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船検

 自家用車なら、車検は新車で3年、2回目からは2年毎です。

 船検というのもあって、正確には船舶検査。小型船舶の場合、中間検査と定期検査が3年ごとに繰り返しあります。

 父から引き継いだ海用のボートと、湖用のボートがあり今年は海用の中間検査。

 小型船舶は自分でするほうが一般的で、費用も随分安くつきます。

 以前は、現地まで出張してくれたのですが、港に係留していない船は、持込検査が原則なのです。

 大正区にある、日本小型船舶検査機構まで行って来ました。

 救命胴衣、浮き輪などの法定備品が装備できているか、船体に破損は無いか、エンジンの整備が出来ているか等など、検査員にチェックして貰い、40分ほどで終わりです。

 普段係留していないのでどうしているかと言うと、共に実家のガラス屋に置いてあります。

 良く使うほうは1階作業場の天井に。もう1隻は……。

 屋上に置いてあります。実家の屋上にはクレーンがあるのです。

 普通あるものではないと分かっていますが、よくよく考えれば不思議な家です。

 実家は当時の得意先だった工務店が設計して建てたのですが、よくOKしたものです。

 父はよく言えば常識にとらわれない、悪く言えばちょっとクレイジーなところがあって……

 実際これがあるおかげで、随分助かっているのですが。

海の中へ

 昨日は、クライアントのご主人と釣りに行っていました。昨冬、春に釣行する約束をしていてのです。

 大阪湾は夏のような日差しで快晴。しかもベタ凪。もう最高の釣り日和。紀淡海峡に浮かぶ友ケ島周り、大阪府最南端の岬町沖など数ヶ所を回り、ガシラ、ベラ、チャリコ、グチなどが30匹以上と釣果もまずまずでした。

 ご主人にも楽しんで貰え、万事良かったのですが、私が釣りをしていたのは1時間半程。あとは釣場に向かう行き帰りを含めて、大半は船室で横になっていました。

 土曜日に、先輩の結婚披露宴があり、家に帰ったのは深夜2時頃。タクシーに乗った記憶がうっすらあるくらい。記憶がほとんど無いくらい、久し振りに飲みすぎました。

 日曜日は4時起きだったので、早く帰ろうと決めていたのですが、体育会の悪しき習慣なのか、独特の濃厚なコミュニケーションなのか、ついつい……。

 釣りのほうは1時間半でも結構釣れたので、写真を何枚か撮って、明日の日記はこれでOK。ちょっと横になろうと、海水で手を洗おうとした瞬間、ライフジャケットのポケットからデジカメが……

 一年に満たない短い付き合いが終わりました。自分のライフジャケットならこんな事は無かったはずが、準備不足がこんなところに出てしまいました。

 しかし踏んだり蹴ったりという感じはありません。海上の空気はいつも綺麗ですが、気温、天候、波と条件が揃うことは滅多にありません。波に揺られて、久し振りに会うクライアントと海を眺めながら四方山話をするのは、かなり程贅な時間です。

 私が船室で寝ている間、船頭の父と雑談している声が、うっすらと船室へも聞こえていました。今回は完全に父のおんぶにだっこでした。
 

 船酔いしない為の3ヶ条。
①前日よく寝ること→2時間睡眠
②しっかり朝食をとること→二日酔いで全く受け付けません
③遠くの景色を見ること→見えるのは狭い船室の天井のみ

 それでも船酔いしなかった事が、まったくもって小さな自慢です。

 夕方は家族皆で実家へ。

 お好み焼きでした。二日酔いだったにも係わらず、すでにビールも。

 食卓にはカーネーションが。妻と義妹からのプレゼントでした。

 母の日に夕食を世話になっているのは、どう考えてもアベコベです。

 しかし母が一番喜ぶことは、皆が健康でごく普通に暮らすこと。ごく普通に暮らせるよう精一杯働きます。

 カメラはひとまず一代前が現役復帰です。

春の紀北

 何やかにやと書いた、賃貸マンションの敷金の件。結局全額返ってきました。

 当たり前の話しですが、公平な判断を仰ぎましょうと言えば諦めると言う事は、違法性を認識していた事になります。

 不動産仲介業者が、毎回変わる借主でなく、長く関係が続く大家側を向いているのは理解できます。とはい言えあまりにも……何れにしろこの話しは決着です。

 日曜日も快晴。初夏のような日差しでした。長男と2人で釣りへ。

 阪和道を下り、広川ICで降ります。更に42号線を南下し、由良の海岸線へ。手頃な漁港が有ったので、入ってみました。

 大引という集落で、大阪からは2時間弱。

 途中でエサを買う時「気温は随分上がっているけど、海の中はまだ冬。あったかいと思ってるのは人間だけ。結構厳しいよ」と、辛口のコメント。

 それもそうです。水は大気に比べて一ヶ月遅れ。なので気楽に実釣開始。

 ガシラくらいは……と思っていたのですが、やはりなかなか釣れません。

 子供はエサのゴカイに水を上げて、機嫌よく遊んでいます。

 あっという間に昼が来て、弁当を食べて、車の窓を開けて昼寝。

 釣れても釣れなくても、この時間が最高です。書くなら-甘睡-。

 子供は2時間近く寝ていました。そのスキに小さなベラを2匹。ボーズ(一匹も釣れ無いこと)は免れました。
 帰り道、峠で横倒しになっている車や、タイヤが破裂した車をみました。

 ETC特別割引が始まって、渋滞が増えました。いつも以上に、時間の余裕をもって出掛けたいところです。
 
 関西で最も混む高速の一つ、阪和道。この日も3:00pm頃で11km渋滞していました。混む所はいつも和歌山市内に入っていく長峰トンネル。

 国道を走って、有田ICで乗れば丁度トンネル前なので、いくら渋滞していても、プラス10分程。そこまで並んでいる人には訳ないという人には、トンネル東にある山越えの道もあります。

 渋滞の表示を見ると、抜け道スイッチが入るので、好きではないにしても、嫌いではありません。ただ今年の渋滞は予測不能で、倍ほどになるとの予想も。

 学生時代は、バブル絶頂の頃。もしかすると、その頃と同じくらいの渋滞があるかもしれません。

意外に美味しい魚

 この連休あたりは、運動会のピークでしょうか。

 我が家の長男は昨日の日曜日で、良い天気にめぐまれました。

 徒競走は3回目にしてやっと泣かずに完走。

 順位はもうひとつですが、よしとしましょう。

 今日は体育の日で休日。と言っても、10/13では正直ピンと来ません。

 父、私、長男で釣りに行っていました。

 今回は近場で関空沖。

 出船も遅かったので、子供の釣りの練習です。

 しかし退屈しない程度には、ポツポツと上がってきました。

 グチは白身ですが、身が柔らかいのであまり喜ばれません。本当は一夜干しにすれば良いのですが、塩をして冷蔵庫で寝かせるだけでも、随分身が締まります。

 意外に美味しい魚なのです。

 カワハギは、嬉しい魚です。

 まずその名の通り、口を切り落とせば簡単に皮が剥がせます。身は白身で、揚げてよし、鍋でも良し。キモは軽く湯通しし、てポン酢で頂きます。

 連休の最終日。グチとカワハギで晩酌します。

初釣り

 日曜日、長男と初めて船釣りに行きました。父が連れて行ってくれたのです。

 父、私、長男は海。妻、長女は港近くのアウトレットモールと、話が一致しました。

 釣りと言っても波が高かったので、港を僅かに出ただけの場所です。

 それでも魚群探知機で魚影を探します。

 ただのプレジャーボートに、こんな装備が普通にあるのは、おそらく日本だけでしょう。

 凄いと言えば凄いし、贅沢と言えば贅沢極まりないことです。

 普段なら、ああだこうだと反発する歳ですが、父の指導を素直に聞いていました。

 時間が短かったこともあり、ボーズ(全く釣れないこと)でした。

 しかしウインドサーフィンを近くで見るだけでも興奮していました。

 釣りは随分入ったようで、非常に嬉しいのです。ゆくゆくは、私も付き合って貰うつもりですから。

 父に教えて貰った事で、一番感謝するのは屋外の遊びを教えてくれたことです。

 釣り、素潜り、船、スキー、テントを張って寝る等など。

 自分がして貰った事は、全て伝えたいと思います。但しスキーは別です。多くの友人が出来ましたが、とてもお金が掛かるので、そんな年齢になったらまた考えたいと思うのです。出来ればそんな枠は外して考えたいのですが、これは現実的な話……。

明石の太刀魚

 独身の時は、休みの8割方は海か湖へ行っていました。

 最近は随分減りましたが、日曜日は父と釣りへ。

 早朝に岸和田の港を出て、大阪湾を横切り明石大橋を目指します。

 「淡路島夢舞台」が左手に見えて来ました。

 関西国際空港の為に土砂を採取した跡地に木々を植え、作られた施設です。

 安藤忠雄の設計で、大きな花壇の連続する「百段苑」は海から見ても美しいもの。

 明石大橋の柱脚で、挨拶代わりにガシラを一匹。

 この日の本命は太刀魚。この時期になると、大阪湾の奥深くまで廻りだします。

 餌はスーパーで買ったイワシ。

 私は三匹だけ釣れました。一番大きいのは90cmくらいで納得のサイズです。

 他の魚と比べても、釣れてすぐの太刀魚は、特別キラキラと美しいものです。

 まさに怪しい太刀の輝き。

 その歯は鋭く尖っています。太刀魚の生態はまだ未知の部分があります。水中で立って泳ぐのでタチウオと呼ばれたとも。

 その泳ぐ姿をテレビで見たのですが、何千という太刀魚が垂直に立っている姿は、なんとも怪しいものでした。

 イワシが太刀魚に代わりました。塩焼きにしてレモンを絞れば最高のオツマミ。

 この時期は刺身も絶品です。

 身が柔らかめなので、一日置いた今日が食べ頃。

釣りの好き嫌い

 週末は、奈良県の山上湖に行っていました。大阪からは桜で有名な吉野村を経由し、国道169号線を南下すること60km。2時間半くらいの道程です。

 奈良県下北山村にある池原ダム湖は、大台ケ原水系の上流域にあり、水は澄み、緑の深い湖です。

 ここで釣りをするのを、一番の楽しみにしているのですが、訪れるのは一年振りになりました。

 この日はポカポカ陽気で、湖に浮いていると眠たくなってきます。朝が早かった事もあり、船上で都合3時間も昼寝していました。なので釣果のほうは1匹で、夕方を向かえてしまいました。

 釣りの好きな人、嫌いな人、興味の無い人と分けたとします。嫌いな人の問いに、こういうのが有ります。”よくのんびり待ってられるナ”。

 釣り好きからすれば、これは違います。”今、魚がルアー(エサ)を見ているかも。今、喰いつこうとしているかも”という時間の連続なので、のんびり待っているのでは無いのです。むしろずっとワクワクしているのです。まあ妄想ですが。

 とは言え、釣り好きにも限界はあり、本当に延々と釣れない時は、大自然に抱かれて昼寝します。

久し振りに海の上

 昨日は釣りに行って来ました。随分久しぶりです。天気は晴れですが、黄砂の影響でしょうか、モヤが掛かったよう。それとも春霞?

 日の出前、父とその友人との3人で岸和田を出港しました。まずは大阪と和歌山の県境あたり、羽倉崎沖を目指します。マダイ狙いの船が結構集まっていました。

 私はなんとか小さいのを一匹だけ。しかし小さくても引きはマダイ独特のそれです。マダイと言うよりはチャリコですが。

 2時間程釣るとアタリが止まったので、更に30分南下して醤油で有名な湯浅の沖へ。

 狙っていたアジは見れませんでしたが、ガシラをなんとか1匹ルアーで釣りました。

アタリなし ふと見上げれば トンビの輪

 昼を少し回ったところで、帰りの途につきました。

 青い空、青い海。良い季節になりました。

年に一度の釣行は

 日曜日に、父と義父と私の3人で、釣りに行って来ました。


 

 

 

 

 早朝に岸和田から父の船で出発です。和歌山の湯浅沖まで一時間半ほど。天気予報は曇り後雨ですが、釣りには絶好の条件です。結果はいかに。

 久しぶりに船で出ましたが、何処に行くのも自由で本当に気持ちがいい。


 

 

 

 

 父がガシラを一匹。なかなかのサイズですが、深場から上がってきたので目玉が飛び出てしまいました。

 かわいそうですが、余計に愛嬌のある顔に。

 

 

 

 私にはチャリコ(小鯛)が。ただカゴのサイズと比べると・・・・・・


 

 

 

 義父が良いサイズのサバやアジなどを加えて、数こそ少ないものの魚種様々のクーラーになりました。

 丁度1年前、明石沖でタコ、サバ等が大漁だったので、この時期にしたのですが、その再現とはなりませんでした。

 しかし年に一度の恒例行事にしました。これからも結構続くのでは、と思っています。少々雨が降っても誰も”帰ろう”とは言わないのです。

港の魚屋は

 先週末、桜にはまだ少し早そうなので、和歌山の海へ出掛けました。

 

 

 

 

 湯浅というインターチェンジで高速を降り、海岸線をのんびりとドライブ。

 小さな漁港が見えたので寄ってみました。「戸津井」という港で駐車には500円必要ですが、清潔なトイレもあって家族連れにはピッタリです。 少し釣りをしましたが、小さな魚ばかりだったので全てリリース。

 

 

 

 

 天気も景色も最高で、潮風を満喫しました。帰り道に地の魚でも買おうと、漁港のおばあさんに尋ねると「隣の港にあるヨ」とのこと。

 水揚げされたばかりのブリ、タイ、シマアジ、ヒラメ、ホウボウ、イシダイ等などがイケスにいました。

 

 

 

 

 70cmくらいのハマチと25cmくらいのマルハゲが1500円と400円。いい買い物ができました。

 売っているお兄さんに「ここにはどんな人が買いにくるの?」と聞くと「近所の旅館の人か、釣りに来てボウズ※やった人やね」と。ん~、納得。※一匹も釣れないこと

 魚を美味しく持って帰るコツも聞いてみると「ウチは〆る時に、神経のシステムを破壊するので、身がリラックスした良い状態で持って帰れるヨ」と。長いワイヤーを尾の方から背骨の真ん中に突っ込み、頭まで通してしまいました。かなり残酷に見えましたがその効果の程は・・・・・・。

 

 

 

 

 帰ってから、ハマチは造りにしました。ワイヤー効果もあってか、身には弾力があり、味も抜群。この〆方は試してみる価値ありです。

 この港は「衣奈(いな)」。こちら方面へ釣りに出掛けて、もしボウズだったら利用してみては。

 お父さんには見栄をはりたい時があるはず!?