タグ別アーカイブ: 天神橋

天満の天神さん、何かいいことありそう‐2228‐

昨日の日曜日は、晴れ間を狙って自転車で出掛けました。

天神橋は天満橋の一本西に掛かる橋です。

天神橋の南詰、「天神橋」交差点を境に、北は天神橋筋で、南は松屋町筋に変わります。

このあたりの位置関係は、自転車で通って初めて把握できました。

北詰には、立派な橋名飾板があります。

大阪市のWebサイトには「天満橋・難波橋とともに浪華の三大橋と親しまれた」とありました。

天神橋から北へ向かうと、車道は西に蛇行していますが、自転車ならそのまま直進できる道もあります。

日本一長い天神橋筋商店街の南端にぶつかりました。

参道道とあるように、大阪天満宮の参道として、また天満青物市場がこのあたりにあったことから、ここまで大きな商店街となったようです。

商店街を北に進み、一つ目の交差点を東に曲がります。

すると大阪天満宮の表大門が見えてきました。

大阪の中心部にありながら、広大な境内にはびっくりしました。

訪れたのは初めてなのだと思います。

天満宮なので、祀られているのは菅原道真公です。

もちろん牛も鎮座。

学問の神様ですから、絵馬も多く奉納されていました。

子供の受験の年は、正月三が日に北野天満宮へ参ってきました。

兄妹とも、これまで全て第一希望へ合格できたので、心から北野天満宮に感謝しています。信仰していると言っても間違いありません。

しかしこれだけ近くに天満の天神さんがあるとなると……さてどうするべきか。

娘の大学受験の時は、熟考しなければなりません。

境内を北に抜けると、星合池という小さな池に橋が架かっていました。

縁結びの橋とされているようです。

その橋を渡ると、 あの橋名飾板が。

向かい合わせの一対のようですが、特に説明はありませんでした。

なぜここにあるのでしょうか。とても気になります。

周囲をぐるりと回って戻ってきました。

北西角には天満天神繁昌亭があります。

上方落語の定席ですが、境内の一角といった位置にあるのです。

道をはさんで、たこ焼き屋さんも。

このあたり、何とも楽しそうな界隈でした。

天神さんには6つの門があり、それぞれに独自の用途と由来があるとあります。

こちらは「戎門」にある御神酒笑姿像。

その表情を見ているだけで、何とも幸せな気分になります。

「えびす像の盃にお酒を入れるのはご遠慮下さい」の張り紙には笑ってしまいましたが。

その後、グランフロントまで妻の買い物に付き合いましたが、大汗でした。

自転車で行くのは、季節の良い時だけにすべきのようです。

長男から、父の日のLINEギフトが届いていました。

普段はスーパードライですが、味のしっかりしたエビスビールも大好きです。

先ほどのえびす像、御神酒笑姿(おみきえびす)で、御神酒戎ではありませんでした。

お酒と笑う姿。こんな最強タッグはありません。

そうそう、私は意外に耳たぶが大きいのです。

何かいいことがあるよう、笑顔を心掛けたいと思います。

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続・梅田ダンジョン④<大阪駅前第1ビル地下2階は設計ミス?編>‐2216‐

昨日の日曜日は、自転車で梅田へ。

大阪城の西側にある大阪府警察本部の前を横切り、谷町筋へ向かってゆるやかに下ります。

庁舎は2008年の完成で、設計は黒川紀章。

黒川は2007年に亡くなっているので、完成を見ていないのです。

天神橋を渡り、大川の北側にでます。

天満橋のOMMビルが東に見えていますが、このビルがランドマークになっているのがよく分かります。

西にキタのビル群が近づいてきました。

このあたりが丁度真ん中です。

2号線沿い、大阪駅前第3ビルの南側までやってきました。

のんびり走って20分くらいだったでしょうか。

目的は釣り道具の補充でした。

平野からは、フィッシングエイト本店に通っていましが、上町からはここが一番近い系列店になります。

第3ビルの西隣は第2ビルです。

「seven dreamers Umeda Osaka」は、2019年の経営破綻で閉鎖されました。

その場所を訪れると、現在はクリニックが入っていました。

渾身の仕事だっただけに寂しいことですが、致し方ありません。

丁度、動画をUPしたところだったので、ここにも貼っておきます。

はす向かいにあった大阪マルビル跡も、関西万博会場行きのバスターミナルになっています。

昨年の2月に、梅田ダンジョン①<大阪駅前ビル編>を書いた時には解体中だったマルビル。

時代の趨勢は誰にも止められないことを実感するのです。

ですが、昭和の香り漂う第1ビルの地下2階で、昼食でも取ろうと店を探してみます。

第1ビルの地下2階だけ天井がかなり低く、通路が極めて狭いのには訳があります。

元々、地下2階は倉庫等に使う予定で、店舗用には設計されていないのです。

しかも、JR大阪駅からは地下1階で接続する予定だったのを、後で地下2階で接続するよう計画が変更されました。

大阪駅と繋がるディアモール大阪の勾配が、かなり急で長いのはそのせいです。

梅田界隈は地盤が弱く、広大な地下街を作るには強度の問題から、より深くする必要があると後で分かったからのようです。

それを証明するように、第1ビルの地下2階は、大阪駅に最も近い北側中央には空間がありません。

店舗にするなら、その場所こそが最も人が訪れるのは間違いないのに、です。

第2ビルの地下2階で、日曜日にも関わらず定食を750円や800円で出している店を見つけました。

「金明飯店」の麻婆麺ミニ炒飯セットは800円。

豪華とは言いませんが、金額を考えるとかなりお得で、十分美味しかったです。

3回シリーズで一旦終わった「梅田ダンジョン」シリーズ。

またネタがあれば、「続・梅田ダンジョン」シリーズでUPしてみたいと思います。

昨日は母の日。

妻に長男からこんなLINEが届きました。

20歳になった長男から、こんなプレゼントがある訳ですから、時代が変わっていくのは必然で、昭和は遠い昔になっていきます。

少し寂しさを感じたあなたは、 大阪駅前第1ビル第2ビル の地下2階へどうぞ。

ほぼタイムマシンですから。

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