ゴールデンウィークというのに、家族がまったく出てこずでした。
長男は後半2日のみクラブが休み。娘は大好きな卓球を休むことに気が乗らず。
皆のスケジュールを調整し、最後の3日だけ家族で出かけていました。
ゴールデンウィークの真ん中2日は大阪で仕事をし、再び七色ダムに戻ってきました。
この時期、山上湖ではまさに恋の季節。
体が小さい個体がオス。大きなメスをビッグママと呼んだりします。
カマキリなどは、用が済めばオスはメスに食べられたりしますから、自然界ではレアケースではありません。
5月4日、新緑まぶしい169号線を橿原公苑まで戻ります。
長男の卓球の試合があり、そこに妻と娘が応援にいっています。試合終わりでピックアップ。再び七色ダムに戻るのです。
昨年もこのスケジュールでしたが、里山風景の広がる大和路を走るのはとても楽しいもの。
レンゲ畑が目に優しいのです。
試合はベスト8まで進んだようで、下北山村に戻ったのは8時前。
すぐに火をおこし、焼肉晩御飯です。
今年も奮発してステーキですが、子供達はタンや赤身のほうが好みとのこと。
親が喜ぶと思うことと、子供が喜ぶことには、大体ズレがあるものです。
よその子供さんほど釣りを楽しみにしている訳ではありませんが、湖面を滑走する時間は楽しみにしています。
「風で髪の毛が抜け飛んでしまうから、手で押さえとき」と言った後の図です。
かなり短い時間ですが、親としては何とか1本獲らせたいところ。
ここ、と踏んでいたダムサイトへ向かいました。
幸先よく、すぐに娘に1本。
30cmがらみのアベレージサイズでした。
長男も何とか手にすることができました。
2人とも、自分で投げて自分でとりこめるようになりました。
昼は河原に戻っての昼食。
このゴールデンウィークは、食事を作り続けてきた感じです。
しかし、基本料理が好きなので全く苦にはなりません。
むしろ、よりスピーディに美味しくつくる、改善ゲームだと思っているのです。
実際、子供が一番喜んでいたのは、水切りができるようになったことでした。
7人のゲストを乗せて、湖上を駆け回ってくれた愛艇を引き上げます。
野外には水もなければ火もガスコンロもありません。
その中で、ゲストに大自然を満喫してもらい、食事、釣りの準備をし、かつ自分が楽しむ。
これこそが野外で遊ぶ魅力だし、この準備片づけを繰り返すことで、先にイメージを作ることの大切さを覚えたと思います。
遊び疲れた子供達は後部座席で爆睡の中、熊野灘まで抜けてきました。
海岸には鯉のぼりの群れ。
宿のエントランスにも折り紙の鯉のぼり。
自分が成長することが、人生の第一義ですが、その次にあるのは子供の成長でしょうか。
勿論、自分の子供が一番前ですが、ひとの子供に対してもほぼ同じだとわかりました。
また来年のゴールデンウィークはバンガローを抑えておきます。
子供に大自然を満喫させたいという人は遠慮なくご連絡下さい。ガイドとしての腕を磨いておきます。
やはり、子供は社会の鏡だし、人類の未来であることは間違いないからです。
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