クライアントのクライアントになってみる‐1009‐

 昨日は夕方から、萱島の写真スタジオ「Ohana」へ行っていました。

 前回来たのが娘の七五三。毎年来ようと言いながら、3年が経ってしまいました。

 カメラマンの石井さんと、一緒にこの店舗を考えていたのが2008年から、2009年にかけて。

 完成してから4年が経ちました。

 2階スタジオの小窓は、子供がのぞきたくなるようデザインしたものです。

 そこからのぞいているのは、うちの子でなく石井さん。

 全く変わらず、茶目っ気たっぷりの人です。

 まずは娘の証明写真から。

 頭の上にはすでに被り物で、見ている長男も爆笑です。

 「証明写真で笑わせる必要があるの?」と奥さんから突っ込まれながら。

 午前の撮影では「ウケ」がいまいちだったそうで、「ゲラ」なうちの子供で自信回復、と言っていました。 最近は、就活写真を撮りに来るお客さんも多いそう。

 撮影代1050円で、プリント315円はかなりリーズナブルな金額だと思います。

 その後、家族写真の撮影をして貰いました。

 これも涙が出るほどの大爆笑。

 このエンターティナー振りを、いつかYou TubeにUPしたいと思っているのですが。

 撮影の後は「センスの良い知人宅のリビング」と設定した、1階で写真を選びました。

 どの計画も、思い入れとストーリーが結晶化されたもので「Ohana」もその一つです。

 仕事をする側、仕事を依頼する側。

 この両者が、真の意味でのパートナーになった時、進歩、発展が生れるのだと思います。

 この関係性がなければ、言い方は難しいのですが、単価通りの仕事にしかならないと思うのです。

 石井さんの仕事ぶりを見て、またクライアントのクライアントになってみて、そんな事を思います。