子供は鏡で未来‐1584‐

 ゴールデンウィークというのに、家族がまったく出てこずでした。

 長男は後半2日のみクラブが休み。娘は大好きな卓球を休むことに気が乗らず。

 皆のスケジュールを調整し、最後の3日だけ家族で出かけていました。

 ゴールデンウィークの真ん中2日は大阪で仕事をし、再び七色ダムに戻ってきました。

 この時期、山上湖ではまさに恋の季節。

 体が小さい個体がオス。大きなメスをビッグママと呼んだりします。

 カマキリなどは、用が済めばオスはメスに食べられたりしますから、自然界ではレアケースではありません。

 5月4日、新緑まぶしい169号線を橿原公苑まで戻ります。

 長男の卓球の試合があり、そこに妻と娘が応援にいっています。試合終わりでピックアップ。再び七色ダムに戻るのです。

 昨年もこのスケジュールでしたが、里山風景の広がる大和路を走るのはとても楽しいもの。

 レンゲ畑が目に優しいのです。

 試合はベスト8まで進んだようで、下北山村に戻ったのは8時前。

すぐに火をおこし、焼肉晩御飯です。

 今年も奮発してステーキですが、子供達はタンや赤身のほうが好みとのこと。

 親が喜ぶと思うことと、子供が喜ぶことには、大体ズレがあるものです。

 よその子供さんほど釣りを楽しみにしている訳ではありませんが、湖面を滑走する時間は楽しみにしています。

 「風で髪の毛が抜け飛んでしまうから、手で押さえとき」と言った後の図です。

 かなり短い時間ですが、親としては何とか1本獲らせたいところ。

 ここ、と踏んでいたダムサイトへ向かいました。

 幸先よく、すぐに娘に1本。

 30cmがらみのアベレージサイズでした。


長男も何とか手にすることができました。

 2人とも、自分で投げて自分でとりこめるようになりました。

 昼は河原に戻っての昼食。

 このゴールデンウィークは、食事を作り続けてきた感じです。

 しかし、基本料理が好きなので全く苦にはなりません。

 むしろ、よりスピーディに美味しくつくる、改善ゲームだと思っているのです。

 実際、子供が一番喜んでいたのは、水切りができるようになったことでした。

 7人のゲストを乗せて、湖上を駆け回ってくれた愛艇を引き上げます。

 野外には水もなければ火もガスコンロもありません。

 その中で、ゲストに大自然を満喫してもらい、食事、釣りの準備をし、かつ自分が楽しむ。

 これこそが野外で遊ぶ魅力だし、この準備片づけを繰り返すことで、先にイメージを作ることの大切さを覚えたと思います。

 遊び疲れた子供達は後部座席で爆睡の中、熊野灘まで抜けてきました。

 海岸には鯉のぼりの群れ。

 宿のエントランスにも折り紙の鯉のぼり。

 自分が成長することが、人生の第一義ですが、その次にあるのは子供の成長でしょうか。

 勿論、自分の子供が一番前ですが、ひとの子供に対してもほぼ同じだとわかりました。

 また来年のゴールデンウィークはバンガローを抑えておきます。

 子供に大自然を満喫させたいという人は遠慮なくご連絡下さい。ガイドとしての腕を磨いておきます。

 やはり、子供は社会の鏡だし、人類の未来であることは間違いないからです。

■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』4月7日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載

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【News】
『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
『houzz』4月15日の特集記事
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載されました
大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載

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