2005年も残すところもあと3日となりました。
今年もいろいろなことがありましたが、我が家に子供が生まれたことで、大きく変った人がいます。
25日の日曜日は、急遽、私の実家で食事をすることになりました。
今まで、夫婦で実家に行くことはそんなに無かったので、孫を連れて来いということです。おじいちゃん、おばあちゃんにとって孫はかわいいものと聞きますが、これはもう想像をはるかに超えていました。

私の父は、孫の来る時間が分かっている時には、先に食事を済ませて待っています。少しでも多く遊べるよう、準備を整えて待ち構えているのです。
行くとやたらにだっこし、写真を撮りまくります。私の知る父とは全くの別人です。
この日は2ヶ月違いの弟の子供も来ており、クリスマスケーキの前で何故か撮影会が始まりました。もう紛れもないバカ家族です。

そうしていると、ウチの子供がケーキに手を突っ込んでしまいました。
誰かが怒った訳ではないのですが、みんなが一斉に「アーッ!」とか「あらら!」とか言われたのに驚き、泣き出してしまったのです。弟の子供は冷静なもの。

すると、おばあちゃんが「はい、はい大丈夫よー」とか言いながら、だっこして、どこかに連れ去って行きました。そこまでしなくても、という気もしますが、このたわいもない風景になんとなく幸せを感じるのでした。
これは以前にはなかった感じです。ということは、私もだいぶ変ったのかな?
先週、妻の実家で12年10ヶ月飼っていた犬の「マナ」が亡くなりました。
ゴールデンレトリバーという犬は大型犬で長生きが難しいそうですが、人に換算すると90歳の生涯でした。天寿をまっとうしたと言えるでしょう。
体調が良くないと聞いていたのですが、お昼頃に亡くなったという連絡が入りました。最期は苦しまず、眠るように息を引き取ったそうです。

その夜、実家のある高槻へ妻とお別れに行きました。私とは3年の付き合いでしたが、行った時にはよく散歩に出かけたものでした。
翌朝早くに家に帰ろうと玄関を出ると、カマキリを見つけました。かなりお腹が大きく、産卵場所を探して迷い込んだようです。もうすぐ新しい命が生まれるのでしょう。
お葬式の時には、無邪気に笑ったり、泣いたりする赤ちゃんに目が留まります。誰かが生まれれば、誰かは亡くなる。ごく当たり前のことで、永遠に続くものは何も無い。そんな時に「命は延々と受け継がれて行くものなんだ」ということを実感します。私も、その脈々と受け継がれる「命」を運んでいるとも言えます。
妻の家族にとって「マナ」はかけがえの無いない「家族」でした。「マナ」のことを話す時は皆が笑顔でした。「命」は唯一無二で尊いものです。ですから失われた時にその存在の大きさを実感します。しかし、その時にはどれだけ多くのものを与えられたかを反芻し感謝します。
死は悲しいものですが、決してネガティブなことだけではありません。死を見つめることによって、「生」が鮮やかに浮かび上がってきます。全ての生物の最期には、そんな役割があるのでは無いかと思っています。

先週末、やっと今年初めての海に行きました。場所は、日本海にある私が一番好きな浜で、小学校になる前から来ています。
「海」はここ一筋で、ここ以外で泳ぐこともほとんどありません。 水が綺麗で、景色が素晴らしいので、6ヶ月になった長男の初泳ぎ?もここに決めていました。

足を浸けてみると、不思議そうな顔をしていましたが、泣きもせず、笑いもせずでした。「まだ何も分からないか」と思っていたら、海から上がると何故か満面の笑みでした。
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この日も私達家族の貸切状態でした。最近少し疲れ気味だったので良いリフレッシュになりました。
心地よい海風、美しい緑、澄んだ水。やっぱり海はいい!

お盆は来週ですが、1週間前に、お墓参りに行って来ました。土曜日の朝に大阪を出て、まずは父の里、岡山県の児島へ。
児島は瀬戸大橋が掛かる本州側の町です。
先週末は最高気温36℃から37℃。鷲羽山(わしゅうざん)からは入道雲が伸びていました。

祖父は、父方、母方とも最近亡くなりましたが、祖母は2人とも元気です。5ヶ月になった子供を2人の祖母に会わせたいと前から思っていたのが、やっと実現しました。
父方の祖母は今年90歳。しかし、この暑い中、「グランドゴルフ」に出かけるくらい元気で健脚です。
満面の笑みで、妻と3人で記念撮影。

その後、母の里、香川県の琴平へ。瀬戸大橋で海を渡れば、1時間はかかりません。
母方の祖母は今年81歳。一度病気をしたので、昔ほどの元気はありませんが、今でも祖父が創業した、電気屋さんの店番をしています。
私のいとこの子供も加えてまた記念撮影。

琴平には、船の神様「金毘羅さん」の本宮が琴平山の中腹にあり、そこまでの石段は日本一の長さです。
琴平山は写真の通り、象のような形をしており別名象頭山(ぞうずざん)とも呼ばれているのです。

私の実家は商売をしていたこともあり、小学校までの長期休暇は、児島や琴平で過ごすのが常でした。
今でも田舎に帰ると、三十数年も昔の思い出が一気に蘇ります。
早朝、散歩をしていると、風景は昔のままでした。
朝露。

ひまわり。

でっかいタニシ。
私は自分の誕生日を、かなり気に入っています。7月生まれの獅子座。百獣の王ですからかなり強そう、とかも思っています。
7月は英語でJuly(ジュライ)。
ローマ帝国以前の暦にJuly(ジュライ)とAugust(オーガスト)はありません。紀元前一世紀、栄華を極めたローマ帝国では、英雄ジュリアス・シーザーを表すJuly(ジュライ)と初代皇帝のアウグスティヌスを表すAugust(オーガスト)が、一年の真ん中に割り込んだ暦を使うようになりました。
そのユリウス暦(ジュリアスのラテン読み)が進化した暦が、現在でも使われている訳です。
その証拠に、7月、8月以降はふた月づつずれています。10月を表すOctober(オクトーバー)のOctはラテン語で8ですから、元8月だったのです。
高校の世界史で、確かこんな事を習ったと思いますが、なんとも強引な話です。しかし、そんなJuly(ジュライ)も大好きです。
ずっと前に、祖母は私の誕生日を覚えてるのかなと思って聞いた事があります。「マサキちゃんは、ナニワ生まれの7月28日」とつぶやいてから答えてくれました。
1970年7月28日生まれ。ナニワ生まれのナニワ育ち。今日は私の誕生日です。
うちの子供はよく近所の人に「綺麗に散髪してるね」と言われるのですが、実は違うんです。
後頭部の上のほうと、えりあしの髪だけ長くそれ以外は刈り込まれているように見えます。私の経験から言えば、この髪型を好むのは、ヤンキー夫婦と、プロレスラーくらい。
私と妻にそういう趣味は無いのですが、そうなってしまうのは、彼が自分で「むしりとって」しまうからなのです。生後2ヶ月を超えた頃から、手をかなり意識するようで、初めは拳を口に突っ込んだりしていたのですが、モノが掴めるようになると、眠い時に、やたらと髪の毛をむしるようになってしまいました。
で、どうしても届かないのが後頭部の上のほうと、えりあしの髪だけなので、その部分のみ長いという変な髪型になってしまいました。おまけに手をしゃぶるので、ウンコの中には多量の髪の毛が・・・・・・。
まあ、そのうち止めるだろうと思っているのですが、人と会う時はその度に髪型の言い訳をしています。


この間の休みに、子供を連れて初めての遠出をしました。やっぱり、初めは海ダナ。和歌山市は越えてもう少し南のほうまで行きたいナ・・・・・・くらいの感じで昼前に大阪を出ました。
阪和道の「吉備」というインターチェンジでおりて、少し走ると釣具屋さんがあったので、「子供を連れて行ける足場のいい港ってありませんか?」と聞くと「すぐソコの港がエエかな」と。
のんびりと海を見ながら、少し波止から釣りをしました。釣果は小さなガシラが4匹と30cmくらいのベラ1匹でしたが、空は快晴で久しぶりの潮風は爽快でした。
子供も大変機嫌がよく、眠そうにしながらも笑っていました。
私は学生時代から、「モリヤ」というアダナで呼ばれる事が多く、友人の多くは現在でもそう呼びます。10年程前の夏、アメリカに留学していた友人が、ロシア人の同僚を連れて帰国していました。ロシア人の彼も一緒に海辺の民宿に泊まりに行くことになりました。
体重100kgはゆうに超える彼は、ウォッカで鍛えられてきた、「ザル」です。夕食の後も延々とお酒を飲みながら、いい気分になって、カタコトの英語で話をしていると、夏だったこともあり「オレ、海が好き」という話になりました。すると彼は「そりゃソウだろ。”モーリヤ”はロシア語で”海”だもん」と。
その時は「そうか、そうか、前世から決まってたんだ。オレも筋金入りダナ」なんて思っていました。という事はウチの子も・・・・・・
私の思惑通り、いつも一緒に海に行ってくれる、親孝行な子供になってくれればいいのですが。
近頃の休みは、何かと子供中心の生活になってしまいます。この日曜日は、お宮参りに大阪の平野区にある杭全(くまた)神社へ行ってきました。神社の起源は平安時代初期に遡るそうで、何度か参ったことがありますが、とても静かで、立派な神社です。
我が子の、一生の健康と安全をお願いするわけですから、神妙な面持ちでお払いを受けていると、儀式は滞りなく終わりました。が、自分のイメージにある「大」の文字が子供の額に描かれていません。
神主さんに聞いてみると、「最近は、男の子が『大』、女の子が『小』というのは、差別に繋がりかねない、ということもあり、描かない事にしています。ただ、お描きになられる場合の口紅なら用意しています」。ん~、なるほど。

とういことで、妻がその場で書いた『大』の字です。
ちょっと星型みたいですが、まあそれもいいんじゃないか、と私達夫婦と互いの父母、6人で笑っていました。
長男が生まれて、1ヶ月がすぎました。先月の末から、妻子ともに里帰りから帰って来たので、私にとっては、これからが子育て本番です。
驚くことがいろいろとあります。例えば、
1. 1~2時間ごとにミルクを欲しがって泣く
2. 授乳後はゲップを誘発させないといけない
3. 雲古はあまりくさくない
4. お風呂が大好き
などなど。
「しないといけない事」がたくさんあって、妻は特に大変ですが、少しづつ「してもいい事」を見つけていければいいかな、と思っています。
私が生まれた時も、全身毛だらけで、熊の子のようだったと言われましたが、わが子も、一緒に風呂に入ると、背中に毛が生えているのが見て取れます。坂本龍馬の背中にはタテガミのような毛がはえていたようなので、「もしかして、龍馬みたいな人生を歩んだら」などと一人、親バカな夢想は広がって行きます。
バスタブに入っているときは、特にご機嫌で、もう自分で泳いでいるような顔で手足を動かし、子もまた、悦に入っています。

一昨日産まれた長男の名前を決めました。自分としては出来るだけ呼びやすい名前を、と考えて付けました。
思いやりのある子供、そして大人になってくれれば……と願っています。
父親として名前は自分で決めたいと思っていたので、少し悩みましたが、今は、なんともと晴れ晴れとした気分です。
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