座右の銘

 大阪は快晴の朝。海の向こう、アメリカメジャーリーグではワールドシリーズが行われています。

 レイズの岩村、フィリーズの田口と日本人2選手も出場していますが、あと一歩のところで出場を逃した、レッドソックス松坂大輔投手について。

 今シーズンの成績は18勝3敗。メジャー2年目にして申し分のない成績です。今年6月の新聞記事にこうありました。

 レッドソックス入団を決めた2006年12月の会見で「夢がかなったか」の問いに「見ることはできてもかなわないのが夢。ぼくはここで投げられると信じて目標にしてきたからここにいるのだと思う」

 夢の語源は「寝(い)」+「目(め)」寝ながら見るもの。夢などというあまっちょろいものと違うという意思表示だったのだ。 

 松坂の座右の銘は後藤静香の詩「第一歩」にある「目標がその日その日を支配する」

 2008/6/3 産経新聞より

 28歳の彼は、いつもニコニコしていますが、流石に素晴らしい座右の銘を持っています。

イチローの発言などもあり、監督問題で揺れている来春のワールドベースボールクラシック。記念すべき第一回大会の優勝国として、そのMVP選手として、3年前を上回る活躍を是非期待します。

 「目標がその日その日を支配する」

そう、志が自分の人生を決めるのだと、再確認して今週の始まりです。