【ゲンバ日記チャンネル】Episode4を公開しました。
「ドッグランのあるタイル床の家」の計画がスタートしたのは、2023年の5月。
「気になる土地があるのですが」という相談でした。

夏にはその古家付きの土地を購入。

現地調査に行くと、南東角の敷地境界杭が見つかりません。
当時、入社試験中だった若い彼に掘って探して貰いました。
笑ってしまうようなスタートでした。

それから1年半。無時竣工しました。
こちらの建物、電線の影が少なくなる、春か夏に竣工写真を撮ろうと思っています。

2匹のチワワ兄妹とも長い付き合いになりました。

男の子用。

そして女の子用。
LDKに専用のクローゼットがあるのです。
どれだけ愛されているかが伝わると思います。
こちらのご主人、「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」を見て「どんな作品になるか楽しみで気になっちゃいまして」とメールがありました。
さらに、「残念ながら不都合もなく快適に過ごせています」とも。
とってもチャーミングな方なのです。

ある程度プランが固まってくれば、まずは模型で検討。

そしてCGでも検討。

こんなカラーリングになる可能性もありました。
「あり」かなと思っていましたが、最終的には黒、グレー系になりました。
どんな家を建てるか、何にこだわるかは、本当に人それぞれなのです。

こちらは、かなり大きなRC造の住宅をリノベーションする計画です。
複雑な建物で、いつもと違って模型起こしから始めています。

アルバイトの試験を突破した、20代前半の研修生が担当です。

模型が建ちあがっていく姿は、やはり面白いもの。
かなり形が出来上がってきました。
古ビルのリノベーション、クリニックの増築、住宅のリノベーションと、様々な計画が進行中です。
また、テナントで開業予定のクリニックのプレゼンテーションも控えています。
これまでの仕事で言えば、新築が7割ほどでしたが、その比率はかなり変化しています。
まさに多様性の時代に入ったのだと実感しますし、それぞれのクライアントに最も合った伝え方、進め方をいつも模索しています。
そういった「時代の気分」を感じることが出来ない人は、当然、時代に置いていかれることになります。
過去にどんな栄光があったとしても……です。
先のご主人は、タイ人の奥さんとチワワ2匹を指して「ちょっと変わった家族」と言いました。
ごく普通とは言いませんが、何も不思議なことはありません。
「時代の気分」を最も感じる場所とはどこか。
それは、直接お代を頂く場面に他なりません。
目の前のクライアントを感激させるために、人生のほぼ全てを掛けてきました。
ドンキホーテとならないためにも、良く聞き、良く見、良く話し、しっかり考えるしかないのだと思います。
■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転します
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■
■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■
■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■