木曜日の昼から「取り扱い説明」、いわゆる「取説」でした。
引渡し前に、キッチン、ガス給湯器などの担当者が順に現場を訪れます。
キッチン担当は、少し早めに来て準備中。
この住宅のメインコンセプトは「家事動線がコンパクト」。
キッチンとダイニングテーブルは横並びなので、動線は最短です。
階段の向こうにあるのは洗濯室。
洗濯機は引っ越し時に据えられますが、その上にあるのは簡易アイロン台です。
洗濯室からは脱衣室、洗面へとアプローチできます。
エントランスからの並びは、シューズクローゼット、クローゼット、洗面、脱衣室、浴室。
脱衣室は洗濯室とつながり、洗濯室とキッチンがつながります。
更に全てに廊下からもアプローチできるのです。
そうこうしているうちに奥さんがみえ、説明が始まりました。
正面に見えるのは中庭。
コートハウスはやはり光が優しい。
6畳ほどの空間ですが、2階の窓から1階とコンタクトできるようになっています。
奥にあるのは当面は土遊び場、将来は緑を植える予定です。
中庭は2階においても価値があります。
1、2階ともですが、全ての部屋が中庭に向いて開いているので、完全にプライバシーが守られています。
こちらの住宅の公開は現場まで、よって今回が最後。
これもストーリーの1つなのです。
文責:守谷 昌紀