ある街のその後

 昨日にかけて日本列島を横断したのは台風4号。今日の昼頃には長野県で震度6強の地震と速報がありました。

 自然をこよなく愛する日本人ですが、同時に畏敬の念を持たざるおえなかったとも言えます。

 自然現象の前では、人はいつも無力で、だだ全てを受け入れる事しか出来ないのですから。

 今日は”海の日”。台風一過の快晴とはいきませんでしたが、晴れ間も少し見えました。ふと思います。

 ある街が洪水で大被害を受けたとします。架空の被害を受けなかった同じ街があったとしたら、10年後は前者のほうが発展しているそうです。

 多くの人が復興を願う強い気持ちは、全てがゼロになったマイナス分さえ補いプラスに変えれるのです。例えば戦後の日本が、焼け野原から現在に至ったように。

 中越に暮らす人々には、気休めにしかならないと思いますが、強い気持ちで頑張って欲しいと願います。自分がそんな立場になった時はそう在れるようにと言い聞かせながら。