ゴールデンウィーク真っただ中の月曜日です。
昨日まで雨だったからか、ひんやりとした1日でした。
ご近所さんはいつも花の手入れに余念がありません。
花薫る5月です。
ラジオから「近藤房之助、初めてのバースデイライブ!」と聞こえてきました。
70才を迎えるそうです。
その名前にピンとこない人も、「おどるポンポコリン」で「パッパ!パラリラ!」と歌っていた、背の高いギターの人、と言えば分かるかもしれません。
B.B.クィーンズというユニットの曲ですが、坪倉唯子と近藤房之助の2人がボーカルでした。
しかし本業?はブルースシンガーです。
何のきっかけで彼を知ったのか思い出せないのですが、大学時代はとにかく彼の音楽をよく聞いていました。
学生の私にとって、大人で、渋くって、とにかく格好よかったのです。
写真の4枚は全てライブアルバムですが、その他も結構買いました。
基本は名曲を歌います。
“HEART OF STONE “の “COME SEE ABOUT ME “はもう最高です。
ザ・スパイダーズの”ノー・ノー・ボーイ ” は、大人すぎるアレンジで、楽しませてくれます。
“UNCHAINED RHYTHM” には “Mercy Mercy Me” が収録されています。
マービン・ゲイのあの名曲です。
歌もそうなのですが、曲の選択がまた良いのです。
近藤房之助のことを書こうと、CDコレクションを引っ張りだしてくると、すぐそばに希代のエンターテイナー”BLUES BROTHERS”の名盤が。
もうジャケットを見ているだけで楽しい!
Whitney Houstonのデビューアルバム “Whitney Houston” もありました。
邦題は「そよ風の贈りもの」。
B.B.クィーンズのもうひとりのボーカル、坪倉唯子も大好きです。
実力派の2人がエンターテイメントに徹したB.B.クィーンズ が大ヒットを飛ばしたのは、何か誇らしかったものです。
最近CDを買うことはありませんが、ジャケットを見渡しているだけで、一気に青春時代にタイムスリップしていました。
先日、高級家具メーカーにカタログを請求すると「ペーパーのカタログを廃止致しました。Webカタログでご覧ください」と返信がありました。担当者は詫びていましたが。
自分で買うならWebカタログで良いのですが、クライアントに勧めたり、コーディネートするときは、ペーパーのカタログを繰りながら、ああでもない、こうでもないと相談しながら決めるものです。
Webカタログになると、「見渡す」という機能が各段に落ちるのです。もっと現場のことを分かって欲しいと思うのです。
ペーパレス化、省コストと、時代の流れなので仕方ないのかもしれませんが。
近藤房之助と坪倉唯子のユニットB.B.クィーンズは 、164.4万枚という大ヒットを記録しました。
しかし、ブルースのライブアルバムでこれ程のセールスを記録することはないと思います。
だから彼はライブで歌っていたのかもしれません。
“Come See About Me ”
「僕に会いに来てよ!」と。
■■■ 『ESSE-online』にコラム連載■■■
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」
■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設
■■■1月6日『Best of Houzz 2022』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞■