週末の日本列島はよく晴れました。
土曜日は、北海道から沖縄までが全て晴れマークでまさに日本晴れ。
春も終盤に入り、サツキが満開でした。
しかし北海道では39.5度を記録したともあり、本当に酷暑の時代に入ったと実感するのです。
少し前に、子供達が2人でQUEENの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行ってきました。
娘も感激したらしく、「iPodにQUEENの曲を入れて」と。
いまだにiTunesを使いこなせておらず、全てのCDをデータ化できていませんが、親子で名曲を共有できるのは嬉しいことです。
音楽で言えば『桑田佳祐 大衆音楽史 ひとり紅白歌合戦』という番組がとても面白かったのです。
サザンオールスターズのデビューは1978年「勝手にシンドバッド」。
国民的バンドと言ってよいと思いますが、勿論のこと私の人生でも多くの場面でその曲が流れていました。
その思い入れは、一度ここでも書きました。
この「ひとり紅白」というイベントが一旦終わるとのことでしたが、その存在を知りませんでした。
そのタイトルと通り全てが名曲です。
あの歌い方が気にならないのかなと思いましたが、全く気にならないのが名曲のようです。
「歌っていて、涙をこらえるのに必死になる」曲として松任谷由美の「春よ、来い」を上げていました。
平成5年、1994年の10月発売で、私にとっては社会人1年目の秋です。
その時の駄目さ加減は、今回割愛しますが、切ないメロディが24歳の私に染み入ってきたのを良く覚えています。
名曲ってのはね、
聴いてよしだけど、歌ってもっていかれるっていうか。
歌という入れ物をお借りして、入れ物の中を自分の心が自由奔放に動き回れるっていうかね。
大きな大事な器を与えてもらうような感じでね。
類まれなる才能の持ち主なのでしょうが、やはり頂点を極める人は例外なく謙虚です。
自分より職業を上位概念として位置付けている気もするのです。
スティーブ・ジョブズも以下のように語っていました。
クリエイティブな人というのは、先人たちが残してくれたものに感謝したいと思っているはずだ。
僕が使っている言葉も数学も僕が発明したわけではない。同じ人類の先人たちが作ってくれたものなんだ。
言葉をメロディに乗せるだけで、違う自分になれる。または、感情を開放できる。
音楽の価値とはそういったものなのでしょうか。
誰でもひとりで車に乗っているとき、思いっきり熱唱したことがあるはずです。
自由奔放に動き回り、人生を楽しむにはどうやら「入れ物」が必要なようです。
時代の風雲児なら「入れ物から創る!」という勇ましい言葉が聞こえてきそうですが、桑田佳祐の、ジョブズの言葉に耳を傾ける必要があるような気がするのです。
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