今日は朝から、松山英樹選手の日本人初のマスターズ制覇のニュース一色でした。

そういう私も、朝6時からですがテレビ前でハラハラドキドキ観戦していました。
世界の頂点に立つ最高の景色を見せて貰い、気力十分で会社へと向かったのです。

週末は、久し振りに休めそうな日があったので、池原ダムへ飛んで行っていました。

桜の盛りは終わっていますが、標高の高い所にはチラホラ残っています。
吉野山の一目千本とは行きませんが、ここ下北山村も吉野郡。一目五十本くらいはありそうです。
キツツキが木をつつく音聞こえてきます。
そんな時、やっぱり来て良かったと実感するのです。

天気も最高で、さあ初バスを釣るぞと各川筋の最上流部を回りますがほぼ魚は見えず。
産卵をまじかに控えたこの時期の魚は気難しいのですが、釣る人は良いサイズをかなりの確率で釣ってきます。
要は腕の差が出る季節なのです。

疲れが残っては本末転倒と、昼寝だけはしっかりするのですが、午後の湖にでると、あっという間に日暮れの雰囲気。
唯一魚影が見えたポイントに、最後のタイミングで入りました。

で、何とかかんとか一匹。

1.25kg。
バスフィッシングでは重さを競う試合があります。
いつかでてみたいと思い、出来るだけ重量も量るようにしているのです。

ウッドチップたまりの下に居ました。いや、居てくれました。
それ程のサイズではありませんが、終了15分前に何とか釣れてくれ、喜びもひとしおだったのです。
松山英樹選手の偉業については、また機会を改めて書いてみたいと思っていますが、解説の中嶋常幸さんの言葉も印象的でした。
「勝てる」と思わない方がいい。「勝つ」の方がいい。
残りが9ホールを切り、2位の選手と5打か6打差のついていたタイミングでした。
海外で活躍した日本人の先駆者として、嫌と言う程辛酸を舐めてきた中嶋さんだからこその言葉だったと思います。
この世の中に、与えられるものはありません。あったとしても、一時期の幸運に過ぎません。
粘り強く努力と改善を重ね、自らが取りにいくしかないのです。
かたや世界の頂点オーガスタ。かたや夕方16時45分の池原ダム。
全く違うと言えば違いますが、諦めない気持ちだけは同じです。
新年度に入り、すでに数件のオファーを貰いました。大阪の、日本の、世界の頂点目指して29歳の若者に負けないよう、この春も全力で行きます。

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
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