。
プリンセス・プリンセスの歌に、「GET CRAZY!」という曲がありました。
キ○ガイという日本語を使ってはならないので、氷点下の湖にでている人を「極寒CRAZY!」と呼んでみます。
その私が好きな釣りですが、アメリカでは釣果を競う試合があります。
「トーナメント」といわれ、トップカテゴリーでは賞金が1億円という試合もあります。また、テレビ中継もされる人気コンテンツでもあるのです。
日本にもトーナメントはありますが、野球選手がメジャーリーグを目指すように、多くの日本人が夢を求めてアメリカへ渡りました。
そんな中、昨年末にアメリカでの引退を発表した選手がいます。
1970年生まれ、吹田出身の清水盛三という選手ですが、その17年間にわたる挑戦が、テレビで特集されていました。
日本のトーナメントで実績を残した彼は、2001年に単身アメリカへ。
2006年には、世界最高峰と言われるB.A.S.S.の試合で優勝を成し遂げます。
引退の理由は明確には述べませんでしたがこの言葉が一番印象に残りました。
「勝負の世界でしか味わえない何かがある」
全く同感です。
誰しも好きなことがあります。楽しむだけなら、仕事としない方が良いかもしれません。
しかし、全てを注ぎ込んだ真剣勝負でしか味わえない何かがあるのです。
その分岐点にある言葉が「狂」だと思っています。
しかし、ただの「狂」では意味がありません。その下敷きになっているのが、「好き」とか「愛情」でなければ。
だからこそ「狂おしい」という表現があるのだと思っているのです。
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