新年明けましておめでとうございます。
元旦の大阪は好天に恵まれました。
寒さもそれほどでなく穏やかな一日となりました。
すぐ近くにある、和菓子屋さん「塩伊(しおい)」も元旦は休みでした。
年末は、お正月餅づくりが佳境で、朝早くから店の前はこんな風景になっていたのです。
慶応元年創業で150年続く老舗の風格が、この人形から滲み出しているようです。
もう少し南にもう一軒ある和菓子屋さんが福本商店です、
名物の「亀乃饅頭」で良く知られていますが、こちらは創業300年のようです。
こちらも休みなんだなと思い、張り紙を見てみると正午から営業するとあります。
こちらも年末は書き入れ時で、4歳くらいのお子さんも毎日お手伝いしていました。
本当に偉いなと毎日見ていたのです。
和菓子を食べる機会もなかなかありませんが、もち米を蒸す良い匂いがあたりに広がっていました。
今年の決意と働き方を書いて、新年1回目の日記にしようと思っていたら、16時過ぎに地震の速報が入りました。
石川県の能登では震度7の強い揺れ。大津波警報も発令されました。
建物が倒壊する際の土ぼこりが上がっている映像や、火災が起こっている映像がリアルタイムで流れてきます。
被災された方のことを思うと、元旦から何ともやりきれない気持ちになります。
ただ、日本に住む以上、勿論他人事ではありません。
昨年末、日本建築家協会(JIA)の九州支部の方から、「2016年の熊本地震の支援活動を記録誌にまとめ、アーカイブとして残していきたいと考えている」というメールが届きました。
2016年6月から7月にかけて罹災証明調査に参加頂いたJIA会員の方にメールしているともありました。
「新たに記事を書く時間はないのですが、当時日記に上げた2記事をまとめるので宜しければお手伝いさせて頂きます」と返信したのです。
この時は、建築の専門家でありながら、公には何の貢献も出来ていないという、積年の澱は少しだけ流すことが出来たと書きました。
熊本は水が澄んだ、本当に美しいところでした。
北陸は2012年のゴールデンウィークにめぐりました。
とても自然の美しい、日本でも最も好きな場所のひとつです。
先の記事で、要請があればすぐに駆けつけられるよう、日々の仕事を頑張るだけ、とも書いています。
現状で、何とか駆けつけることができるのか……
元気であれば、何度でもチャンスはやってきます。まずは命を大切にして欲しいと心から思うのです。
2024年は何が出来るか?
いきなり、大きなお題を貰った気がします。
■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン
■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■10月11日『homify』の特集記事に
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載