役と厄が鍛えてくれる‐1236‐

 今朝は、ポートアイランドへ行く用事がありました。

 JRなら「三ノ宮」、阪急、阪神なら「神戸三宮」。

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 Yahoo!路線は本当に便利ですが、駅名がヒットしない時は「融通が効かないな」と文句を言ってしまいます。

 無料にも関わらず。

 マルコは「何故こんな狭いエリアに3つも路線があるのか、外国人には分かり難い」と言っていました。
 
 ポートライナーは「三宮」から乗車ですが、ついでに神戸空港ものぞいて来ました。

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 西を見れば、右手に和田岬、先には明石大橋。

 中学・高校の頃、和田防波堤まで渡してもらい、よくチヌを釣りに来たものです。その頃は明石大橋も、神戸空港もありませんでした。

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 滑走路を見ると、なぜかカンボジアの空港を思い出しました。

 前回海外に出たのは、2012年のイタリア・スペイン行き。長らく海外に出ていないなと、旅情を駆り立てられます。

 年末、今週と、そのイタリアからセイコ一家が泊まりに来ていました。

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 ミラノでは、妻と子供が1週間世話になりました。

 セイコは、妻の昔からの友人で、3人の子供も、小さい頃から知っています。皆、本当に大きくなりました。

 セイコは、11月の日記にコメントを寄せてくれました。

 誰かに理想の結婚相手とは?と、聞かれたら、伴侶の友人を大切にできる人と答えるようにしているのは、守谷さんを見ているからです。

 勿論、私が理想の結婚相手という事はありませんが、妻の友人は大切にしているつもりです。

 妻が友人と一緒になって、私の悪口を言い出したら、際限ないだろうからです。

 半分は冗談ですが、パートナー、友人は自分で選べます。しかし、その友人、知人は自分で選べるものではありません。

 自然と、和を探します。

 人は自由です。にも関わらず、ある程度の制限があった方が、幸せを見つけ易いものです。

 無人島で、たった一人。一生遊んで暮らせると分かって、心から幸せを感じる人はいないだろうからです。

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 元旦に、大学時代の後輩から「甥っ子に話をしてやって貰えませんか」と連絡がありました。

 建築関係に進みたいそうで、早速、3日に会うことにしました。

 おそらく「為になるから」と言ったはずで、私にとって、多少ハードルの高い会食です。それ故、遣り甲斐のある役回りでもあります。

 彼は23歳。まっすぐな青年でした。少しでも、響く言葉があれば良かったのですが。

 その席で後輩は「今年で後厄が終わるので、門戸厄神にお札を返してきました」と言いました。

 「安心するのはまだ早い。節分が終わるまでが厄だから」と意地の悪いことを言っておきました。

 厄≒役

 41、2歳というのは、社会での役割が変わる頃です。用心するに越したことはありません。

 夫、父、叔父、課長、先輩……

 多少不自由そうに見える役割が増えるごとに、自分は鍛えられ、人生はより豊かなものになって行きます。

 そうでなくても、そう思い込む。

 節分まで、あと僅か。後輩よ慎重にな。

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