中学・高校の同級生に映画監督がいます。というと、どんな人をイメージするでしょうか?
彼は才能のある映像作家で、色々な仕事をして来たようですが、「プレーステーションのソフトのムービー部分をディレションしている」というのを聞いて「すごい」と思ってしまいました。それは私でも知っている、かなり有名なゲームソフトでした。そんな彼が映画を創り、なんと劇場公開中なのです!
ANALIF アナライフ 監督 合田健二
高校時代には、同じバンドにいたりしたのですが、当時からかなりマニアックな一面がありました。お世辞にもおしゃべりが上手というタイプではなかったような気がします。
しかし現在、劇場では公開に先駆けてトークショーを行っています。ゲストは、「オー!マイキー」の監督・石橋義正さんだったり、「タモリ倶楽部」に出ている杉作J太郎さんだったりするのです。
同級生が、頑張っているのを見ると、何より刺激になります。自分の選んだ仕事、建築家はなにより好きですが、『映画監督』 その響き、なんともかっこいいじゃないですか、合田君。
長男が生まれて、1ヶ月がすぎました。先月の末から、妻子ともに里帰りから帰って来たので、私にとっては、これからが子育て本番です。
驚くことがいろいろとあります。例えば、
1. 1~2時間ごとにミルクを欲しがって泣く
2. 授乳後はゲップを誘発させないといけない
3. 雲古はあまりくさくない
4. お風呂が大好き
などなど。
「しないといけない事」がたくさんあって、妻は特に大変ですが、少しづつ「してもいい事」を見つけていければいいかな、と思っています。
私が生まれた時も、全身毛だらけで、熊の子のようだったと言われましたが、わが子も、一緒に風呂に入ると、背中に毛が生えているのが見て取れます。坂本龍馬の背中にはタテガミのような毛がはえていたようなので、「もしかして、龍馬みたいな人生を歩んだら」などと一人、親バカな夢想は広がって行きます。
バスタブに入っているときは、特にご機嫌で、もう自分で泳いでいるような顔で手足を動かし、子もまた、悦に入っています。

聞きたいことがあって、地域の警察署に行ってきました。初めの窓口は、『相談係』という部署になるようです。
そこは、大きなフロアの端っこに畳3枚くらいのブースがあり、背広を着た年配の方が2人座っていました。年恰好は60歳くらいに見えます。ところが、この『相談係』という部署はとにかく忙しいようなのです。
私が話を始めると、電話が鳴り出し、ちょっと待ってくださいねと断ってから、「ハイ『相談係』です。・・・・・・ナルホド、・・・・・・架空請求ではないかと、・・・・・・そんな会社は知らないと、・・・・・・一切無視することですね」ガチャン。
また、私が話を始めると電話が鳴り出し、「ハイ『相談係』です。・・・・・・6万円の請求が来たんですね、・・・・・・あなたはそんなサイトをを見た覚えは無いと、・・・・・・もしかしたら2歳のお子さんが、勝手にクリックしたかも知れないと、・・・・・・常識的に2歳のお子さんが、そんな事が出来ますかねエ。・・・・・・その画像に6万円の価値があるでしょうか。・・・・・・まあ、一切無視することですね」ガチャン。と、こんな調子です。
私は相談もそこそこに、世間話をしていました。聞けば、この部署は、いろんなキャリアを経て最後に行き着く部署のようで、話し振りにも、その年輪が感じられました。
「出会い系サイト等からの、請求に対する相談が多くってネ。大体は、若いお父さん、お母さんで、いちように、クリックした『覚え』は無いが、子供がケイタイで遊んでいるうちに、勝手にクリックしたかもしれない、と言うんヤ。そんなこと起こりえんでしょ」とこぼしていました。
「いちように、『覚え』は無い」 という所には笑ってしまいましたが、クリックしていないとは言わないそうです。「そんな責任、押し付けられても」という子供の声が聞こえて来そうです。

今週末も産後の里帰りのために、妻の実家へ帰っていました。いつもの川へ愛犬のマナと散歩に出かけると、川辺は春のギャラリーでした。

やっぱり、春は桜。

菜の花を飛んで回る
ミツバチ。

道端に咲く、星型の花。

ハトも太陽に向かって、
日向ぼっこ。

最後は雑草のサラブレッド、
タンポポです。

建築現場にあった工事用の蛇口です。
建築現場にはデザイン不要、機能優先のモノがたくさんあります。
ちょっとカタチが面白いかなと思って撮ってみました。

この連休は妻の実家に里帰りしていました。
近くに川があるので、天気が良い日は、飼い犬の「マナ」を連れてよく散歩に行きました。

川辺を散歩していると飽きることがありません。
水鳥が水遊びをしていたり、小魚が物陰にかくれているのを探したりしていると、「マナ」は私の目を盗み「道草」を本当に食べています。
川はよく人生に例えられますが、鎌倉時代の古典随筆、「方丈記」の始まりは簡潔で美しい名文です。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。(中略)朝に死に、夕に生るるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
そこにある「無常観」という思想は少し心にゆとりを与えてくれる気がします。

ある集まりで御一緒する方が
「ぼちぼちいこか!1億円」 なにわ1億円倶楽部 (著)という本を昨年出版されました。
なんとAmazon.co.jpで1位にもなったそうです。
ちなみに左が著者の松井浩一さんから頂いた、現金”1億円”の”写真”です。
テレビ番組を見ていて、以前から持っていた疑問が1つ解決しました。
江戸時代、「お伊勢参り」「熊野詣」「金毘羅参り」などの言葉が残るように、多くの人々が遠路はるばる、神社へ参拝したようです。庶民の信仰が何故そこまで篤かったのだろう、という疑問を持っていました。
当時は幕府によって、神奈川県の箱根の関や、滋賀県の逢坂の関などで、人の移動や、物の出入りは厳しく監理されていました。
しかし一方、信仰を建前とした旅には、通行手形が出易かったそうです。本当に「お伊勢参り」が主目的の人もいたでしょうが、それは建前として、京都や大阪(大坂)へ、という人が多かったようです。
「お伊勢参り」には半年で500万人が訪れたこともあるそうで、「旅行用心集」というガイドブックまで出版されており、庶民にとって大変なイベントだったと想像できます。
弥次さんと喜多さんが登場する十返舎一九の「東海道中膝栗毛」が大きな人気を呼んだのは、多くの人がそんな旅を経験しており、自分の思い出と重ね合わせたという背景があったようです。
東海道五十三次。東京-日本橋から京都-三条大橋まで、宿場町を伝いながら、歩いて旅すると何日を要したのでしょうか。現在よりずっと美しい太平洋を眺めながらの旅は、なんとも楽しく刺激的だっただろうな、と旅情をかき立てられるのです。

切花を頂いたので、食卓の花瓶に活けています。
私は黄色い花が好きで、黄色のチューリップを眺めていると、ずっと前に聞いた話を思い出しました。黄色のバラの花言葉は「嫉妬」なのだそうです。
他の花ならどうなんだろう?と花瓶にある花を調べてみました。
チューリップ(赤)-愛の告白・愛の宣告・美しい瞳
チューリップ(桃)-恋の告白・真面目な愛
カスミソウ-清い心・切なる願い・無邪気・無意識・親切
チューリップ(黄)-希望のない恋・正直・実らぬ恋・母の日・名声・愛の表示
私は黄色い花には全くうらみはありません。どうしてこんな花言葉になるんでしょうか?
仕事場で、FMラジオをつけていると、この季節は「春」や「さくら」を題材にした曲が多く流れてきます。
以前新聞のコラムに、ある染色家の話が載っていました。
咲いた桜の花弁を煮出して染色すると、灰色に染まるのですが、花が咲く寸前の木の幹を煮出だすと、美しい桜色に染まるそうです。美しいのは花ですが、そこに至るまでの、根っこ、幹、枝こそがその美しさを支えています。
遠目に山並みを眺めていると他の部分と違って、どことなく桜色っぽい部分があることに気づきます。そんな所はいちように桜の名所ですでにつぼみ、枝ともわずかに色付いています。
木々は自らは動けないので、やって来る季節への準備は怠らないのです。

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