タグ別アーカイブ: ドローン操縦士

祝!ドローン国家資格取得記念、南港空撮‐2090‐

三連休は合宿(缶詰で仕事という意味です)で仕事をしていました。

しかし、24日(土)だけ晴れそうとわかり、居ても立っても居られず……

南港野鳥園へやってきました。

初めて来たのですが、広大な敷地に観測所が2カ所あります。

西側の展望塔をのぞいてみると、なかなかの活気です。

プロっぽい人が、かなりの望遠レンズで野鳥を狙っています。

初心者の私にはあまり野鳥が見えなかったので、当初の目的のため野外の公園へ出ました。

昨年の秋からスタートした、ドローン国家資格取得プロジェクト

資格としては「一等無人航空機操縦士」と「 二等無人航空機操縦士」に分かれます。

一等のみ可能な「有人地帯の目視外飛行」は不要かなと思い、「 二等無人航空機操縦士」を受験しました。

実技は9月に、筆記試験は1月に一発合格していたのですが、免許証の発行手続きが手間取り……

国交省管轄のWebサイトで申請するのですが、これが一番の難関でした。

その経緯もまた書きたいと思いますが、無事手元に届いたので、まずは南港で空撮してきたのです。

ドローンもDJIのMini 4 Proに買い替えました。

コントローラーにiPhoneをセットしなくて良い点がとても便利。

まずはその愛艇自体を撮影です。

そして空撮。

遠くに、淡路島、明石海峡が見えています。

南港野鳥園からの景色を動画で撮影しました。

国交省のWebサイトに飛行計画予定も提出していますが、150mまでしか上昇することは許されていません。

100m弱から見おろした野鳥園の干潟です。

少し北に旋回すると六甲山が見えてきました。

更に東へ旋回すると、遠くには梅田のビル群が。

手前には「WTC」と元「なにわの海の時空館」が見えています。

入場者の低迷で10年前に閉館されましたが、昨年末に、活用事業者が決定したというニュースもありました。

なかなかの建物なので、上手くいって欲しいものです。

南港のすぐ北にあるのは「夢洲」。

間もなく開会する、大阪万博の会場です。

前評判的には微妙な感じもありますが、公費も投入されているので、何とか盛り上がって欲しいものです。

ドローンでとてもお世話になっている師匠的な人が「 一等無人航空機操縦士」を一発取得したとSNSに上がっていました。

私は「二級」なのでインパクトはそうありませんが、それなりの時間とお金を掛けて取得した資格です。

建築をからめて、どんどん活かしていきたいと思っています。

何より、ドローンは操縦しているだけで楽しいのです。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

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阿倍野で、新旧建物探訪‐2063‐

昨日は11月22日。

「いい夫婦の日」は天王寺駅で降りて阿倍野界隈へ。

「あべのキューズモール」の向かいにある、「あべのハルカス」は長らく日本一高いビルでした。

しかし、明日2番目に高いビルに変わります。

厳密に言えば、「森JPタワー」はすでに完成しているので、もう抜かれていることになりますが。

ハルカスのすぐ南にあるのが「HOOP」。

間にある道は一方通行でかなり狭いのです。

それで、見上げるとこんな景色になるのです。

ただ、阿倍野という街との相対的な高さで言えば、やはり日本一かもしれません。

「HOOP」の西にある巴通りを南に抜けます。

レンガ色の建物は「あべのand」。

その東隣にあるビルで、ドローンの国家試験を受けてきました。

先月、民間の資格は取得できたので、実技試験は免除。

筆記試験だけの受験です。

試験だけを受託している会社で受けるのですが、ペーパーでなくパソコンでの試験でした。

不要な選択肢を鉛筆で消せないのは、ちょっとやり辛いなと思っていました。

三択50問を30分で、正解率70%が合格ラインです。

試験が終わるとすぐに結果が表示され、無事合格。

ほぼ一夜漬けでしたが、国家資格一発合格をキープできてほっとしたのです。

会場を出るとすでに夕方。

そのまま南に下ると元「村野・森建築事務所」の建物があります。

ハルカスの前に建っていた近鉄百貨店も村野東吾の作品です。


その旧事務所ですが、現在はテナントとして利用されています。

ハルカス、HOOP、andそして、旧村野・森建築事務所。

阿倍野の新旧建物探訪問でした。

見返すと夕日に照らされるハルカスが。

ハルカスの外観デザインの監修はシーザー・ペリです。

古美る(ふるびる)という概念は、日本独特のものです。

超高層ビルには合わないのは間違いありません。

ナショナリズム、地元愛も入っているかもしれませんが、私はやっぱり村野派かなと。

そんなことを思いながら、1駅南の阿倍野駅に向かったのです。

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Pride of Japan「富岳」と「大谷」‐2049‐

■HOUSE DEVICE-建築士会の建築家と家をつくろう ■

・日時:2023年10月7日(土)10:00~16:00
・場所:大阪市立住まい情報センター 5階 研修室
※入場無料・予約不要

先月は、ドローンの国家資格取得のためにポートピアアイランドへ3回通いました。

NCN DRONEの講習会場、KOBEモビリティフィールドは人工島の南端にあります。

毎回早めに行って、コツコツと島内を見てまわりました。

更に南にあるのは神戸空港島。

その名の通り、神戸空港があります。

行先の掲示板です。

新千歳、長崎、羽田、下地島、那覇。

下地島は行ったことがありません。
調べてみると宮古島でした。

コロナ前のインバウンド最盛の頃、宮古島で本格的なヴィラ建築の相談を受けていました。

その他の宿泊施設も数件。

コロナがなければという気持ちもありますが、それはそれで人生です。

空港に来るといつもそうですが、今すぐ旅にでたくなります。

今年、来年くらいにはそろそろ……

会場から最寄り駅の計算科学センター駅すぐ北には、こちらもその名の通り 理化学研究所計算科学センター があります。

STAP細胞で一躍有名になった小保方さんも、こちらの研究員でした。

しかし最も知られるのはスーパーコンピューター「富岳」でしょう。

入ってすぐのところに、模型が展示されています。

誰でも見学できる展示コーナーがエントランスのすぐ横にあるのです。

計算科学センターのミッションは「ハイパフォーマンス・コンピューティングで未来を拓く」とあります。

富士通と共同開発した初代のスパコンの「京」は2011年に運用が始まり、2019年にシャットダウンされました。

そのCPUなどは研究機関や、寄付者に贈呈されたそうです。

要するにもうないということです。

そして「富岳」は2021年から本格運用が始まりました。

しかし、整備期間中の2020年4月、完成前ですが新型コロナウイルス対策に使うことが決定されます。

飛沫がどのように広がるかや、どうやって飛沫を防ぐかの動画を私もニュースで見た記憶があります。

2021年の運用開始とともに、「TOP500」「HPCG」「HPL-AI」「Graph500」の4部門で世界ランキング1位を獲得します。

また、新型コロナウイルス対策の研究によって、2021年ゴードン・ベル賞の「COVID-19研究特別賞」に選ばれました。

まさにその力を「いきなり見せつけた」のです。

先で計算科学センターのミッションを紹介しましたが、サブタイトルには「計算の 計算による 計算のための科学」とありました。

???

ちょっと一般人の頭では理解できそうもありません。

スーパーエリートが集う場所なので、そのくらいで丁度良いのだと思いますが。

ちょっと小賢い大人が集まれば「日本は駄目だ」「グローバルな視野をもたなければ」と言います。

そうなのかもしれませんが、大谷翔平はMLBでホームランキングのタイトルをとり、富岳は世界一になりました。

大谷のタイトル獲得に対して、世界最多ホームランを記録した王貞治が以下のコメントを出していました。

我々の時代は(メジャーを)見上げていたんだけど、彼は逆に見下ろしてるんじゃないかってくらい

やはり憧れるだけでは駄目なようです。

見下してしまうくらいの努力あってこそだと思いますが、日本も日本人も、絶対に誇りに思ってよいと思うのです。

■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

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ドローンも人の幸せのために‐2045‐

昨日、今日と、再びポートピアアイランドのKOBEモビリティフィールドへ。

ドローンの国家資格を取るための、講習と試験でした。

昨日は、NCN DRONEのスタッフの方が講師となり、ほぼ一日筆記試験のお勉強でした。

そして本日の午前中が筆記試験。

正直、かなり難しかったです。

今日の午前中も、少し操縦の練習時間がありましたが、あいにくの強風。

それで、体育館の中での試験になりました。

中心のある2mの円がヘリパッド。

その周辺にコーンが配置されます。

その位置も正確に決まっており、決められた飛行ルートをスムーズに飛べるかというテストです。

これは、8の字飛行の半分です。

通常、ドローンはGPSで制御されていますが、その制御を解いての操縦で、想像をはるかに上回るくらい難しいのです。

またまた講師の方の模範操縦です。

実際の試験では、ちょっとやらかしてしまいました。

何とかなったのか……ドキドキの中試験が続きます。

夜間飛行のテストもありました。

完全に真っ暗という訳ではありませんが、何ルクス以下という規定があるそうで、体育館の照明を半分落としてのテストです。

少し照度が落ちるだけで、かなり見難い。

後で聞くと、こちらの課題では、大きな減点ギリギリだったそうです。

結果としては合格でしたが、楽々とは程遠い感じでした。

正直、甘く見ていると簡単に落ちるレベルの試験だと思います。

これで民間の資格は何とか得られました。


目標の「二等無人航空機操縦士」の国家資格は、指定機関である日本海事協会の筆記試験もクリアしてからの取得になります。

再度、教本を勉強してから早いうちに受験したいと思います。

ドローンは、こういった操縦機を操作するのですが、これはかなり大きいものです。

午前中の最後に、講師の方がDJI MATRICE 300という大型ドローンをデモ飛行してくれました。

人と比べると、その大きさが分かりやすいと思います。

ウクライナでの戦争で実際に使われている機種だそうです。

その大きさは正直怖いくらい。

機体の重さは13kgほどで、数百万円。

2kgのものが運べるそうです。

運ぶ物がもし……

ちょっと見難いのですが、この画面は熱センサーカメラに切り替えたものです。

熱を持つものを容易に見つけることができるのです。

まるで戦争映画か「24-TWENTY FOUR-」でみたことのある画面で、正直ゾッとしました。

ボディはCFRPで限界まで軽量化されているのでしょう。

人類の知恵の粋を集めた最先端機器であるのは間違いありません。

建築写真の撮影のために取得しようと考えたのですが、思わぬところから色々考えさせられました。

ホンダの創業者、本田宗一郎はこう言っています。

機械は人の上に立ってはいけない

テクノロジーは人の幸せのためにあって欲しいと強く願います。

物作りに関わる人は、先人の警句を肝に銘じる必要があるはずです。

■■■プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」8月1日オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

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■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
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ドローンの国家資格を取得して、3ヵ月内のバージョンアップを目指す‐2043‐

今日は朝から三宮へ。

ポートライナーに乗ること14分。

計算科学センター駅に到着しました。

スーパーコンピューター富岳がある、計算科学センターは駅のすぐ西にあります。

南にある神戸空港への橋も少し見えていました。

駅の北側にあるのがKOBEモビリティフィールド。

2022年の12月からドローンの国家資格制度が施行されました。

民間資格は存在していましたが、ドローンの普及によって法整備も必須だということなのでしょう。

それなら早めに取得しようと、ドローンの専門家である知人に登録講習機関を紹介して貰ったのです。

この広い空間が、実技の練習会場であり、試験会場です。

紹介して貰った登録講習機関、NCN DRONEは神戸市と共同で、ドローン操縦講習や共同訓練などの活動をしているので、ここが会場となったそうです。

4人の方が、私を含めて2人の受講生を受け持ってくれたのですが、好きなことを仕事にしている人の集まりです。

とても良い雰囲気で、素人の私を盛り上げながら、分かりやすくレクチャーしてくれました。

資格としては「一等無人航空機操縦士」と「 二等無人航空機操縦士」に分かれます。

一等のみ可能な「有人地帯の目視外飛行」は不要かなと思い、二等の講習をお願いしていました。

難易度の差はかなりあるとのことで、私には二等で丁度良い感じです。

操縦したことがあるとは言え、完全に我流です。知らないことばかりでした。

そもそも、ドローンがGPSとカメラセンサーで制御されているので、同じ位置を簡単にキープできることすら知りませんでした。

それらの機能を切って、同じ位置でホバリングすることが全ての基本のようです。

ポートアイランドなので、海からの風が結構強く、かなり難しいのです。

こちらは講師の方の模範操縦。

簡単に横移動をしているように見えますが、風を受ける中真横に移動し、パイロンの上でピタリと静止するには、かなり繊細な操縦技術が必要なのです。

会場の周りには、こんなオブジェが並んでいます。

「O2ひまわり」という作品で、工業用酸素ボンベが阪神淡路大震災復興の象徴である「ひまわり」に姿を変えた作品だそうです。

大空に向って咲き誇る「O2ひまわり」は、ネガティブな考え方をポジティブに移行する力があると、解説にありました。

阪神淡路大震災から28年。私の社会人1年目の冬に起こったので、ほぼ仕事のキャリアと同じです。

本当に時代は変わりました。

昨日、尊敬する始道塾の塾長、恩田さんの講演を、リモートですが久し振りに聞きました。

「3ヵ月バージョンアップしない友人とは会わない」

そのくらいの気持ちが必要とのこと。

知らない、分からない、苦手。

そんな言葉は一切使わず、全て自分事だと思って生きたいものです。

本日の講師の方も、いずれはドローンの国家資格も必須になると思いますとのことでした。

いずれ必要なら、早めのアップデートをしておきたいと思います。

来週の座学、実技練習を経ていよいよ試験です。

また来週、報告したいと思います。

■■■プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」8月1日オープン

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