内祝いに届いた和菓子の老舗「老松」の詰め合わせの中に「渡月橋」というお菓子がありました。
和三盆のクリームを挟んだもので、子供たちは喜んで食べていました。
娘が「渡月橋」は倉木麻衣の歌でしか知らないと言うので、嵐山へ行ってみることに。
桜は僅かに残るのみですが、葉桜、新緑が目に優しい景色が広がっています。
インバウンドの多さに……とは違う切り口で書きたいのですが、確かに多いのは多い。
桜はやはり一番人気です。
わざわざ日本に来てくれたのですから、日本経済のためにも大歓迎しなければなりません。
また、前もって予定を組むなら、桜への期待もあったはず。数本残っており、ほっとしたかもしれません。
渡月橋の上流では、船遊びをする姿も見えました。
嵐電(らんでん)の駅も新しくなっており、ごった返していました。
改めて、京都の人気を感じます。
目抜き通りも同じくですが、ここに「元気がでるハウス」があったのか……
もしかすると25年振りくらいかもしれません。
竹林の小径もなかなかの人気。
かなりの人出でしたが、それなりに撮ってきました(笑)
桂川沿いでは新入生歓迎コンパか、いくつもの車座ができていました。
頬には僅かに朱が差し、喜々とした表情は初々しく、微笑ましくもあります。
しかし、毎年この時期、急性アルコール中毒のニュースが流れます。
○○ハラスメントという言葉をよく見るようになりましたが、常に力のバランスがいびつな時に生まれるものです。
私はお酒が弱いほうではないので(滅茶苦茶に強い訳でもありませんが)、飲ませたい先輩からは杯を受けていたほうだと思います。
しかし、こんなことで意地を張るのは全く馬鹿らしい限りです。
1989年、ソニー会長の盛田昭夫と石原慎太郎の共著、『「NO」と言える日本』が出版されました。
主には、アメリカへ向けての内容ですが、間違っていると思ったことに「NO」を言うのは、相手がアメリカ大統領であれ、先輩であれ当たり前です。
また、先輩、年長者が必ず尊敬されることはありません。
尊敬して貰える可能性があるだけで、むしろ逆。後輩、年少者のジャッジを受ける立場です。
このことは、下級生の時から常に思っていました。
よって、自分が上級生になった時、何かを強要したことはないつもりです。
真実は、後輩に聞いてみないと分かりませんが。
人生の若葉が芽吹く、20歳前後に人生を終えるなど考えられないし、あってはならないことです。
宴席に関しては、100%「NO」と言える1年生でいなければなりません。
お酒を飲むか、飲まないかで、もし何かを判断するなら、その人は間違いなく先輩ではないし、あなたの人生とは無関係な人なのです。
■■■毎日放送『住人十色』4月14日5:00pm~5:30pm
「回遊できる家」放映
■■■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
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■『homify』6月29日に「回遊できる家」掲載
■『homify』6月2日に「イタウバハウス」掲載
■『houzz』5月28日の特集記事に「あちこちでお茶できる家」掲載