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人生を変えた?東三国‐2198‐

この自由の女神を見てどこの駅か分かる人は、御堂筋線で北摂から通勤している人か、本当の大阪通だと思います。

答えは東三国でした。

新大阪の一駅手前、キタにも近く便利なところですが、降りたのはおそらく20年振りだと思います。

この和菓子屋さんは当時からありました。

結婚する前に、妻が駅の東側にあるマンションに住んでいました。

特に2002年は、1年間アトリエmを閉めていたのでよく遊びに来ていたのです。

今回は駅の西側に所用があり、周辺を歩いてみました。

御堂筋沿いにはうどん屋さんが。

ミニ丼セットが680円。

このくらいで食べれる店が本当に少なくなりました。

東西の道を西へ向かって歩くと、特に商店街となっている訳でもないのに凄い活気です。

こちらの「若水(わかみず)」は、あまり食べ歩かない私でも知っている街中華の人気店。

思わず並ぼうかと思いましたが、昼食は少な目にしているのでそこは我慢です。

相乗効果なのか、他にも行列ができている店が3つ、4つありました。

そのまま歩き続けると、今度は商店街が見えてきました。

こちらは「サンティフルみくに」の看板が上がっています。

ところどころシャッターは下りていますが、健闘している感じ。

中学高校の同級生がこの商店街に住んでいたので、40年前にこちらも訪れたことがあるのです。

西端まで歩くと、阪急の三国駅に着きました。

40年経っているので記憶はあいまいですが、随分と景色は変わったのでしょう。

1999年の2月頃から2002年3月までの約3年、酷い鬱に苦しんでいました。

28歳から31歳にかけてのことですが、最終的に仕事に復帰できたのは、2002年を完全に休んだことが大きいと思います。

そして、2002年の終盤から2003年に掛けては、バックパックだけを背負って海外へでました。

はじめて訪れた国の、知らない街を歩いていると、緊張感とワクワク感で、自分が鬱だった事さえ忘れていったのです。

本当に思い悩んでいる人には、思い切って休むこと、そして環境を大きく変えることをお勧めします。

海外への貧乏旅行は大きなターニングポイントになったと思います。「貧乏」がポイントですので、そこは間違いのないようお願いします。

ただ、その旅にでるまで、半年以上大阪でぐずぐずしていました。

東三国に遊びに来た時は、時間だけはあるので、よく神崎川沿いを走っていました。

焦燥感に駆られながら、真夏に汗だくで走っていたことを思い出します。

その後の楽しみと言えば、時々カラオケに行ったり、レンタルDVDを観ることくらい。

多分、この建物の2階にツタヤがあったと思います。

2階のツタヤに入って行く、31歳の私の後ろ姿が見えた気がしました。

人生は何度でもやり直しがききます。ただ生きていればこそです。

もしかすると、東三国は人生を変えた街だったのかもしれません。

生まれが平野だからか、何とも下町にご縁があるようなのです。

■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■

■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■

なんでもある街、尼崎。玉子巻140円なり‐2059‐

阪急電車園田駅です。ある計画の初期調査にやってきました。

兵庫県で最も東にある駅だそうですが、初めて下車しました。

大阪行きホームの北にあるホームは、園田競馬の開催日に使用されていたようですが現在は閉鎖されています。

駅の北側は想像以上に整備されており、人通りも盛んです。

道幅は狭いものの、駅前商店街も活気がある印象。

更に歩くと、銭湯が見えてきました。

駅前の銭湯はかなり珍しいと思います。

駅の南側も道が広く、視界が開けています。

待ち客のいるお寿司屋さんを見つけました。

年配の大将がひとりで切り盛りしているようですが、金額を見て驚きます。

玉子巻、梅しそ巻、きゅうり巻はいずれも140円。6貫入っているようです。

コンビニおにぎりより安いとは……

何とか機会を作って食べてみたいものです。

そのまま南へ歩くと藻川に当たります。

わずか4.8kmの一級河川。理由は後で書きます。

南へ歩いて、名神高速の高架を通過。

1kmほどで猪名川との合流点に着きました。

その三角州の先端は公園になっています。

東からみると、公園の先に小さな島が見えます。

豆島とありますが、なかなか不思議な光景。

東に流れる猪名川と4.8km先で分岐した藻川は、ここで再度合流するのです。

川に囲まれた「戸ノ内」では鯉は神の使いとし、殺したり食べたりしなかったとあります。

藻川には大きな鯉がかなり泳いでいたのはそのせいなのでしょう。

猪名川の上流を阪急電車が通っています。

その上を、伊丹空港にランディングする飛行機。

更に南に歩くと、神崎川との合流部には山陽新幹線。

僅かに東へ行けば、阪神高速の池田線。

阪神高速、名神高速、阪急電車、山陽新幹線、藻川、猪名川、神崎川。

そして隣街の豊中には伊丹空港と、これだけ色々なものが集まっている場所はなかなかありません。

後に見えているのは、神崎川と旧猪名川が合流する水門です。

もすりん橋公園は、大雨時には貯留施設になるとあります。

これだけ河川が集中していれば、洪水との闘いだったことは想像に難くありませんが、この公園は凄いなと思いました。

更に遊具のひとつはボルダリングです。

危険を少しでも感じる遊具は撤去されていく風潮の中、ボルダリングを採用するとは……

尼崎、攻めてるなあと感じました。

そのまま神崎川駅まで歩いたのですが、沖縄料理店が多くありました。

多くの移住者が居られるのでしょう。もう少し歩いてみたいところです。

なんとも気になる街、尼崎でした。

■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

10月27日『houzz』の特集記事
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10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

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