カテゴリー別アーカイブ: 09 家族・私

トントンま~え‐2153‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

今日は朝から久しぶりの雨。

気温もやや下がり、残暑も一息といった感じです。

晴れた日には、裏の保育園から「♪トントンま~え♪」という園児たちの掛け声が。

これが聞こえてきたら、そろそろ運動会の季節です。

この日記は2004年から続けているのですが、結婚したのが2003年の11月。

長男が生まれたのが2005年の3月なので、ほぼ家族と同じ歩みになります。

2006年の10月。1歳になった長男の保育園初運動会は大泣きでした。

2010年の10月は、長男にとって保育園最後の運動会

最後の挨拶を担当し、無事その役目を果たしてくれました。

この頃になると、2008年生まれの娘も登場。

家族にとって、運動会はより大きなイベントになります。

私にとって最後の運動会は2019年9月。

娘が小学6年の運動会でした。

我が家の兄妹は足が速く、リレー、徒競走はいつも楽しませてもらいました。

速いといっても、オリンピックに出れる程ではありませんが、町の人気者レベルで十分です。もっと言えば、オリンピックの決勝より盛り上がって応援しているのです。

中学に上がってからは一度も観に行ったことがないので、これが最後になりました。

子育てとは、人が生を受けてから大人になるまでを、つぶさに見せて貰うことです。これに勝る勉強などあるはずがありません。

ワンオペ、生活費の高騰と、厳しいことばかり聞こえてきますが、後で振り返れば楽しい事のほうが多いはず。子育て真っ最中で大変な人達に、何とかそんな事を伝えたいと思います。

長女も高校2年となり、我が家では子育ての終わりが見えてきました。

子供達が成長したのは嬉しいことですが、寂しい事があるとすれば、運動会のような季節感が乏しくなることでしょうか。

最近は、運動会がうるさいという通報まであるそうですし、イヤホンをしての盆踊りが開催されたというニュースもありました。

人は五感で季節を感じるもの。私にとっては「♪トントンま~え♪」あってこその秋なのです。

10月に入りました。

今、佳境にある図面を仕上げたら、大自然の中へ赴き、美味しいものでも食べて、少しゆっくりするイメージは完璧にできています。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

積善の家に余慶あり‐2147‐

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

今年の残暑は、10月上旬まで続くとか。

「暑さ寒さも……」が通用しないようです。

それでも日の出の位置が、真東に近づいてきました。

さすがに朝夕は少しだけ涼しくなりました。

学生は長い夏休みが終わり、2学期がスタートしています。はじめのうちは朝が辛いもの。

始業時刻ギリギリに、走って登校する学生がいました。遅れて堂々としているより、随分好感が持てます。

そんな光景に出くわしたのも、会社の始業時刻を9時半に遅らせたから。たった30分ですが、結構違うものです。

ジョギングコースをちょっと変えてみようかなとか、心に余裕が生まれたりします。

これまで気付かなかったものに気付くことも。

「よけいばし」

余計な橋ではなく、「余慶橋」でした。

積善の家に余慶あり

京セラ創業者の稲盛和夫さんも、講話で何度か引用されていたこの言葉。

広島大学名誉教授の牟田泰三さんが、ご自身のWebサイトで詳しく解説しておられました。

中国古典、五経のひとつ『易経』にある言葉で、邦訳は、高田真治・後藤基巳(岩波文庫)からの引用とあります。

「善行を積み重ねた家では、その福慶の余沢が必ず子孫に及ぶ(積善之家必有餘慶)。不善を積み重ねた家では、その災禍がひいて必ず子孫に及ぶ(積不善之家必有餘殃)

牟田泰三さんが書かれている通り、 私も「子孫に」を見落としていました。

そういった行いは、自分に返ってくると思っていたのですが、子孫に必ず幸福が訪れると聞くと、それはそれで腑に落ちる気がします。

即効性があるのなら誰にでもできますから。

では、私ができる善行とは?

まずは、自分の仕事に全力で打ち込むことだと思います。

他には、アトリエ前の道路の吸い殻や、ゴミを毎日拾うことくらいでしょうか。

公衆便所で洋便器を使った時も、できるだけ美しくして出てくることにしています。温泉へ行った時の、洗面台も同じ。自分が使ったところだけですが。

ただ、後半を読むとぞっとします。

不善を積み重ねた家では、その災禍が必ず子孫に及ぶのですから。

とどのつまり、善行を積み重ねるしか選択肢はない訳です。

明日も明後日も、子供や孫が幸せになるよう、ゴミ拾いとトイレ掃除を続けます。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

20歳と54歳、54歳と80歳‐2142‐

金曜日に、「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】Episode3を公開しました。

室内の撮影は、どうしても暗くなってしまい、正直苦戦しています。

それでも、クリニックはとても良いものになると思うので、よければご覧ください。

先週は、火曜日と金曜日に現場へ行っていました。

そして今日も朝から県条例の検査でした。

県の職員の方もまずは仕事ですが、検査後、クリニックのコンセプトをお話しすると、興味を持って聞いて下さいました。

弱冠の手直しが出ましたが、そこをクリアすればいよいよ内覧会です。

第2、第4土曜日は、会社の休みを利用しての「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場打合せ。

その回数も残すところ2回となりました。

169号線は、近鉄吉野線が並走している区間が結構あります。

釣りへ行くときは深夜に走ることが多いので、昼間の景色は新鮮です。

このお地蔵さんもずっと気になっていました。

ちょっと見えにくいのですが、ニットの帽子をかぶっているのです。

冬、雪が降っている時に見ると、ちょっと心が温かくなります。

それで勝手に「ニット地蔵」と呼んでいるのですが。

現場のほうは、またゲンバ日記チャンネルでお伝えするとして、急に雷雨が降り出しました。

打合せ終わりで早々に大阪へ向かいます。

この仮設橋は、降雨量規制がかかっているので、沢山降ると大阪に帰れなくなってしまうからです。

15時過ぎに下北山村を出て、18時頃にあべのハルカスに到着しました。

57階のマリオット都ホテルで義父の傘寿のお祝いだったのです。

会は17時半からだったので、若干の遅刻です。

南と西を望む席で、暮れていく大阪湾側の景色が素晴らしかったのです。

真南には、あべの筋と阪神高速松原線が見えています。

長男は帰省中につき、大した服を持って帰ってきていないので、ドレスコードに引っかかるんじゃないか、みたいな話にもなっていました。

義妹家族と会うのも10年前のディズニー行き以来のようで、先方の娘さん達も中学1年、小学5年と随分大きくなっていました。

基本的に高いところが大の苦手ですが、頑張って足下に見える阿倍野歩道橋も撮ってみました。

よく知られる通り「abeno」の「a」です。

ただ、これに近いアングルで見れる人は案外限られているかもしれません。

その奥に「WAO!」と見えているのは、長男が小学校の時に通っていた塾です。塾終わりに車で迎えにきて、そのまま池原ダムへ向かったこともありました。

その塾のおかげで中学に合格、そして現在は第一目標にしていた大学の2回生です。

間もなく20歳になりますが、就職先はかなり迷っているようですが。しかしそこは自分で切り開いていくしかありません。

傘寿といえば80歳。80年生きるというのはどんな感覚なのだろうと考えます。

しかし、私と長男の年齢差より、私と義父の年齢差のほうが、ずっと小さいことに気づきます。

そう考えると、今とあまり変わらないんだろうなと思っていました。

というよりも、私は80歳まで住宅ローンがあるので、全く変わらず働くしかないのですが。

「可哀想に」とは思わないで下さい。たったあと26年です。

生涯現役が私の目標でもあるのです。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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始まりの地、南紀白浜‐2141‐

夏季休暇の最終日。8月18日(日)の朝、ハーヴェスト南紀田辺をチェックアウトして白浜へ向かいます。

ホテル川久の対岸を通って、白浜の中心街へ向かいます。

前回は遠景の写真でしたが、近くに来るとなお迫力があります。

ホテル建設時のオーナーは、高校の同級生のご両親でした。

自営で左官職人等をイタリアから呼び寄せて完成させています。

流石にその手跡は、遠目から見ても分かるから不思議です。

そして、ザ・白浜と言えば白良浜。

私的にはあまり興味がなく通過します。

家族写真の本命、円月島前に到着しました。

潮が引いており、真正面の磯に降りられました。

白浜まで来ると一気に南国ムードが漂います。

今年はこの地での写真で決まりかなと思います。

更に南下すると、三段壁。

洞窟までエレベーターで36m降ります。

いずれも家族で来ていますが、子供達は小さかったので一切覚えていないそう。

南海トラフ警戒の直後に、その真上にいるのはあまり褒められたものではないかもしれません。

しかし、そのプレートの動きがなければ、こういった景色は生まれないのです。

最終目的地は、南紀白浜アドベンチャーワールド。三段壁から車で10分程の距離です。

免許取りたての長男が練習したいと、前日に初心者マークを購入してきました。

ただ、なぜかボンネットには付かず、側面に貼ることになりました。

愛車が汗をかいているようにも見えます。若干緊張しているのでしょうか。

東京でも、友人たちとレンタカーでドライブしているそうで、思ったより運転できていました。

ただ、細やかなアクセルワークやブレーキングはこれからです。

レンタカーより大きいので、そこは運転が難しいはずですが、車高が高いので眺めはよいと言っていました。

無事到着。

合宿免許では、車庫入れの練習がほぼ無かったそうで、端っこの方で少し練習しました。

最近の車はカメラが付いていますが、それでもこれらは経験するしかありません。

イルカショー。

アニマルランド。

ケニア号に乗ってサファリ。

そしてパンダ。

2泊の家族写真の旅はこれで終了です。

ここ南紀白浜は「家族で47都道府県制覇」の旅の始まりの地でした。

2008年の5月、娘が生まれて3ヵ月で、4人での旅行は初めてでした。

それから日本全国、津々浦々を10年掛けて回ったのです。

目的達成から更に6年。

ホテルも少し古くなったなあと思っていまいたが、子供がこれだけ大きくなるのですから当たり前です。

16年振りに訪れたら、感慨深いものがあるかなと思っていました。しかし、懐かしくはありましたが、意外にそうでもなかったです。

それはそうかもしれません。

16年前、私達夫婦が子育てまっただ中だったように、子供達も青春まっただ中。感傷に浸っているような時期でもありません。

いろんな所へ行って、いろんな人と出会って、いろんな経験をして欲しいと思います。

家族写真の旅は、来年以降も誰かが家族を持つまでは続けたいと思います。

もし家族を持っても、一緒に行ってくれるならそれも更に嬉しいのですが。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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ワンチャン、家族写真は南紀田辺へ‐2140‐

8月15日(木)から18日(日)まで、夏季休暇としていました。

会社としては休みですが、私が休めるかは別問題です。

この春に予定していた仙台旅行も、仕事の恰好がつかず私だけキャンセルしました。直前まで、ギリギリの攻防が続きます。

何とか休めそうとなり、16日(金)の夜から南紀田辺へ向かったのです。

ハーヴェスト南紀田辺に泊まるのは10年振りくらいでしょうか。

義父母が会員で、子供が小さい時は本当に良く使わせてもらいました。

海沿いのロケーションで、眺めは最高です。

今回は1111号室。11階でした。

ホテルから直接は見えませんが、少し歩くと白浜の老舗ホテル、川久が見えます。

南紀田辺は、日本三古泉のひとつと言われる白浜から北に7kmくらいの位置にあります。

結婚してから20年、年賀状は家族写真としてきました。

昨年も何とか4人で撮ったのですが、東京の大学に行っている長男が帰省している時しかチャンスがありません。

皆が揃うタイミングで近所の公園で撮ったのですが、案の定いまいちで……

それで、今年は何とか旅行へ行って撮ろうとなったのです。

チャンスは今回限り。今風に言うなら「ワンチャン」です。

ただ2泊取っているので、2カ所で撮ることにしていました。

このホテル前の海岸でのカットは、風が強すぎて最終的にはボツ。

私のせいですが。

下の娘が生まれてからは、裏面に4人の写真、表面に兄妹の写真と決めているので、兄妹カットも一緒に撮影します。

2人で何かしらアイデアを出してくれるのです。

こちらは採用するかもしれません。

1日目のスケジュールは、写真撮影のみ。

それ以外の時間は、私は部屋で仕事、子供達は勝手に遊んでいました。

泳いだり、テニスをしたり、大学2回生と高校2年生ですが何とも仲が良いのです。

子供がこの歳になってくると、父親ができることはお金を出すことだけです。

普段は食べ放題の焼肉に行っているようなので、紀伊田辺駅前の焼き肉店「松島園」を予約しておきました。

久し振りに家族4人が揃っての食事です。

長男は、牛タン屋さんでバイトしているので、牛タン関係は上手に焼いてくれました。

4人でしっかり食べて3万円ちょっと。

味、金額とも十分満足の店でした。

ホテルに帰ってからは、娘のリクエストで花火。

オークワという和歌山に多いスーパーで購入しました。

旅先で地域のスーパーによるのも楽しみのひとつです。

夜もかなり風が吹いていましたが、何とか線香花火まで終えて予定終了です。

南海トラフ警戒の直後だったので、子供たちは多少緊張しているようでした。

来るときは来るし、来ない時は来ないのですから、毎日を大切に過ごせば良いと思っています。

2日目は次の木曜日に。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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新米パパとママにとっての100km割引‐2119‐

阪神高速松原線に駒川から乗ると、通天閣が見えてきます。

通天閣近くのえびすジャンクションで環状線に入り、神戸線や池田線へ乗り換えることになります。

宝塚に向かう池田線の景色はなかなかのものです。

また、大阪湾沿いを走る湾岸線は、都心部とはまったく風景が異なります。

神戸方面へ車を走らせると、山と海の間には神戸線が見えてきます。

六甲山系を眺めながらのドライブもまた楽し、なのです。

先日、阪神高速から大阪都心迂回割引神戸都心迂回割引等が発表されました。

6月からの値上げと合わせて発表された、慢性的な渋滞を解消するための対策です。遠回りをしても最短ルートと同じ金額になるというもの。

特に日本一混むと言われる神戸線は、私もできるだけ避けますが、中国道まで大回りするのは、相当に混んでいる時だけでしょうか。

それよりも、絶対に混まないと絶賛お勧めしている、山麓バイパス、ハーバーウェイ、そして湾岸線を含めて、こういった対策をとってくれると一番ありがたいのですが。

他にも深夜割引関西国際空港方面割引大和川線·堺線乗継割引も始まりました。

ありがたいことですが、全て理解している人はほぼいないでしょう。

このような割引で思い出すのが、2008年頃に実施されていたネクスコの100km割引です。

ETCの普及と、経済対策の両面で実施されたのだと思いますが、兎に角複雑でした。

子供もまだ小さく、よく遠出していたので出費はできるだけ抑えたいものです。

以下、2008年10月23日の日記から抜粋ですが、あらゆる割引を駆使して蓼科へ行っていました。

週末に長野の蓼科へ行ったケースで、1行程なら358kmで8,500円。4つの行程は100km以内がミソです。

1行程  近畿道「八尾」で乗り6:00までに「名神吹田」を通過。名神「八日市」で一旦流出。
※①早朝・夜間割引 50%offで1,500円

2行程  9:00までに乗りなおして、愛知県の名神「小牧」で流出。
※②通勤割引の午前 50%offで1,200円

3行程  乗りなおして、長野県の中央道「飯田山本」で流出。
※④休日昼間割引の1回目 50%offで1,500円

4行程  乗りなおして、中央道「諏訪南」は17:00までに流出。
※④休日昼間割引の2回目 50%offで1350円

計 5,550円 で差は2,950円

これだけ頑張って、浮いたのは2950円。

流出したり、流入したりするリスクを考えると割に合わないかもしれません。

この時は、友人家族との旅行でした。

現在も、学費、学費、アトリエの移転費用と、お金はあまりありませんが、当時はもっと無かったと思います。

友人は親の代からの医師です。私も全力で働いていましたが、財力の差があることは間違いありません。

何とかついていけるよう、涙ぐましい努力をしていたのです。

なのですが、案外楽しかったなあと思い出すのは、こんなことです。

アトリエmのBIOGRAPHYに載せている写真も、この時のものでした。

「一番充実していた時は?」と聞かれると、多くの人は最も苦労した時期を挙げるそう。まさに「安楽は充実を生まない」です。

ETCの割引を調べるくらい大した苦労ではないですが、2,950円節約するために半日リサーチしたことが心に残っているのだと思います。

もし、この日記を新米パパとママが読んでくれたなら、こう伝えたいです。

お金はあるに越したことはないですが、無いからこそ心に残ることのほうが多いのです。

小市民のひがみも入っているかもしれませんが。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

メディア掲載情報

変わるホテル、変わる同窓会‐2114‐

2024年はオリンピックイヤーで、パリ大会が開催されます。

中学高校の同窓会をオリンピックイヤーの12月30日に開催すると決めたのが2004年。以来、世話役の代表を務めてきました。

前回、東京大会の年は新型コロナで中止としましたが、前々回と合わせて、会場は大阪マルビルの第一ホテルでした。

ご存知の通り大阪マルビルは昨年から解体が始まっており、新しい会場を探しています。

4年毎の開催なので、1回飛ぶと8年振りになります。その間で、大きく変わったのが物価とサービスです。

3時間7500円前後の会費で開催してきたのですが、ホテルなら1万2千円以下では難しそう。それで、レストランも含めて会場を探していました。

阪急梅田駅の東にあるNU茶屋町。

中央を抜けるとNU茶町+もあります。

2つの施設が一体となり、緑が多くとても良い感じです。

飲食店は概ね上層階にあり、テラス席がある店舗もありました。

金額的にはホテルより抑えられそうです。

阪急古書のまちを南に下って移動します。

こちらも大きく雰囲気が変わりました。

おしゃれではありますが、統一感がありすぎて私は昔の方が好きかなと思います。

次は阪急百貨店のレストラン街を見に行ってきました。

こちらも上層階に多くの店舗が集まっています。

最上階は屋上広場が隣接しており、非常に開放的な雰囲気。

昼時だったので、弁当を食べるビジネスマンや、ベビーカーを押した子供連れの若いお母さんたちが話に花を咲かせていました。

まさに都会のオアシスです。

テラス席があるなら、愛煙家の人にもよいかなと思っていたら、NU茶屋町も阪急百貨店も全館禁煙だそうです。ただ、喫煙室はあります。

なんと表現の難しいことかとも思いましたが。

何と言ってもロケーションが良いので、こちらが第一候補かなと思っています。

ホテルは金額も上がりましたが、年末年始に宴会を受け付けていないところが多く、その変化にも驚きました。

「ホテルってそれが商売なのでは」と思わず口に出てしまいました。メールでのやりとりなので、直接は言っていませんが。

2004年、第1回目の会場はモントレ大阪。会費は8000円でした。

20年前ですから、1.5倍の1万2千円は妥当な金額だと思います。しかし、少しでも多くの参加者を望むなら、抑えれる限りは抑えておきたいと思います。

物価が上がっても、何かしらの選択肢があるのが、日本の良いところでもあり、駄目なところかもしれません。

相当に迷惑を掛けた、母校への恩返しのつもりで始めた世話役の代表。足掛け20年、1回の中止は含みますが司会も合わせて、6回務めさせてもらいました。

自分なりにかなり力を入れてやってきたつもりですが、一番迷惑を掛けた恩師も鬼籍に入られました。そろそろ今年で退任させて貰おうと思っています。

世話役ともほぼ4年に1回しか会わないので、会の最後に皆と相談したいと思っています。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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第3ラウンドは上町で勝負‐2111‐

昨日、ゲンバ日記で「(仮称)あまがさき ずっと元気クリニック」をスタートしました。

アニメーションもUPしているので、よければ【ゲンバ日記チャンネル】も合わせてご覧ください。

前回はゴールデンウィーク後半のことを書きましたが、前半は谷町六丁目へ現地調査へ行っていました。

今年の2月上旬に見に行った中古物件を、縁あって購入したのです。

地下鉄の駅から地上に出ると、谷町筋と長堀通が交差しています。

長堀通を東へ少し歩くと、今度は上町筋と交差。

南を見ると、上本町駅の「近鉄」の看板が小さく見えています。

丁度このあたりが上町台地の尾根筋にあたり、長堀通はここまでが上りでここからが下りです。

さらに上町台地を東に下って行くと、古いビルも結構残っています。

上手くリノベーションしているカフェなども色々あるのです。

購入した建物は、こじんまりした鉄骨4階建て。

1階は店舗でした。

2階、3階が居住スペース。

1階は、来客用と自分の車の駐車場にする予定で、2階がアトリエ。

3階が居住スペースなので、私達の寝室は4階になると思います。

街中なら、屋上は欲しいなと思っていました。

この1年で見た中古物件の中で、最も希望に近かったので、思い切って購入しリノベーションすることにしました。

どんな縁があったか、どんな計画になるのかは、またゲンバ日記にUPしていくので、少しお待ちください。

半日ほどかけて測量は終了。

夜や朝の周辺環境も知りたかったので、寝袋持参で泊まることにしていました。

測量終わりで、夕食を取る店を探すために周辺を歩いてみます。

クライアントから教えて貰ったのですが、このあたりにはミシュランの星付きのレストランがいくつかあるそうです。

この日は、感じのよさそうな店を見つけたので入ってみました。

長屋を改修した、ビストロ リベルテは夫妻で営むフレンチレストラン。

ただ、ビストロとある通り、気軽に入って貰えるよう意識しているとのことでした。

穏やかなご夫妻の雰囲気通り、とても優しいお味でした。

大変おいしゅうございました。

現在は、外食をすることがあまりないのですが、移転すれば少しは機会ができるでしょうか。

帰りは、隣駅の玉造まで歩いてみました。

こちらは下町の雰囲気が色濃く、ザ・大阪といった感じ。

どちらも楽しみです。

天王寺で創業して5年、地元の平野で22年、第3ラウンドは上町で勝負することにしました。

どんなご縁があったか、なぜこの地が良かったか、この建物の課題は何か、そしてなぜ移転するのか。

ゲンバ日記に、全て包み隠さず公開していくつもりなので、またのぞきに来てください。

秋までの移転完了を目指します。

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あったとしても、無かったとしても、答えは風の中 ‐2109‐

ゴールデンウィークの中日ですが、仕事の人が多いのでしょうか?休みの人が多いのでしょうか?

いずれにしても天気は最高でした。

弟の家であり、私のアトリエでもある「平野西の家」。今日もクライアントが足を運んでくれました。

2004年の完成なので20年が経ちました。

完成時に私が植えたアイビーも、この時期一気に葉を増やします。

何軒もの作品に株分けした、親株?でもあります。

西隣に建つ「R Grey」もそうですが、減額で植栽を削った場合の裏オプションです。

ここに書いたら「裏」にはなりませんが。

最近の、中学、高校の学園祭は春にあることが多いと聞きますが、娘の学校もゴールデンウィーク直前に開催されました。

基本、体育会で頑張っているのですが、友達とバンドを組んで演奏するとのこと。

娘はベースの担当で、最低限の機材は購入。何回かスタジオで練習した音源も聞かせてもらいました。

初めての時はかなり大変そうでしたが、徐々に上達するものです。

妻が観に行ってきたので、動画で演奏を聞かせてもらいました。

演奏も大分しっかりしてきて、友人たちの友情もあるでしょうが、かなり盛り上がっています。

本人としてはかなり満足だったようで、数日間は余韻に浸っていました。私も高校時代はバンドをしていたので気持ちは分かります。青春の1ページとして心に刻まれたでしょう。

長男はかなり歌がうまかったので、妻に「なぜ、あいつはバンドをしなかったんかな?」と聞くと、「コロナで無かったやん」と。

そう言えば、2020年が高校1年だったので、学園祭で言えば一番不遇だった時期です。

可哀そうと言えば可哀そうですが、それもまた運命。それをエネルギーに変え、志望大学に入学できたのかもしれません。

2016年にノーベル文学賞を受賞した、ボブ・デュランの代表曲「風に吹かれて」は1962年の発表です。

リアルタイムでは知らないのですが、当時のインタビューで、曲の意味をこう語っていたそうです。

答えは、本や映画、テレビ、討論会の中にはない。風の中にある。

前回、「本を読み続けるのは、立派な人になれる、と思っているから」と書いたばかりですが、フォークの巨人からすると、全く違うようです。

学園祭があったとしても、無かったとしても、答えは風の中。

分かるようで、分かりませんが、やっぱり分かるような気もするのです。

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再訪、杜の都。私以外‐2098‐

独眼竜・伊達政宗の居城だった仙台城跡に来ています。

私以外の家族3人が。

寝る時間も、食べる時間も惜しんで働きましたが、週末の2日を完全に休むのは無理と判断。

泣く泣くエアチケットをキャンセルしたのです。

年始あたりだったか、娘が「東北大学に興味がある」と。

それなら、家族で行こうかと計画していました。

長男は東京から新幹線で合流。1時間半で来れるそうです。

キャンパスは、駅3つ分くらいあり、兎に角大きいそう。

長男の時もそうでしたが、気になる大学は見に行くべし。

自分がそこに通う姿をイメージできれば、合格したも同然です。

大学訪問の後は仙台海の杜水族館。

娘は小さい頃から水族館好きで、日本国中を制覇しようと考えたこともありました。

また、長男は大のペンギン好きで、SNSのアイコンにも使っている程。

親として、何となく画的に納得できるのです。

ついに送られてきました。

1日の最後は勿論牛タン。

この写真を見ながら、私はアトリエで自炊するという……

週末、大阪の天気はいまひとつでしたが、日曜日の仙台は快晴。

それも分かっていたので、いい写真が撮れるだろうと楽しみにしていました。

松島の少し仙台寄り、塩釜湾から遊覧船が出ているようです。

日本三景のひとつ、松島の魅力は何と言っても浅い海に浮かぶ島々。

家族で47都道府県制覇の旅でも一番最後になったのが宮城県でした。

2017年の年末にようやく完遂できました。

山の上から眺める松島も素晴らしかったのですが、晴れた青空にエメラルドグリーンの海も負けず劣らず素晴らしい。

松島で上陸し、色々な体験をさせて貰えるようです。

カキ。

笹かまぼこ。

そしてずんだ餅。

どんどん写真が送られてくる中、再び私はアトリエで自炊……

こういった街の写真がもっと欲しかったのですが、行っていないので文句は言えません。

前回の仙台訪問の日記を読むと、2017年の夏休みに来るつもりだったのが、この時も仕事の関係でキャンセルしていました。年末はそのリベンジでした。

当時のスケジュールを見てみると、「さかたファミリー歯科」「R grey」が工事の最終盤。

「碧の家」が工事の中盤に差し掛かった頃。

「白のコートハウス」「山本合同事務所」「トレジャーキッズたかどの」の工事が始まったばかり。

そして「どこにもない箱」がプレゼンテーション前でした。

マルコが辞めた翌年で、スタッフ2名と私で総勢3名。プラス、オープンデスクとアルバイトが2、3人という体制でした。

人数こそ今より多いものの、これは休んでいる暇は無いなという感じです。

「誰にも負けない努力を」と、尊敬する稲盛和夫さんに教えて貰い、ずっと実践してきたつもりです。

実施設計最終盤のプロジェクトがあるので、昨晩も朝方まで図面を描いていました。

ところが、今日の打合せでかなり大きな変更がでてしまい……

それでも、ピンチはチャンス。ありがとうございます!と言って頑張るしかありません。

2017年夏のキャンセル時は、旅行自体が中止になりましたが、今回は私が外れただけ。

子供が大きくなったからですが、その分、気は楽です。

懸命に働くので、何とか志望校に合格し、最高の学生生活を送って欲しいものです。

仙台にご縁があると良いのですが……

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「滋賀の家」掲載

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