
今日は朝から地域のために、リハビリ棟を増築「ささき整形外科クリニック」の現場へ行ってきました。
JR大阪駅から新快速に乗る際、山側に座るか、海側に座るかは大問題です。

山側の席からは、六甲の山並みが楽しめます。

駅越しの景色もそれぞれ特徴があるものです。

一方、海側の魅力は、やはり海。
須磨あたりから明石海峡を越えたあたりまでが見所です。
それで、晴れた日はどちらに座るか、かなり迷うのです。

加古川の手前、稲美あたりは文字通り美しい田んぼが広がります。
海側に「いなみため池ミュージアム」という看板が見えています。
東播磨らしい景色を楽しめるのです。

現場のある太子町は、西播磨に属します。
このあたりも平野の広い穏かな景色が広がっています。

左の「ささき整形外科クリニック」は私の設計ではありませんが、右の「ささき整形外科デイケアセンター」は私の設計です。
「ささき整形外科クリニック」のリハビリスペースが足りなくなり、院長は増築を考え始めたのですが、その計画を任せて貰ったのです。
フルリノベーションはかなりの数を経験しましたが、これだけ本格的な増築は初めてでした。
なかなか、歯ごたえ十分の計画ですが、間もなく足場がとれるところまでやってきました。
院長からは、リハビリスペースの拡張と共に、スタッフの皆さんがリラックスできる空間を作りたいという要望もありました。
近隣に高い建物がないので、増築棟の3階、4階からの景色はなかなかのもの。
4階の外部空間や、3階のカフェのような空間を楽しんで貰えたらと思っています。
完成すれば、「ささき整形外科村」と言えるようなエリアになります。
今年に入ってからも、色々な場所で、様々な計画の相談がありました。
物、移動、風景、街。
私の好きなものです。
ここに人を加えると、建築設計の仕事そのものと言ってよいかもしれません。
全てが実現するかは別としても、色々な場所で様々な計画を相談して貰えることは、建築家冥利につきます。
その計画を思い描いている時が、私の人生の中で最もワクワクする時間なのだと思います。
■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■
■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■
■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■