デスク

 以前から、働き良い机とは?と考えていました。それで今回、作り変えてみました。

 今のところ、L字の天板が最も広い範囲に手が届くと考えています。その内側は座る位置から離れ過ぎないよう、アールにするのがベストと考えています。

 向って右が私の席です。内側のアール部がないと肘を置く場所がなく、特に近年増えたキーボード打ちの作業が大変疲れるのです。体の動きに合わせれば、無駄なく空間を使えるという結論です。

 図面が出来たので制作しようと、付き合いのある材木店に聞くと「集成材は巾600くらいまで」とのこと。探していたところ「特注なら1300×6000まで可能」とある、広島の山根樫材工場のWebサイトを見つけたのです。

 2000×1300×30の内側をR600に切り取り、逆側には900×700×30の天板をつなげました。

 このエリアでの2人の仕事効率は随分上がったと思います。毎日のことですから「楽しく、気持ちよく働けるデスクにしたい」という目標が達成出来ました。

 以上が完成までの流れです。実は、特注の机は結構値が張ります。

 金額が合わない時は、クライアントにも頑張って机を作ってもらおうという、目論みもありました。それには、まず自分がやらないと、いう事です。