3月1日(火)大阪ドーム。7:00pmからイーグルスのコンサートが始まりました。
前にライブへ行ったのはいつだろうと考えてみると……高校生の頃行った、ハウンド・ドッグでしょうか。本当に久しぶりです。
一昨年のマイケル・ジャクソンの件もあり、見たいアーチストがいたら、すぐ行動しようと思っていました。
そんな時、テレビでイーグルスの日本公演を知ったのです。
遅ればせながら予約すると、スタンドの真ん中あたり。ステージから左斜め45度、およそ70m程。メンバーは小指大でした。ちなみにチケットは¥12,000-。
コンサートが終わり、まず来て良かったと思いました。
60代半ばにさしかかったメンバーはもう初老と言って良い風貌でした。1985年、最高にかっこ良いと思っていたドン・ヘンリーは若干お腹が出ていました。
しかし、彼のやや鼻にかかった、高めのハスキーな声は、今まで何回聴いたか分からない、歌声そのものでした。
コンサート後半の中頃、ドラムがハイハットを刻むイントロが流れてきた時、今まで何度聞いたか分からないその曲に感激しました。
私が一番好きな曲「ボーイズ・オブ・サマー」。イーグルス解散の後、ドン・ヘンリーがソロで発表した曲です。
その後バンドは復活し今回の公演に繋がっていますが、ソロ曲は演奏されないんだろうと、思っていたのです。
若干残念だったこともありました……それは隣席のこと。
30歳代くらいの女性2人組は、開演後2曲目くらいに席に着きました。「7時に来るのが大変な人も多いだろうな」とか思っていたのです。
彼女は席に着くと、すぐさまテイクアウトの牛丼を食べ始めました。「まあ腹が減っては、聴けないかもな」と考えていると、3曲目に「ホテル・カルフォルニア」が始まったのです。
物悲しい、ツインネックのギターの音色に、甘く切ない歌声。まぎれもなくあの名曲だったのですが、それは牛丼の匂いの中で……これが一生で一回の生「ホテル・カルフォルニア」体験です。
ちょっと笑い話です。
もしまた機会があればできれば、アリーナで聴きたいと思います。遠くスタンドから見ていると、どうせなら、あの熱気中で聴きたいと思ったです。
最後は平井堅もカバーしていた「ディスペラード」でコンサートは終了しました。
良くライブは皆で造り上げるもの、と言いますが、良いも悪いも、身をもって体験しました。
久々のライブ。とっても良かったです