タグ別アーカイブ: 建築家

主役は君だ‐1237‐

 今日、成人の日は良い天気に恵まれました。

 例年、紙面を賑わす式典ですが、今年は穏やかに行われたのでしょうか。

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 昨日は「滋賀の家」の取材に立ち会っていました。

 「住まいの設計」は老舗住宅誌。3月21日発売号は「ペットと暮らす家」という特集があり、その中で取り上げて貰います。

 この日も、絶好の取材日和。

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 撮影には、ご家族も4人で参加して貰いました。

 お兄ちゃんは就職が決まり、弟さんは大学に合格。何とも縁起のよい新春です。

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 しかし、今回の主役は4歳のトイプードル。女の子です。

 これだけ本気で撮って貰えたら、出来上がりが本当に楽しみ。

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 誌面を構成する編集、記事を書くライター、写真を撮るカメラマンと3名で東京から来て貰いました。

 写真を撮ると言っても、本当に色々なアイデアがあるものです。

 約4時間の撮影が終わり、取材チームはそのまま西宮へ移動。翌日も撮影とのことでした。

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 私とスタッフの田辺はそのまま残りました。

 「新年会しましょうと」行って貰っていたのです。

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 今回は、おでんとネギ焼きを用意して貰いました。

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 美味しい料理とお酒、楽しい(苦労した)思い出話があれば、6時間等あっと言う間。

 夕方4時頃スタートし、気が付けば10時前でした。

考えてみれば、何度最終の新快速で大阪に戻ったのか。
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 この取材の為に、テラス用のイスは新調して貰ったとのこと。本当に嬉しいことです。

 しかし、今回はもしペットがいなければ成立しない取材でした。故に、主役は完全に彼女でした。

 インターネット全盛の時代、紙媒体の縮小は顕著です。実際、廃刊になった住宅誌もあります。

 編集、ライター、カメラマンと、それぞれのプロが関わり、そのを商品として売るというスタイルが私は好きですし、重要な発表の場だと思っています。

 人の知識と技が無料なら、人自体の価値がない事になると思うのです。

 買って貰えるかは別ですが、 3月下旬にまた告知したいと思います。

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役と厄が鍛えてくれる‐1236‐

 今朝は、ポートアイランドへ行く用事がありました。

 JRなら「三ノ宮」、阪急、阪神なら「神戸三宮」。

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 Yahoo!路線は本当に便利ですが、駅名がヒットしない時は「融通が効かないな」と文句を言ってしまいます。

 無料にも関わらず。

 マルコは「何故こんな狭いエリアに3つも路線があるのか、外国人には分かり難い」と言っていました。
 
 ポートライナーは「三宮」から乗車ですが、ついでに神戸空港ものぞいて来ました。

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 西を見れば、右手に和田岬、先には明石大橋。

 中学・高校の頃、和田防波堤まで渡してもらい、よくチヌを釣りに来たものです。その頃は明石大橋も、神戸空港もありませんでした。

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 滑走路を見ると、なぜかカンボジアの空港を思い出しました。

 前回海外に出たのは、2012年のイタリア・スペイン行き。長らく海外に出ていないなと、旅情を駆り立てられます。

 年末、今週と、そのイタリアからセイコ一家が泊まりに来ていました。

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 ミラノでは、妻と子供が1週間世話になりました。

 セイコは、妻の昔からの友人で、3人の子供も、小さい頃から知っています。皆、本当に大きくなりました。

 セイコは、11月の日記にコメントを寄せてくれました。

 誰かに理想の結婚相手とは?と、聞かれたら、伴侶の友人を大切にできる人と答えるようにしているのは、守谷さんを見ているからです。

 勿論、私が理想の結婚相手という事はありませんが、妻の友人は大切にしているつもりです。

 妻が友人と一緒になって、私の悪口を言い出したら、際限ないだろうからです。

 半分は冗談ですが、パートナー、友人は自分で選べます。しかし、その友人、知人は自分で選べるものではありません。

 自然と、和を探します。

 人は自由です。にも関わらず、ある程度の制限があった方が、幸せを見つけ易いものです。

 無人島で、たった一人。一生遊んで暮らせると分かって、心から幸せを感じる人はいないだろうからです。

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 元旦に、大学時代の後輩から「甥っ子に話をしてやって貰えませんか」と連絡がありました。

 建築関係に進みたいそうで、早速、3日に会うことにしました。

 おそらく「為になるから」と言ったはずで、私にとって、多少ハードルの高い会食です。それ故、遣り甲斐のある役回りでもあります。

 彼は23歳。まっすぐな青年でした。少しでも、響く言葉があれば良かったのですが。

 その席で後輩は「今年で後厄が終わるので、門戸厄神にお札を返してきました」と言いました。

 「安心するのはまだ早い。節分が終わるまでが厄だから」と意地の悪いことを言っておきました。

 厄≒役

 41、2歳というのは、社会での役割が変わる頃です。用心するに越したことはありません。

 夫、父、叔父、課長、先輩……

 多少不自由そうに見える役割が増えるごとに、自分は鍛えられ、人生はより豊かなものになって行きます。

 そうでなくても、そう思い込む。

 節分まで、あと僅か。後輩よ慎重にな。

日に新た‐1235‐

 新年、明けましておめでとうございます。

 昨日、初詣にいくと、額にコツンと何かが当たりました。見上げると、ドングリだったよう。

 縁起をかつぐのが日本人。良い年になりそう。

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 31日から2日にかけて、父、弟家族と木曽福島に行っていました。

 今年は雪不足で、御嶽山の麓にある開田高原まで毎日40分掛けて通いました。

 元旦は特に快晴。霊峰と呼ぶに相応しい佇まいでした。

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 標高が高く、気温が低いからから、滑るには問題のない積雪量でした。

 下の娘も、更に下の姪っ子も、ボーゲンならどこでも滑るようになりました。

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 雪遊びが一番楽しいのは未だ変わらずですが。

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 木曽福島の山荘では義妹に何から何まで世話をして貰いました。

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 子供たちも大きくなり、従兄弟同士、会う機会も限られてきます。

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 レイディには、少々失礼な写真か。しかし。こんな時間がいつまで続くのかとも思います。

 長男と私はスノーボードも持って行きました。

 昨年始めたのですが、私はお尻にアオタンが出来るくらい転びました。しかし長男は、それなりに滑るように。

 我が子に負ける屈辱と、喜び。複雑な心境です。

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 元旦の日没。この3日間、ほぼ快晴でした。

 2014年の9月27日の噴火があり、昨年は木曽福島行きを見合わせました。

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 現在は、ゲレンデに避難用シェルターが設置されています。

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 山頂部から立ち上るのは水蒸気か。全く怖さが無いと言えば嘘になります。

 しかし、地表の下には今もマグマがあり、大阪なら時速1360㎞で地球は回転しています。何が起こったとしても不思議はありません。

 今年のテーマは、本田宗一郎の言葉を使わせて貰うことにしました。

  「日に新た」

 「日々新た」ではなく「日に新た」。本田宗一郎が、どれだけ時間を大切にしていたかを感じます。

 実際、移動時間が少しでも短くなるなら、自家用ジェットやヘリコプターで向かったそうです。

 時間と言う命をどれだけ大切に出来るか。

 懸命に生きることは、生物としての義務。今日の仕事初めから、年末の仕事納めまで、全力で行きます。

伝統がない伝統、それがホンダ‐1233‐

 昨晩は、Ohanaのクライアントから声を掛けて貰い、京橋へ。

 忘年会でした。

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 その席で「日記、楽しみにしてるよ」と4人程に言って貰いました。

 何を書こうか悩むこともありますが、今年も残すところ2回。「あなたも良くなれ、私も良くなれ、みんなよくなれ」の精神で書いてみます。

 コンビニにトイレを借りようと入った際、『本田宗一郎「4つのルール」』という本が目につきました。

 自動車修理工場から身を起こし、一代で「ホンダ」を世界企業に育て上げた本田宗一郎。

 本田技研では秘書、その後は本田家の執事として。30年を共にした原田一男という方が著者です。

 本田宗一郎は1906年、明治39年生まれで、松下幸之助は1894年生まれ。1回り下の世代と言えます。

 成功は99%の失敗に支えられた1%だ

 どんなに機械が進歩しても、人間の上に君臨させてはいけない。

 この言葉だけで、その哲学を十分知ることが出来ますが、以下の話に一番惹かれました。

 ある農村の青年の集まりで講演をした時、村の青年から「アイデアはどんな時に生まれるのか」という質問がありました。

 本田宗一郎は「牛の角かどこについているか」と聞き返しました。

 頭についているのには違いないが、どこどこですと正確に言い表すことは難しく、農家育ちの青年たちも返答に困ってしまいました。

 「同じことを知人の画家に尋ねたことがある。画家は即座に『そりゃ耳の上だ』と答えた。このことは何を意味しているかと言えば、人間、ふだん自分に関係がないと思っているものに対して、正確な見方をしていない。(中略)自分には関係がないと思って見ていると、絶対にアイデアは生まれてこない。何事に対しても興味を持つことが、アイデアを生む第一歩である」

 京セラ、KDDIの創業者・稲盛和夫さんも、松下、ホンダを常に意識してきたはずです。その稲盛さんが好んで使う本田さんの逸話があります。

 会社を創業して間もない頃、ある経営セミナーで本田宗一郎の名が講師の中にありました。

 二泊三日、ある温泉旅館を借り切ってのもので、費用は数万。当日参加者は大広間で浴衣に着替えて待っていると、油の染みた作業服で本田さんは現れました。

 開口一番、こう一喝したそうです。

 「みなさんはいったいここに何をしに来たのか。経営の勉強をしたいらしいが、そんなことをする暇があったら、一刻も早く会社に帰って仕事をしなさい。温泉に入って、飲み食いしながら経営が学べるわけがない。それが証拠に、私は誰からも経営について教わっていない。そんな男でも会社が経営出来るのだから、やることは一つ。さっさと会社に戻って仕事に励みなさい。こんな高い参加料を払ってくるバカがどこにいる」

 この2つの話は、多くの部分が一致しています。人から簡単に貰える真理など無いのです。

 松下幸之助、本田宗一郎、稲盛和夫と、キラ星のごとく存在する一流の経営者。

 見聞きし、それなりに知っていることを、したり顔で話しているだけではないのか……この一年、ベストを尽くしたのか……

 浮かぶのはそんな自問ばかりです。しかし、反省に酔っていても進歩はありません。

 会社は個人のものでないという哲学から、世襲制を引いておらず、自らの姓を社名にしたことを悔いていたそうです。

 最後に。

  「よその会社のように、やれ50年とか30年の歴史と自慢するような伝統は持たせたくない。強いて伝統という言葉を使うならば、伝統がない伝統、「日に新た」という伝統を残したい。

 なぜ、今まで本田宗一郎を素通りしてきたのか。熱狂的なホンダファンが居る理由が分かりました。

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夢、プライスレス‐1232‐

 「城の崎にて」は、志賀直哉。

 「暗夜行路」と共に 読んだのは中学生の頃だったか。残念ながら、内容は忘れてしまいました。

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 久しぶりに温泉でもと、城崎を訪ねました。

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 昨日は雨でしたが、出来れば雪景色を見たかったものです。

 やはり、古湯には古湯の情緒があります。

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 温泉目的では子供が喜ばず、メインは城崎マリンワールド

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 人出が少なかったこともありますが、距離の近い水族館でした。

 海岸沿いに建ち、ロケーションは最高です。ショーの行われるプールの後ろに、何もなければ尚良いと思うのは職業柄か。

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 他にも、なかなか好感のもてる水族館でした。

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 魚のエサやりも、距離が近い。

 というか、手をかまれています。

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 ペンギンの散歩も一緒に散歩。

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 一番喜んでいたのが、アジの釣り堀。

 いつも自然の中へ連れて行っているのに、ここで釣らなくてもいいだろうと主張したのですが、結局やるはめに。

 1竿650円で、糸が切れるまで。徐々に糸が溶けていくようです。

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 で、釣ったすぐそばで、1匹50円で揚げてくれるのです。

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 魚が苦手の長男も、喜んで食べたので、それはそれで良かったのか。

 イケスの中には、もの凄い数のアジが泳いでおり、誰が釣っても釣れます。

 私からすると面白くないが、子供にとっては面白い。この違いはどこから来るのか。

 安楽は充実を生まないという鉄則があります。

 子供は、あれだけ居ても釣れるという確信が無いのかもしれません。そう考えると成功体験が、充実のハードルを上げていくのでしょう。

 長男が「サンタは母さんなのか」と言い出しました。また、この日記を学校のパソコンクラブとやらで読んでいる時もあります。

 成長するにつれ、夢を簡単に与えることが出来なくなって行きます。そもそも夢など与えて来たのか……

 「お金では買えない価値がある」というCMがありました。夢だけは、買い与えたり、他人が押しつけることが出来ません。

 自らが夢と希望をもち、子供に、社員に夢を持って貰えるような大人でありたい。

 そんな事を思い、願う、クリスマスイブの夜。

好ましい‐1230‐

 今年も残すところ2週間になりました。

 冬が遅くなったとはいえ、奈良の山深くでは、雪もちらつきます。

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 池原ダムのある下北山村は常緑樹が多く、六甲山系などとは趣を異にします。

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 西宮にある甲山。山全体が色づいているようです。

 本当に美しい形だと思っていたら、古代では信仰の対象だったとありました。

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 山中では、サルも冬支度に、水際まで下りてきます。木の実を食べているのか、木の根を掘っているのか。

 掘った土や小石を湖に捨てるので、釣り人には結構迷惑。こちらは遊ぶ身ですが。
 
 2011年11月、ニューヨークに行っていました。

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 その時に、世話になった中高の友人は、 映画監督、またカメラマンでもあります。

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 ニューヨークからライトの落水荘まで、車で8時間。レンタカーで一緒に行きました。

 その後、子供もできたと、奥さんのfacebookで知りました。

 また、彼がカメラマンを務めたドキュメンタリーが、NHKで放送されることも、一昨日、彼がタグ付け?されたfacebookで知りました。

 生活はニューヨークなので、日本のことには頓着していないのか。

 一報くらいくれればいいのにと思うのですが。

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 自己顕示欲が少なく、極めてマイペース。

 中学2年生以来、一緒に遊びに行った記憶などないのに、40歳を過ぎてから、一日居ても全く気疲れしません。

 友人、またはパートナーは似た者を選ぶのか、自分に無いものを求めるのか、と言う論議があります。

 私は「好ましい」人を選ぶのだと思っています。好き、嫌いとはちょっと違う感情だと思っているのです。

 それらは、立場、状況、気分によっても変わります。友人として好ましいが、パートナーとして好ましいかは全く別ものです。

 彼は、なかなか自由な人生を歩んでいますが、ベースにある育ちの良さ、創造欲を感じます。

 会話も知的好奇心をくすぐるのです。お父さんは確か大学教授だったはず。

 大阪の下町から、世界に発信してやるぞと意気込んでいる私とは、全く違う空気感を持っているのです。

 完成後DVDも貰いましたが、高校野球という、日本独特の文化に焦点をあてた作品です。内容には触れませんが、良ければご覧下さい。

12月29日(火)午後10時00分~午後10時50分 [BS1] 
1月3日(日)午後5時00分〜 [BS1] 再放送
 
 こうして宣伝したくなるのは、私にとって好ましい人だからなのでしょう。 

2017年の春、どんな未来がまっているのか‐1208‐

■10月10日(土) 3:30pm~6:00pm 京都BAL 地下2階
丸善<京都本店>にて
「無料相談会」に参加■

 先週末、バタバタと告知しましたが、母校、高槻中学、高校の文化祭に参加してきました。

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 今回から、OB会のブースが出来、そこで当社の映像を紹介したいと連絡を貰っていたのです。

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 校門を入るといきなり「おう、守谷やないか!」と。

 バシンと肩を叩かれ、見ると体育のY先生。

 来年、退官とのことでしたが、6年間持ち上がって中で、一番怖い先生でした。逆鱗に触れると、時々その鉄拳が……

 豪快に笑う姿の先にも、30年前の怖さがちらつきます。冗談ですが。

 こうやって、気安く声を掛けて貰えるだけで、本当に嬉しものです。

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 主役は勿論学生です。

 中庭で、お笑いライブをやっていましたが、結構盛り上がっていました。

 「情熱の火を燃やせ。僅か6年が、人生にとってかけがえの無いものになるんだ」と一人一人に声を掛けてあげたい気分です。

 余計なお世話か。

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 OB会のブースで「卒業生によるプロフェッショナル相談会」に参加してきました。

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 webサイトでも紹介して貰い、有り難い限りです。

 弁護士、医師、公認会計士の先輩方と、並んで座らせて貰いました。

 隣の教室に居られた、保護者会の方が一人見えました。

 「日記、拝見しました。あちこちに子供さんを連れていかれて、凄いですね。結構さかのっぼって読ませてもらいました」と。

 どんな形にせよ、少しでも元気が出たり、前向きになって貰えたなら、それが本望です。

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 中学は野球部だったので、このグランドで、青春の汗と涙を流しました。

 勉強は大してしてなかったので、野球がなかったら、どうなっていたんだろうとも思います。

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 小5の長男は、中学受験を目指しており、それもあっての訪問でした。

 この秋は、色々な学校を回っているのですが、一番行きたいのが北海道の学校だというのです。

 理由を聞くと「毎日が修学旅行みたいでワクワする」と言います。

 全寮生活で、その費用を合わせれば、月に10万円以上は掛りそう。

 どうせ狙うなら、九州にしてくれたら、フェリーでもいけるのにと思います。

 勿論、全ては実力が伴ってこそですが。

 夢や、ワクワクする気持ちは、人から譲り受けたり、貰ったりすることは出来ません。

 とするなら、この夢を育てるよう、親としては応援してあげなければならないのか……

 そうならるなら、長男と一緒に暮らす時間はあと1年半。寂しい気持ちもないでは無いですが。

 全ては長男の頑張りと、私の頑張り次第です。

 2017年の春、長男は12歳私は46歳。どんな春がまっているのか。

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食べ物の恨みは怖い、九州編‐1206‐

 前回のUPは木曜日の23:59になってしまいました。

 2005年10月から、欠かさず月木に上げて来たこだわりもあり旅の最後までたどり着けず……

 シルバーウィークの旅は、今回で最終回です。

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 9月22日(火)の夕方、平戸からすぐ近くの、薄香という漁村に寄りました。

 高倉健の遺作「あなたへ」のロケ地になった所です。

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 高倉健が、亡き妻の散骨に訪れたのがこの港。

 通りがかったおばさんが「あの船が、健さんがのった船だよ」と教えてくれました。

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 映画の中にある写真館もそのまま。セットを残してあるのか、本当の名前なのかは分りません。

 昭和の名優、健さんがたたずむシーンを思い出しながら、最後の宿泊地佐世保へ。

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 夕方、佐世保のホテルに到着。早速カメラを持って街へ出ました。

 ある建物を撮りたいが為に、佐世保に宿を取ったのですが、まさかの改修工事中。

 諦めきれず、周囲をウロウロしていると、品の良い行員が内部を少し案内してくれました。

 それはそれで心に残りますが、返す返すも残念。

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 仕方ないので、夕食は名物という長崎牛のレモンステーキ。

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 普段粗食なので、基本、何を食べても美味しいのです。

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 連休最終日、23日(水)朝の佐世保港。

 ジョギングしていると朝市を見つけました。

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 地元の市場で魚を見るとテンションが上がります。

 ウマズラハギの大きいこと。

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 佐世保から、唐津までは40km程。

 のどかな景色の中を1時間程で到着。

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 「呼子のイカ」が名物だそうですが、イカはやはり鮮度が命。

 更に、さばいてから出すまでの時間を、最短にする努力をしているようです。

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 ゲソの天ぷらは、胴を食べた後に揚げてくれます。

 魚嫌いの長男も、良く食べました。

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 最後は、北九州の中心地、小倉へ。

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 1998年完成の北九州メディアドーム。

 再び、菊竹清訓の設計で、中は競輪場になっています。九州は、本当に良い建築、街が多い。どこに行っても外れ無しという感じです。

 唯一はずれたのが、長崎中華街の中華料理屋でした。

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 先にも書きましたが、世界遺産登録もあって、観光客でごったがえしています。

 名の知られた店のようで、早めに行きましたが、自由にオーダーしたいなら1時間半待ち。

 「この金額以上のコースを頼むなら、今すぐ案内します」と。

 そのやり方はどうかとも思いましたが、子供もお腹がすいたと言うし、たまにはちょっと贅沢してもと、入ったのです。

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 ある程度は予想はしていましたが、子供はフカヒレのスープを喜ばず。

 エビチリもカリカリの天ぷらの方が美味しいと。やっぱり「王将の餃子の方が美味しい」という始末。

 ちゃんぽんは評判通り美味しかったのですが。

 微妙な気分で伝票を見ると、飲んでいない生ビールが3杯飲んだことになっており……

 勿論消して貰いましたが、詫びている感じは全く伝わって来ませんでした。

 働いてい居る人は、忙しさでいっぱいなのでしょうが。

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 一方、長崎港、出島ワープにあるレストランのトルコライスセットは800円。

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 期待の大小はありますが、娘のオムライスと合わせて、大満足。安くて美味いに勝るものはありません。

 人気観光地になれば、放っておいても人が殺到します。

 しかし、街の風情というものは、季候、建物、人、食べ物と、五感で感じるものです。中でも、人は人に最も影響を受けますし、加えて、食べ物の恨みは怖いのです。しつこいのですが。

 次回は、私が唯一行ったことがない日本、沖縄か。

<目指せ、家族で47都道府県制覇>

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坂と信仰の街、長崎‐1205‐

 前回は、グラバー邸に到着したところまで書きました。

 グラバー邸は、今年の7月、世界遺産に登録されたばかり。多くの観光客で賑わっていました。

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 グラバー邸のすぐ下にあるのが大浦天主堂です。

 幕末、主ににフランス人の為に建てられました。長崎を旅して驚くのは、教会の多さです。

 江戸時代から明治初期まで、禁教が続きました。教会は、弾圧、抑圧との戦いの痕跡とも言えるのです。

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 夕食は長崎中華街へ。

 名物はもちろんチャンポンですが、名店らしい店に入りました。

 チャンポンは美味しかったのですが、店員の応対は酷かった。旅と食事についてはまた改めて書こうと思います。

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 翌22日(火)は、軍艦島クルーズでした。

 石炭の需要増加と共に、多くの人たちがこの小さな島に移り住んで来ました。

 最盛期には5000以上が島内に住み、小学校、中学校、映画館、パチンコ屋があったそうです。

 日本初の鉄筋コンクリート造の共同住宅も建築されました。

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 しかし、1974年に閉山し、無人島となります。

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 その廃墟を、私も含め、多くの人が見に訪れるのです。

 愛媛の山奥にある「東洋のマチュピチュ」別子銅山も、全く同じ構図です。

 世界中が産業革命によって、成長、発展の真っ只中に居た時代の痕跡には迫力があります。

 高い賃金を求め、危険を覚悟で、そんな仕事に従事した人達がこれ程多く居た訳です。

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 長崎市内を後にし、北西に約100km。

 平戸までやってきました。

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 平戸ザビエル教会は、平戸を見下ろす山の中腹にあります。

 1549年、フランシスコ・ザビエルがこの地にたどり着いたところから、日本におけるキリスト教は全てが始まりました。

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 この教会は、ザビエルの平戸訪問を記念して1931年に建てられました。

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 地元の信者の方々の好意で、公開されているのですが、本当に美しい教会でした。

 パリのノートルダム寺院、ミラノのドゥオーモなど、教会建築の傑作と言われる建築をいくつか見てきました。

 この教会は日本の、この小さな港町に合った、素晴らしい教会建築でした。

 踏み絵で知られるように、信仰の為に命を掛けた人が多く居たという事実があります。

 長崎を訪れ、それらが現実であったことを、僅かに肌で感じることが出来ました。教会が、悲しく美しいのです。

 人は生きてこそなので、命を賭すことが素晴らしい事だとは思いません。

 しかし、信仰であれ、信念であれ、命を掛けてまで貫きたいことがあるのか………

 ただ美しいと感じた25年前。信仰と信念を感じた今。それが成長であって欲しいと願います。

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 今日の朝6時に大阪に戻り、バタバタと一日が終わりました。

 まだ、佐世保、北九州が残っているので、こちらは次回UPします。 

<目指せ、家族で47都道府県制覇>

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SAGA佐賀‐1204‐

昨日の夕方、泉大津港をでました。

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今朝6時に新門司に到着。この連休は、佐賀、長崎をまわります。

最近は、船旅の人気が高まっていると聞きました。

泉大津から乗る阪九(はんきゅう)フェリーは今回が初めてですが、造船したばかりの新艇です。

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いろんな点が改善されていました。

4人部屋の2段ベッドが、はしごから階段に変わったのは大きな改善点です。

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フェリーの旅の醍醐味は、ゆっくり流れる時間ですが、揺れは本当に小さくなりました。

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波が小さかったにしろ、揺れを意識することはほぼありませんでした。新しい技術が投入されているのでしょう。

新門司から佐賀へ行く途中、久留米へ寄りました。久留米と言えば、チェッカーズ、松田聖子も出身地。

久留米市役所は菊竹清訓の設計で、1994年の完成です。

建築は、写真が良いものと、実物が良いものがありますが、完全に後者でした。

昼までに、佐賀県の吉野ヶ里遺跡まで移動しました。

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弥生時代後期の環濠集落が復元されていますが、日本最大級のもの。

物見やぐらが付随した竪穴式住居が十数棟あり「魏志倭人伝」に記された国の一つではと考えられています。

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入口にある吉野ヶ里歴史公園センターは2000年の完成。菊竹清訓の設計です。

菊竹清訓については、何度か触れました。

関西なら、2003年に解体されましたが、万博公園のエキスポタワーが分り易いでしょうか。

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実は、久留米から吉野ヶ里あたりまで、菊竹家の土地だったそうです。

それが、戦後の農地解放によって、殆どを失うことになります。

2000年完成のこの建物は、コンペだったのですが、そんな因縁もあり、何とか勝ちたいと思っていたそうです。

そこで勝つあたり流石ですが、さらに面白いのはこの建築の構造です。

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このキール式ドームは、あの新国立競技場のコンペで、ザハ・ハディドが提案した構造に似ています。

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見下ろした姿が、どことなく似ている感じもしますが、彼はアンビルドの王様とは言われていません。

自邸は空に浮かせ建物全体が雨どいの建築を実現させているのです。

常に新しいものを提案し、現実のものとしてきました。それだけに、非難を浴びた建築もあるのですが。

1800年前の集落をみて、15年前のキール式ドームをみて、実際に、同じような感激があるのです。

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先程、長崎に着きました。

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金沢と共に、私が最も美しいと思う街ですが、前回訪れたのは4半世紀前。

今日はグラバー邸だけで、明日はゆっくり回ります。

最後は、あの歌で。

『佐賀県』 歌・作詞・作曲:はなわ

SAGA さが 松雪泰子も佐賀~ でも公表してねえ~

江頭2:50も佐賀~ でも公表するな~

佐賀県民には申し訳ないのですが、これはこれで凄い曲です。

<目指せ、家族で47都道府県制覇>

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