街にでると、サルスベリやキョウチクトウが目につきます。
共に濃い桃色ですが、夏に咲く花をつける種はある程度限られます。
夏の種はやはり派手好きなのでしょう。
明け方にとったサルスベリの後ろに月が見えていました。
これは上弦だったか、下弦の月だったか……
理科は好きでしたが、星関係はあまり覚えられずでした。
新聞に火星が大接近しているという記事がありました。
これだけ近付くのは15年振りだそうです。
夜に南の空を見上げると、鈍く赤い光がひときわ目を引きますが、写真ではなかなか伝わらない迫力でした。
夏休みに入り、中2になった長男は羽を伸ばしています。一方、小5の娘はどこにも連れて行ってやれずで。
一緒に会社に居ると、階上に住んでいる従姉妹たちが「近所のお祭りに行こう」と声をかけてくれました。
少し小遣いを渡し「ちょっと写真も撮ってきて」と頼んだのです。
地域が主催しているようで、的屋の店はないようです。
小一時間遊んで帰ってきました。
戦利品はいつもの通り。
筆箱は、夜店としては最上レベルでしょう。
的屋でないからというと、本職に怒られそうです。
せめてもの罪滅ぼしに、夕食はイタリアン(チェーン店ですが)にでも行こうかと言っていました。
子供にとってはこちらのほうが魅力的なはず。
それでも、小3の従姉妹と半分ずつにしたというので、わきまえたものです。
古代の人は、ひときわ赤い星を見て「火星(Mars)」と名付けました。
ギリシア神話では軍神アレス、ローマ神話では農業の神マルスに由来するそうです。
狩猟採集時代には、来年も収穫できるよう適度に自然と付き合っていたはずです。
しかし、農耕が始まり、余剰分を蓄えることが出来るようになると、それらを狙った盗難、争いが増えていきます。また、富や流通という概念も生まれました。
そう考えると、農業の神と軍神がかなり近い存在だと言えるかもしれません。
今日8月6日は、広島に世界で初めて原爆が投下された日です。
農耕が戦争を生んだというのは短絡過ぎる論理ですが、過分な豊かを目指すと争いが起こるという事実もあります。
天災でさえこれだけ大変なのに、人同士で争うなど愚の骨頂でしかありません。
もし火星人が攻めてきたなら、北も南も、東も西も、手に手をとって戦うしかないのですから。
平和の下で精一杯働けることを、せめて8月15日までは感謝したいと思います。
■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm
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