カテゴリー別アーカイブ: 01 旅・街

水溜り

 今日は良い天気です。しかし子供は雨の日も大好きです。

 長靴を履き、傘をさすと、非日常モードに入ります。水溜りでバチャバチャしだすと周りが一切見えなくなるくらいテンションが上がってしまうのです。

 私が小さい頃は、舗装していない道路が結構ありました。大きな水溜りはだいたい泥水ですから、深さが分からないのです。

 はまってしまい長靴に水が入る。ヒルもいっしょになんてこともありました。

 同じ街に住んでいますが、舗装していない道はなく、そんな深い水溜りは皆無です。それで子供は躊躇なくバチャバチャするのです。

 幼稚園へ送る道の途中、1ヶ所だけ田んぼが残っています。

 立ち止まって「あそこ、銀色やナ!」と言うのです。

 水路の部分に大きく深い水溜りが出来ていました。光の加減もあったのでしょうが、何か違うものを感じているようでした。

 平らは便利です。車が走れる便利を求めて、人が作ったもの。しかし雨が降っても深い水溜りは無い。不自然ではあります。

雪の吉野

 日曜日は近畿地方も寒い一日になりました。

 電車で何処かに出掛けようと、近鉄阿部野橋駅へ。40分で橿原神宮まで行けるようなので、手頃かなと急行に。

 「1300年前はここが首都!」など、駅のパンフレットを読んでいると、子供が寝てしまいました。2人だったのでそのまま乗り過ごす事に。

 大阪は雨だったんのですが、生駒山地を越えると一面の銀世界に。奈良盆地は、昨夜から雪だったようです。

 何気に雪景色を楽しみながら、終点吉野までは1時間40分、急行の旅。

 千本桜で有名な吉野も、この時期はガラガラです。

 目が覚めた子供は、閑散とした駅前ではしゃぎまわっていました。

 手袋が無かったので随分拒んだのですが、雪だるまを作らせられるはめに。素手なのでかなり小型です。

 「お父さんは冷たいのを頑張って雪だるまを……」。振り返ると、知らぬ間に手袋を脱いで、雪を掴んでまわっていました。

 乗車券950円に特急券500円。帰りは特急の旅に格上げです。阿部野橋まで1時間30分。10分しか変わらないのです。

 夜は節分につき、寿司とイワシでした。丸かぶりは手巻き寿司で代用です。

 今朝の新聞に、鬼は陰陽師(おんみょうじ)などの陰(おん)がなまったものとありました。

 まだ寒いですが、昨日は陰を追い払い、陽を迎える準備の日でした。今日は皆が待っていた立春です。

近鉄百貨店建て替えセール

 今日の寒い朝で、今週は始まりました。

 生駒山もうっすら雪化粧です。

 昨日、日曜日は久し振りに天王寺へ買い物に出ました。

 天王寺(アベノ)エリアは、JR、近鉄、チンチン電車、地下鉄2線が乗り入れ、キタ、ミナミに次ぐ昇降客数を誇ります。

  その中心となる近鉄百貨店は、2014年に高さ約300m、59階で日本一高いビルに建て替え計画が発表されています。

 外観デザインは、大阪NHKなども手がけたシーザー・ペリ。

 現在は新高輪プリンスホテルなそで有名な村野藤吾の設計です。昭和の巨人から、現在随一の高層ビルの名手へ引き継がれる訳です。

 1/18(金)から始まった建替え前の売りつくしセールに、開店前から行列です。

 私達も負けじと朝一番に入り、靴下7足1000円、鞄半額などを獲得してきました。

 昼時、百貨店の食堂街は混んでいたので、隣の「新宿ごちそうビル」にあるオムライスの北極星へ。

 詳しくは、Webサイトにありますが、オムライスの考案者の、次世代の、支店ですが、その名に恥じない味と値段でした。

 単品690円、セットは色々付いて800円まで。

 トマトソースは酸味が残り、甘くサッパリ。中のケチャップライスはしっかりソテーしてあり、味は濃いすぎず、焼き飯として食べても美味しいくらいです。

 地下鉄に乗って12分。子供の頃から、最も身近な繁華街が天王寺でした。その魅力は、未だ北東と南西エリアに、残るドヤ街に象徴されます。

 そのバイタリティーと西に隣あう新世界、山王エリアの猥雑さも併せ持った雰囲気が天王寺なのです。

 街は変化していくことで活力を保ちます。

 しかし天王寺に日本一高く、ガラスで覆われたスカイスクレパーは無いのでは、と思っています。

 雰囲気は言葉にできませんが、すぐ西の道路にはチンチン電車が走っているのです。

電車、飛行機、職業

 日曜日は、朝から長男と関空へ。

 子供というのは、大きい乗り物が好きです。中でも南海電車のラピートは人気があります。

 どうせ行くならと言う事で特急券を買って乗ってみました。難波から片道1400円程で子供は半額。ひざの上なら無料だそうです。

 車内は結構ゆったりです。かつ朝早めと言う事もありガラガラ。

 デザインは建築家の若林広幸。以前、形が特徴的でアニメ鉄人28号を意識していると書いたのですが、間違いだったようです。失礼しました。

 窓は楕円なので、車窓からの景色はこんな感じ。

 38分で到着。子供連れには丁度良い、小旅行気分です。

 建築が仕事なので書いておくと、関空の設計はイタリア人の建築家レンゾ・ピアノ。パリのポンピドーセンターも彼の作品です。

 関空は国際コンペで勝ち取りました。フォルムはグライダーからイメージ。

 しかし空港自体には展望スペースが無く、飛行機を見るなら展望塔に移動したほうが良いのです。シャトルバス100円で10分ほど。

 滑走路の脇にあるので、離陸を真近で見れます。飛行機がフワッと浮く瞬間は、何と言うか自然な感じでは無いので、何度見ていても飽きません。マニアっぽい人が、多いのに少々驚きました。
 
 そろそろクリスマス。昨年は長男へラピートのオモチャを買いました。今年は、どうも働く車のセットが欲しいようです。ブルドーザー、クレーン車、ショベルカーなど。

 ”大きくなったらショベルカーの運転手になる!”と言っています。仕事に貴賎はありません。

 でも親はダメです。”うんうん、でもナ。仕事って色々あるから、すぐに決めなくてもいいンと違う?”とか言ってしまうのです。

 しかし、良く見れば働く車ってかっこいいのです。プロレスラーのような太い腕に、ラガーマンのような足腰。機能美と言えるカッコ良さがあり、子供は敏感に感じ取っています。

 それで”うんうん、そうやナ。そしたら、それを作る開発者になったらどうかな……”とか言わないほうが良いと分かりつつ。

 私には持論があります。仕事においてのみ、親は一番大事な選択を間違える。

 それは子を思うあまり、無難という魔力に取り付かれるから。あくまでも私の仮説ですが、自分にも言い聞かせ、心したいと思っています。

冬の大和路

 先週の日曜日は奈良に行っていました。

 この時期の奈良が結構好きなのです。

 東西にも南北にも大きい県なので、紅葉が長い時期に渡って見れるのです。

 秋口からの京都の混雑と比べて、のんびりしているのも良いところ。

 北部中央に位置する奈良盆地は、大阪から生駒山地を越えればすぐです。

 南西端に位置する葛城山を目指してドライブ。

 ロープウェイに乗ってみました。往復1,200円。

 標高900mを6分で上ります。創業昭和45年という事は私と同じ37歳。

 まさか当時と同じ設備では無いと思いますが、足元が地面に着いてないというのは、不安なものです。つい良からぬ想像まで……

 頂上からは、東に大和三山を見下ろします。畝傍山、耳成山、万葉集にも詠まれた(天)香具山。

 気持ち良い眺めでしたが、山頂付近は2℃。あまりに寒いので、30分で下りてきました。

 これからもガソリンの値は上がる予想。

 化石燃料ですから下がる事はないでしょう。

 出来るだけ乗らないようにしていても堪える値段です。

 しかしどうせ走るなら、快適ドライブウェイ。

 奈良盆地西端の御所香芝線はお気に入りのひとつです。

 欠点は食べ物屋が少ないところ。

秋、朝の京都

今週初め、仕事で京都に行きました。

 京阪電車に乗り、三条駅を降りると目の前は三条大橋。東海道の終点です。

 江戸時代ならここが京都の玄関口。弥次さん喜多さんもここを目指したのです。

 鴨川を渡り西に歩くと、すぐにあるのが高瀬川。このあたりも雰囲気のあるところです。

 川沿いの木屋町通りを少し上るだけでも、史跡を見つけました。

 幕末の雄と言えば、坂本龍馬や中岡慎太郎。彼らの兄貴分と言える、武市瑞山の寓居跡です。

 司馬遼太郎の”竜馬がゆく”の中では武市半平太。現在は料亭になっているようです。

 はじめの目的地は京都市役所。昭和初期の建築物です。

 設計者の一人、武田五一は明治の終わりから昭和にかけて活躍した建築家で、関西電力京都支店も彼の設計です。

 次は京都市水道局へ。JR京都駅の南側なので、地下鉄を乗り継ぎます。駅の北側には、ご存知京都タワー。海の無い京都を照らす灯台をイメージしたそうです。

 木屋町通りは朝の9時ごろ歩きました。通勤ラッシュも一段落し、空気もひんやりと澄み”流石京都!”という感じでした。

 今年は酷暑の影響もあり、紅葉も随分遅れるそうです。観光ラッシュはもう少し先になりそうですが、ゆっくり散策したい人は今が最適かも。

須磨海浜水族園

 日曜日は生憎の雨でした。あれほど暑かったのが嘘のような気温で、肌寒い程。

 折角の日曜日なので色々考えた末、須磨海浜水族園に行く事にしました。私と子供、弟と子供、そして母の5人が弟の車で向います。

 阪神高速神戸線の若宮ICを降りるとすぐそばです。

 この施設は今年で50周年になるそうです。

 何処の水族館でも人気はやはりイルカショー。

 従兄弟になる2人は、2ヶ月違い。しょっちゅう会うので、互いに気は使いません。

 水中を歩くかのようなチューブトンネル。ここが世界初とのこと。

 規模こそ大きくはありませんが、アマゾンの巨大魚が触れるくらい真近に見れます。

 世界最大の淡水魚、ピラルクーが頭の上を悠然と泳ぎます。

 ナマズも2mはあるでしょうか。

 実は先週末、弟家族に第2子が生まれました。その前後、弟と甥っ子は実家に寝泊りしており、この5人で出かけたのです。

 私にも従兄弟が5人いますが、父母が田舎の出の為、年に1、2回しか会いません。

 それを思うと、近所に従兄弟が住むのは嬉しいことです。

 それが1人増えました。しかも男の子。

 段々荒っぽい喧嘩もするようになりますが、まずはここで生存競争を経験のです。

海、山、福井2

 月曜日の続きです。先週からの三連休初日、土曜日はいつもの敦賀半島へ。

 随分人も少なくなりました。

 人が居なければ、大きなカニも浜に上がっています。

 私達の夏はまだ続きます。父子で泳ぐ練習。

 晴れれば、泳ぐのに全く問題ありません。

 今回は家族だけ。昼食を作った後は木陰でずっと昼寝してました。風も爽やかでまさに夢心地。

 日が暮れて来たので、今晩の宿に向います。北陸道を北上して1時間半程で勝山市に到着。

 翌日は、朝から福井県立恐竜博物館へ。

 設計は最近奇行?が目立つ黒川紀章。彼の作品は多く訪れましたが、展示、建築を合わせて、一番分かりやすく、楽しい博物館でした。

 日本で発掘される恐竜化石の8割は福井県でのもの。

 その恐竜の化石も凄かったのですが、前回の写真です。映画のセットのようなエリアは結構な迫力でした。

 最終日の月曜日は、ホテル前のスキー場で草ソリ。父は汗だくです。

 帰りは少し寄り道して、越前の小京都、大野市へ。名水百選の”御清水(おしょうず)”を汲みに行きました。

 昔は殿様の飲み水だったとのこと。そう聞くと美味しさもひとしお。

 街の雰囲気も情緒があります。

 水下では地元のオバちゃんが洗濯ものなど。

 昼食は妻の希望で、福井市の中心街にある”元祖ソースカツ丼”をうたうヨーロッパ軒総本店へ。

 カツ丼セット¥1020。甘めの味付けが、子供に合ったのかバクバク食てくれました。

 かなり流行っていましたが、有名店の嫌な感じは全くなし。満足して大阪へ向いました。

 本当に暑かった今年の夏も、高原では終わりを迎えていました。

 猛暑、酷暑、異常気象。いろいろ言われましたが、終わるとなれば寂しいもの。

仕事の行き帰り

 現在設計している仕事の中に、京都の住宅があります。

 出来る限り、打ち合わせには電車で行っています。

 京都に向う路線で、好きな順番は①京阪②阪急③JR。

 京阪は特急でも40分以上掛かりますが、淀川の南側を並走する車窓を眺めていると、ちょっとした旅行気分です。

 しかし現実は事務所を出る寸前まで、図面を書いたり、模型を作ったりとバタバタします。

 それでも電車に乗ってしまえば、あがいても仕方ないので、最後に見直しをする時間が出来るのも良いところ。

 昨日は模型やサンプルなど荷物が多く、車で行きました。

 帰りがけ、堀川通りから東寺が。

 名神高速も右、左ルートができ、天王山で渋滞し難くなりました。

 10年前の高槻バス停付近は動かないテールランプがびっしり見えたものです。

 吹田ジャンクションあたりにはエキスポの観覧車。

 悲惨な事故を起こした事には憤りを覚えますが、遊園地が減って行く中、事故を真摯に受け止め、なんとか生き残って欲しいものです。

 普段はそう思わないのですが、夕暮れがそう思わせるのでしょうか。