ようやく梅雨があけました。
色は光の産物ですが、光と影のコントラストがその原型です。
夏の花は貴重です。
庭木の代表格はサルスベリでしょう。
青空に濃桃の花が極めて美しいのです。
南面の日差し対策に、蔓系の植物を植えているところも増えました。
近年、暑さは増す一方なので、対策があるに越したことはありません。
22日、月曜日のうえだクリニックです。
梅雨明け当日の外観です。
全く違う景色に変えてくれるのが夏なのです。
昨夏訪れた、京都・岡崎にあるロームシアター京都(京都会館)。
設計者の前川國男は、弟子に「自然がなぜ美しいか分かるかね」と尋ねました。
答えられずにいると「それは、自らに責任をもっているからだよ」と説いたそうです。
どれだけ風が吹こうと、雨が降ろうと、文句をいう草木はありません。
反対の言い方をすれば、自らに責任を持たない姿が美しくない事になります。
ここのところ、吉本興行の話題が紙面を賑わしています。
美しい、美しくないで判断するなら、前川の物差しを当てるのが一番簡単です。
人は嘘をつくことが、物理的には可能です。しかし、嘘は誰もが見抜くことができるという事実もあります。
それが法的に証明できるかということを抜きにすればですが。
どちらが悪い、悪くないの判断を私が出来る訳ではありません。
しかし、世の中の風を敏感に感じとることが生命線であるタレントと、一般企業の経営者を同じ土俵で勝負させるのは、ちょっと酷かもしれません。
会社に嘘をついたところで、タレントは大きく読み違いをしました。しかし、第一線で活躍しているということは、世間に嘘が通用しないということは勿論知っているはずです。
概ね、人は美しいものが好きだということは、まぎれもない事実だと思うのです。
■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』7月21日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載
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■『homify』5月7日に「碧の家」掲載
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