カテゴリー別アーカイブ: 01 旅・街

八尾南から八尾市縦断バスの旅‐2113‐

間もなく工事が始まる、八尾市でのプロジェクトがあります。

建築確認申請を提出するために、八尾市役所へ色々と手続きに向かいました。

平野のアトリエから八尾市役所へは車が早いのですが、その後、市内へ移動するのはやや億劫。

地下鉄谷町線の終点、八尾南駅まで行って、近鉄バスで行ってみることにしました。

駅前ロータリーはかなり立派です。

駅の正面に建つステーションプラザ八尾南は、全面カーテンウォールのなかなか恰好のよい建物。

その右奥に見えるのは、福原愛さんも所属していたミキハウスの本社です。

2019年に一度見に来ましたが、設計は黒川紀章です。

反対に、駅の北側は何も無いかなり広い空間があります。

駅の改札横に、ここが元は八尾空港の一部だった写真が展示されていました。

出入口に沿って、飛行機が並んでいるのが見てとれるでしょうか。

他にも、ひとつ手前の駅周辺の長原遺跡と、八尾南遺跡から出土したもののレリーフが展示されていました。

地下鉄の延長工事のため、1974年から1980年まで断続的に発掘が行われ、約1万年前の旧石器時代の石器から、室町時代の井戸の跡まで、多くの遺跡が発見されたとあります。

湿地帯だったことを活かし、弥生時代から稲作が行われていた痕跡も見つかったそうです。

古墳銀座と言ってもよい、藤井寺市のすぐ北にある八尾市は、早くから多くの人が暮らしていたのです。

また、なんとも八尾らしい告知も。

八尾えだまめの収穫体験は、参加費1000円で、1kgも収穫させて貰えるようです。子供が小さい時ならすぐに申し込んでいたと思います。

行けなくても、参加費はお出しするので、半分けしてくれないかなと思うのです。

現在は八尾空港とは少し距離ができましたが、小型飛行機、ヘリコプターが断続的に離陸している音が聞こえてきます。

バスに乗ると、すぐに八尾空港の横を通過しました。

ここは、子供連れの家族にお勧めです。人も少なく、子供は飛行機大好きですから。

途中、バスはJR八尾駅を通過します。

八尾市役所前で下車し、各担当部署をまわり手続きをすませました。

市役所から近鉄八尾駅まで歩き、近鉄大阪線で市内の審査機関へと向かったのです。

3つの駅の中でも、近鉄八尾駅前は、イトーヨカドーやアリオもあり一番賑やかな感じでした。

仕事で出掛ける時も何か楽しみは見つけたいといつも思います。

八尾南駅、JR八尾駅、近鉄八尾駅と、近鉄バスで八尾市を縦断するバスの旅でした。

ただ、八尾南駅に笑えない告知もありました。

それはそうでしょう。

駅員さんもこれは大変です。

室町時代ならこんな注意は受けなかったでしょうが、残念ながら現代はそうもいきません。

太古から多くの人が暮らす街です。美しくあれるよう、そこは皆さんよろしくお願いします。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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トンビに撃墜されない範囲で、‐2112‐

土曜日は、日本でオーロラが観測されたというニュースがありました。

自然の話と言えば、温暖化、記録的豪雨など、聞き難いものが多い中、何とも夢のあるニュースでした。

強力な太陽フレアが連続して発生したのが要因で、北海道から能登半島までの日本海側で観れたとありました。

被災された北陸の皆さんにとって、一服の清涼剤になったと思いますし、改めて自然の奥深さを感じたのです。

同じ土曜日に、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」のゲンバ日記をスタートしました。

初回は計画の説明の前に、私の下北山村愛がほとばしる内容になってしまいましたが、よければのぞいてみて下さい。

下北山村はニホンカモシカから熊まででるところですから、猿、鹿は普通に会います。

前回七色ダムへ行った際も、水面近くまで降りてきて、新芽なのか花弁的なものなのか、ムシャムシャ食べていました。

ドローンで撮影する時は、国交省に飛行許可を申請すると共に、ダムの管理者、電源開発の方にも許可申請を提出しています。

5月5日も、ゲンバ日記用に池原ダムで撮影していました。

この日は天気がよく、ドローンが飛んで良い空域、150m近くまで高度を上げました。

あたりにはトンビも多く生息しています。

風を受け、空中でくるりとターンする様子は気持ちよさそうですが、上空から人間の食事を狙っていることもあります。

以前、長男が食べていたバナナを上空から狙われ、音もなくかっさらわれました。

あの鋭い爪でバナナを捕まえた瞬間、バサリと羽が私の顔に当たりました。

子供に怪我がなかったのが何よりでしたが、皆さん是非ご注意下さい。

実は、これ程近くに飛んできたのには訳があります。

トンビはドローンを自分の制空権を犯す侵入者とみなします。いつもなら、この辺りで暮らす住人がすぐに威嚇してくるのです。

しかし、この日は近くに居なかったようで、順調に撮影していたのですが、ある瞬間音もなく現れ、こちらに滑空してきました。

それで急いで高度を落としたのです。

すでに何機かのドローンが撃墜されているそうで、あやうく新機を破壊されるところでした。

下北山村の自然に対する愛情は、ひとかたならぬものがあるのですが、常に片思い。何とも切ないものです。

「バカの壁」の著者、養老孟司は、戦後日本は「都市化」したと考えると理解しやすくなると言いました。

車が走り難いからアスファルトを敷き、雨が降ると買い物がし辛いと屋根を架けました。

ジャングルで石に躓いても誰も怒りませんが、ニューヨークで歩道に穴がありそこで怪我をしたら、市を訴えるのです。

コントロールできないものをどんどん排除し、文明は発展してきました。しかしその弊害として「何事も人のせいにする人が増えた」そうです。

この話、稀代の論客が鋭く現代人を考察しており、身につまされる思いがします。

魚が釣れないのは、誰のせいでもなく自分の知識と技術の至らなさ。

熊やトンビに駆逐されない範囲で、「言い訳」という錆を削り落としたいと思うのです。

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池原→七色→池原‐2110‐

ゴールデンウィーク後半。

前回は、仕事だけでお預けだった池原ダムへ。

う回路を回って3時間15分かけてやってきました。

ボートを駐艇しているトボトスロープへ。

ボートの昇降ができない水位まで下がっており、降ろすことができませんでした。

1年に1回あるかないかの為に、牽引の許可は取っています。

しかし、ボートを繋ぐと全長が12m程になり、運転はかなり神経を使います。

特に、バックでボートを湖に入れるときは、慣れていないので難易度マックスなのです。

しかし、ここまでやってきてそうも言っておられず、南にある七色ダムへ。

スロープ60は、若いときはかなりお世話になりました。

何とか湖に浮かべるところまで済ませひと段落です。

「下北山村の古民家リノベーション計画」もかなり進んでおり、現場に寄って撮影をしてきました。

この日は、早めにバンガローに戻ってワーケーションです。

翌日は早朝から湖上にでました。

池原ダムと同じ熊野川水系にありますが、七色ダムは景色が随分違います。

水位変化が少なく、景色が優しいのです。

名物、発電所跡.

穏やかな水面の上を疾走します。

今回は、ボートのシステムを色々やり替えたので、テストの意味合いもありました。

しかし上手く機能せず、釣りはせずに再びトボトスロープにボートを戻しました。

折角戻ったので、全国のトボトスロープファンにお届けします。

上空115mからの空撮です。

今朝、大阪に戻ったのですが、ゴールデンウィーク最終日は生憎のお天気になりました。

それでも、紀の川を通ると、多くの鯉のぼりが風に泳いでいました。

子供が小さい時、長期休暇は本当に全国を走り回っていたことを思い出しました。休暇の過ごし方も、歳と共に変化していくものです。

明日からはフルスロットルで疾走します。

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変人の人生を掛けた挑戦‐2108‐

ゴールデンウィークに入りました。

今日明日と少し雨が降るようですが、概ね好天の予想。前半はしっかり働らき、後半は仕事を兼ねて遠出できたらと思っています。

仕事もようやく一区切りがつき、経営の勉強会に参加するため、近鉄電車で向かいました。

地下鉄からは鶴橋で乗り換えます。

ディープ大阪の変わらぬ景色にホッとします。

一方、変わっていく景色も。

以前は、古き良きたたずまいの本屋さんがあった場所です。

寿司屋さんに罪はありませんが、何とも寂しい限り。

八戸ノ里で下車。

第二寝屋川を渡る頃、丁度日没でした。

本当に日が長くなりました。

会場を提供して下さっている会社に着くと、沢山の在庫が駐車場に出ていました。

物不足の影響で、原材料を多めにストックしたものを整理しているそうです。

円安の影響もあり、メーカーの方は尚大変です。

以前、鶴橋にあった「高坂書店」は2023年の8月末で閉店しました。

先日のニュースでは、書店ゼロの自治体が27%になったと報じています。

本大好きの私が思う書店の価値は、「明確な意思がなくても、本をスピーディに探せる」に尽きると思います。

どんな本が欲しいか決まっていたら、Webサイトで購入すれば良いですが、決まっていない時に大きな差ができます。

そんな時は、ジャンルだったり、作家だったり、ポップだったり、装丁だったりで探すのが楽しいのです。

パソコンの、ましてスマホの画面の中で、読みたい本を探すのはとても難しいし、もっと言えば苦痛に近いものがあります。

空間を見渡せることこそ、最大の価値だと思うのです。

レビューを見て、評価やお勧め度を知れるメリットは大きいですが、それとて書店で手に取って本を選ぶことに比べればワクワク度は大きく劣ります。

受け身すぎると思うのです。

行政も、「まちの文化発信拠点としての書店」を期待し、施策を打っていくでしょうが、やはり一番の問題は若い人が本を読まないことです。

そういう私も、この点は大きな敗北感を味わいました。子供に本の楽しさを教えきることができてなかったのです。

「本当に面白い本を読み続ければ、絶対に本好きになる」と思っていました。

実際、中学校になってスマホを持つまでは、兄、妹ともかなりの読書量でした。しかし、スマホが供給する、スピディーで可視化が不用なエンターテイメントに全て取って変わられたのです。

なんとかそれを覆そうと足掻いたのですが無理でした。

これは我が家の問題ですが、多くの家庭で起こっている現実だと思います。ということは、現時点で書店が増える可能性はないということになります。

私は今でもスマホをほとんど使いません。というと、変人扱いですが、その代わり本はいつも1冊はカバンに入っています。

1日は24時間しかないので、単純に言えばスマホか本の2択なのだと思います。

私が本を読み続ける理由は「立派な人になれる」と信じているからです。

スマホか本か。立派になれるかなれないか。人生を掛けて挑戦してみたいと思います。


■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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桜せつなく‐2102‐

今日は生憎の天気でしたが、昨日は好天に恵まれました。

南から光を受けている時の阪急百貨店は、特に美しく映えます。

低層部は以前の阪急百貨店のデザインを活かし、2010年から順に高層部が開業しました。

向かいの阪神百貨店も、同じように旧百貨店部を活かし高層化した建築です。

2022年に全館が開業しました。

しかし北向きにつき、光の受け方は正反対になります。

長年のライバルだった阪急と阪神が、大阪梅田ツインタワーズ・ノースとサウスに名前を変え、同じ企業になるのですから、時代は変わるものです。

2つの高層ビルを縫うように走る御堂筋を南下すると、色づいた街路樹が見えてきます。

この時期に紅葉しているのはノムラモミジでしょうか。

更に南に下ります。

阪神百貨店の南にある大阪駅前第4ビルの横を過ぎると、 第3、第2、第1ビルが西へと並ぶ東西の通りに出ます。

梅田で最も桜が美しい場所と言えばここしか思いつきません。

今年の1月末に、第3ビルと第2ビルの間から西を見た写真です。

2カ月でこれだけ変化があるのですから、インバウンドが増加するのは当然と言えば当然かもしれません。

何度でも楽しめるのが日本の四季。

外国人もあちこちでシャッターを切っていました。

通りの両側に桜はありますが、日を受ける北側の景色が特に美しいのです。

第4ビルの西隣に建つのは梅田DTタワー。

この時期、1階にあるカフェは、この桜を眺めながら一服できる特等席になります。

このあたりの桜に、若干詳しいのには理由があります。

2015年の4月2日に「seven dreamers Umeda Osaka」がグランドオープンしたからです。

場所は、このカフェの真向かいでした。

完全オーダーメイドの高級ゴルフクラブシャフト、快眠サポートグッズ「ナステント」、後に全自動衣類折りたたみ機 「ランドロイド」と、世の中にないものを作り、快進撃を続けていた「seven dreamers」。

同ブランドの3店舗目としてオープンしました。

工期は非常に厳しく、深夜に現場で打合せがあったこともありました。

しかし「ランドロイド」の販売まで資金が続かず、2019年の春に破綻してしまいます。

計画に関わった者として残念ではありますが、ブランドをゼロから立ち上げるという、貴重な場面をつぶさに見せて貰うことができました。

失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる。

経営の神様、松下幸之助のよく知られた言葉です。

何があったとしても、春は必ずやってきます。

桜はせつなく美しい。色々なものを糧として、今年度もただ前に進むだけです。


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■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

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再訪、杜の都。私以外‐2098‐

独眼竜・伊達政宗の居城だった仙台城跡に来ています。

私以外の家族3人が。

寝る時間も、食べる時間も惜しんで働きましたが、週末の2日を完全に休むのは無理と判断。

泣く泣くエアチケットをキャンセルしたのです。

年始あたりだったか、娘が「東北大学に興味がある」と。

それなら、家族で行こうかと計画していました。

長男は東京から新幹線で合流。1時間半で来れるそうです。

キャンパスは、駅3つ分くらいあり、兎に角大きいそう。

長男の時もそうでしたが、気になる大学は見に行くべし。

自分がそこに通う姿をイメージできれば、合格したも同然です。

大学訪問の後は仙台海の杜水族館。

娘は小さい頃から水族館好きで、日本国中を制覇しようと考えたこともありました。

また、長男は大のペンギン好きで、SNSのアイコンにも使っている程。

親として、何となく画的に納得できるのです。

ついに送られてきました。

1日の最後は勿論牛タン。

この写真を見ながら、私はアトリエで自炊するという……

週末、大阪の天気はいまひとつでしたが、日曜日の仙台は快晴。

それも分かっていたので、いい写真が撮れるだろうと楽しみにしていました。

松島の少し仙台寄り、塩釜湾から遊覧船が出ているようです。

日本三景のひとつ、松島の魅力は何と言っても浅い海に浮かぶ島々。

家族で47都道府県制覇の旅でも一番最後になったのが宮城県でした。

2017年の年末にようやく完遂できました。

山の上から眺める松島も素晴らしかったのですが、晴れた青空にエメラルドグリーンの海も負けず劣らず素晴らしい。

松島で上陸し、色々な体験をさせて貰えるようです。

カキ。

笹かまぼこ。

そしてずんだ餅。

どんどん写真が送られてくる中、再び私はアトリエで自炊……

こういった街の写真がもっと欲しかったのですが、行っていないので文句は言えません。

前回の仙台訪問の日記を読むと、2017年の夏休みに来るつもりだったのが、この時も仕事の関係でキャンセルしていました。年末はそのリベンジでした。

当時のスケジュールを見てみると、「さかたファミリー歯科」「R grey」が工事の最終盤。

「碧の家」が工事の中盤に差し掛かった頃。

「白のコートハウス」「山本合同事務所」「トレジャーキッズたかどの」の工事が始まったばかり。

そして「どこにもない箱」がプレゼンテーション前でした。

マルコが辞めた翌年で、スタッフ2名と私で総勢3名。プラス、オープンデスクとアルバイトが2、3人という体制でした。

人数こそ今より多いものの、これは休んでいる暇は無いなという感じです。

「誰にも負けない努力を」と、尊敬する稲盛和夫さんに教えて貰い、ずっと実践してきたつもりです。

実施設計最終盤のプロジェクトがあるので、昨晩も朝方まで図面を描いていました。

ところが、今日の打合せでかなり大きな変更がでてしまい……

それでも、ピンチはチャンス。ありがとうございます!と言って頑張るしかありません。

2017年夏のキャンセル時は、旅行自体が中止になりましたが、今回は私が外れただけ。

子供が大きくなったからですが、その分、気は楽です。

懸命に働くので、何とか志望校に合格し、最高の学生生活を送って欲しいものです。

仙台にご縁があると良いのですが……

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梅田ダンジョン③最終回<阪急三番街と阪急サン広場編>‐2091‐

これまで、2回に分けて梅田ダンジョンを紹介してみました。

1回目は<大阪駅前ビル編>

南の端に広がる、大阪駅前第1・2・3・4ビルの地下街をとりあげました。

2回目は<1.2KM東西横断脱出編>

日本最大級と言われる梅田ダンジョンですが、東西1.2kmを横断してみました。

3回目は北端の阪急三番街から南下してみます。

阪急の大阪梅田駅は、このエリアにある駅では最北に位置します。

その中でも、一番北にあるのは茶屋町口。

駅をでると、北に抜ける道には以前水族館がありました。

現在は、ブロックのアートに変わっています。

地下に降りて行くと、「川が流れる街」阪急三番街です。

北館と南館に分かれています。

オープンは1969年ですから、私より1つ年上。

長く続く店舗も結構あります。

何と言っても見所は「川」です。

沢山の店舗面積を失うにも関わらず、新しい試みにチャレンジしたのです。

以前は、噴水アートが素晴らしかったのですが、現在は若干大人し目。

それでも、創業者・小林一三からの引き継がれる阪急魂を感じるのです。

三番街は東西にも南北にもかなりの広さがあります。

南東の端で、ホワイティうめだと繋がるのです。

そのホワイティうめだを南下する途中に、阪急サン広場地下通りがあります。

入口が分かりにくく、若干アップダウンがあるのですが、ちょうど梅田ダンジョンの中央を東西につないでいます。

梅田ダンジョン攻略にはここが意外に重要です。

この写真は上が南です。

三番街は西にも行けるのですが、南に抜ける通路がないのです。

久しぶりに通るとリニューアルされていました。

丁度阪急百貨店の北端を東西に走っているのです。

地上で言えば、阪急百貨店とJR大阪駅を結ぶ横断歩道の真下。

ここを西に進むと、御堂筋線の梅田駅の中北西改札の脇にエスカレーターがあります。

梅田周辺は、地盤沈下の影響で本当に段差が多いことを昨年の8月に書きました。

ここは、ekimoを介して東梅田駅からもアクセスでき、唯一段差無しでJR大阪駅にアクセスできるエスカレーターなのです。

キャリーを引いている時などは本当に重宝します。

ただ、ここまでの通路幅が狭いからか、表示板などでは積極的に案内はされていません。

それで、この東西ラインが梅田ダンジョン攻略のポイントなのです。

阪急サン広場とはここのことでした。

地上に出れば「ああここか」となるのですが、地下は情報が少ないので、経験だけが頼りになるのです。

梅田ダンジョンのことを3回に分けて書いてみました。

阪急サン広場地下通りも上手く活かして攻略してみて下さい。

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ワンちゃん大好き、ワンダフルハウス‐2089‐

建築設計は、快適、デザイン、安全に加えて、法規、条令のクリアも必須です。

普段の暮らしの中で、法律を意識することはあまり無いと思います。

よほど悪いことを企んでいない限り……

この日は、八尾市役所へ関係部署への書類を提出してきました。

スタッフがいる時は、私が出向くことはまずないので、かなり久し振りに役所を回っています。

八尾までくると、山が近いことにいつも感激するのです。

JR八尾駅の窓の衝突防止シールは、なんと枝豆。

一般的には丸い銀のシールですが、これはステンレスを切り出した上級品でした。

クライアントが近くに住んでいるので、ご自宅にお邪魔しました。

2匹のチワワと一緒に暮らしますが、そのハンガーを採寸してきました。

かなりの枚数があるので、2列にハンガーパイプを取り付けられるか、確認しておきたかったのです。

このサイズなら可能な感じ。

真珠のような装飾のある可愛いハンガーです。

ただ、一般的なハンガーの直径は32Φで、それでは掛からないことが分かりました。

建築は、小さなものを大きくすることは、比較的簡単なのですが、反対は苦手です。

折角の造り付けの家具の内側に、要らぬビス穴ができてしまうところでした。

そういえば、ダイソンも壁付けではなく、スタンドで充電していると聞いていたので確認です。

通常より背が高く、あやうくこちらも入らなくなるところでした。

色々な経験が、リスクを嗅ぎ分ける嗅覚を研ぎ澄ましていきます。

恰好をつけて書きましたが、それだけ痛い目に会っているか、冷や汗を流したことがあるのですが……

ワンちゃん大好きのご夫妻が、楽しく暮らせるワンダフルな家になりますように。

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青春ヒッチハイク‐2088‐

この時期は大学受験真っ只中です。

昨年の春から東京の大学に行っている長男ですが、受験で大学は休み。

帰省するとは聞いていましたが、ヒッチハイクで大阪まで帰ってくるとは聞いていませんでした。

心配するだろからと、妻と妹のストーリーズは見れないようにしていたそうです。

私は見れたのですが、流石に子供のインスタを見に行くことはなく……

金曜日の夜、「ヒッチハイクでもうすぐ吹田に着く」と連絡があってから、のぞきにいったのですが、思わず笑ってしまいました。

一緒に寮でくらす親友と、2人で計画したそうですが、東京にはヒッチハイクの聖地があるそう。

それがマクドナルド 用賀インター店。

なるほど、東名高速に乗る前に腹ごしらえするには絶好のロケーションです。

ドライブスルーもあり、合流前に一旦停止したタイミングで声を掛けると、ほとんどの人が話は聞いてくれるそう。

最終的に、4台を乗り継いで1日と少し掛けて帰ってきたのですが、3組のヒッチハイカーのブログをリサーチし、9時間くらいで帰ってくるつもりだったようです。


一番驚いたのは、最も長く声掛けをしたのが2時間だということ。

ただそこは、かなり車が止まりにくい条件でした。

多くは10分~30分くらいの声掛けで乗せてくれたらしく、ヒッチハイクが良いか悪いかは別にして、日本もまだまだ捨てたものではないなと思ったのです。

1台目は私と同年代の女性でした。

木曜の夕方5時頃に声掛けを初めて20分くらいで乗せてもらい、第1目的地の海老名に到着。

もとは海老名サービスエリアの1つ手前までという話だったのが、満車状態で入れず、第1希望の海老名までやってこれました。

お金は全く払っていないのですが、別れ際に用意してきたお土産だけ渡したそう。

なのですが、急に雨が降ってきたので、傘まで貰ったと言っていました。

ヒッチハイクと聞くと、長距離トラックをイメージしますが、今は企業的に完全NGだそうです。

それで、同じ大学生が一番良いのですが、海老名でもすぐに大学4回、2回の若者が同乗をOKしてくれました。

2人は名古屋の大学近くで下宿しており、東京から帰る途中。


車内では、4人でかなり盛り上がったそうです。

うち2人が、かなりのサウナーらしく、サウナの聖地「しきじ」にわざわざ寄ってくれたのです。

裕福な大学生らしく、サウナ代を奢ってもらったと言っていました。

何とも厚かましいと思いますが、本当に良い人に出会った訳です。

木曜日の夕方出発なので、この時点で深夜になっています。

ですが、更に浜名湖サービスエリアも案内して貰い、最終的に4回生の先輩宅に4人で泊まることに。

お金は無くても、楽しむことはできるということです。

ここは一番見習わなくてはなりません。

深夜まで皆でドラマを見て、昼過ぎには名古屋名物「岐阜タンメン」へ。

その後、東名の名古屋インター付近まで送って貰い、インター入口の少し手前の信号で声掛けを始めます。

しかし、なかなか車は止まってくれないそう。

それはそうだと思います。

色々考え、2匹目のドジョウではありませんが、2kmほど離れたドライブスルーのあるマクドナルドまで歩くことに決めました。

その途中、ガソリンスタンドがあったので、だめもとで3人程声を掛けてみると、刈谷まで送ってくれる人が現れました。

南米系のかなりのイケメンですが、日本語はペラペラとのこと。

ここが最難関で2時間掛かったそうです。

長男はまだ車の免許を持っていないので、高速に乗る車が、どんなところに止まりやすいかがまだイメージできていませんでした。

近くにめぼしいポイントが少なければ、まずはガソリンスタンドだと思いますが、これも良い経験になったと思います。

当初のリサーチから、最終乗り継ぎ地点と考えていた、刈谷ハイウェイオアシスに少し東に戻る感じで到着。

ここは一般道からも入れるようで、完璧なセレクトだと思います。

1人は食事が終わった人、1人は出発の為にライトを点灯した瞬間の車と、2人で手分けして探したそうです。

元々人当たりは柔らかいのと、はっきり言って厚かましいので、9時間は無理でしたが4台目の車が見つかりました。

元々この地域の人のようですが、大津くらいまでならいいよとのこと。何の用事がある訳でもないのに、です。

40歳前後の優しい人で、更にお願いして最終的には吹田駅まで送って貰ったのです。

このあたりで、家族のラインに連絡がありました。

しかし、この日も結局家には帰ってきませんでした。

親友と、この体験を語り合いたいので、カラオケに行くという連絡が入りました。

妻はヤキモキしていましたが、気持ちは良く分かります。

このヒッチハイク旅行で使ったお金は1500円。

それを考えると、カラオケも結構高いので、梅田のマクドナルドで朝まで話していたそうです。

猿岩石のユーラシア大陸ヒッチハイクの旅はリアルタイムですから、私たちはヒッチハイク世代と言ってもよいと思います。

しかし車を持っていたので、ヒッチハイクはしたことがありません。一度、沖の磯で困っている人を、ボートに乗せてあげたことはありますが。

寝れないかもしれず、いつ帰ってこれるかも分からない旅は、学生時代しか無理です。とても良い経験だと思いますし、私が聞いていても楽しかったです。

一番いいなと思ったのは、丸2日ろくに寝ていないのに、朝まで話したかったということ。

今はほとんど友達はいませんが、学生時代は、よく夜通し語り明かしたものです。

青春とは、悩み語り合う時間があることを言います。

3年などあっという間です。思う存分、悩み、語り、楽しみ、苦労して欲しいと思うのです。

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「ブラタモリ」終了で、ブラモリタニ天満編‐2087‐

昨日、NHKの人気番組「ブラタモリ」のレギュラー放送が3月末で終わることが発表されました。

特番などには含みを持たせた感じですが、それでも残念です。

タモリさんも78歳。

仕方ないと思いますが、何を楽しみにこれから生きていけばよいのか……

基本、街歩きが大好きなので、真似をしてあちこちブラブラしています。

事務所の移転先を探していたこの1年は、特に大阪市内によく出かけました。

残念なので、ブラモリタニ天満編です。

JR天満駅は扇町とも近く、関テレの本社ビルがホームから見えます。

大阪駅からひと駅ですが下町感は満載です。

ホームの北側に、K-1で一気に知名度が上がった正道会館の道場が見えています。

今は亡き、アンディ・フグは本当に格好良かった。

改札を出ると、何と言えば良いのか密度がかなり高い。

駅を中心に広がる商店街が、ディープ大阪の雰囲気を醸し出しています。

まずはブラブラしてみます。

午前中ですが、結構出来上がっている人が沢山いる感じ。

なるほど、居酒屋の店内にも結構人が入っています。

何と言っても安い。

「おやじが喜ぶ」のコピーを見て入ってみたくなりました。

今回の物件調査も、現地まで足を運びました。

しかし残念ながら、「無し」の感じでした。

この距離感ではありませんが、妻ともかなり沢山の街を見て歩きました。

それで、ついに物件が決まりそうです。

決まった予算の中で、ようやく納得できる物件に巡り合いました。

終盤になって、一旦とん挫したのですが、また話が復活してきたのです。

ようやく、大きな一歩を踏み出せそうですが、そんな日にブラタモリ終焉の発表でした。

物件と言いましたが、色々見て回って、最終的に私にとって一番大切な要素は「街」でした。それは「ブラタモリ」が好きなはずです。

移転の詳細が決まれば、またここでお知らせしたいと思います。

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