カテゴリー別アーカイブ: 11 日常

Webの世界2

 先週の木曜日、Webについて書いてみました。

 その続きです。

 事務所の製図を手描きからパソコン(PC)に一本化したのが7年前。

 インターネットを導入しwebサイトを立ち上げたのが5年前の2002年。

 早いほうでは無いと思います。製図は今でも手描きが良いと思っていますし、インターネットにも初めは懐疑的でした。

 その認識が少し変わったのは2001年でした。

 その頃一年間の休暇を取って、東南アジアの安宿を渡り歩いていました。

 それまで日本への連絡は電話か葉書でしたが、コンピューターに明るい今の妻にフリーメールを教えられました。

 インターネット等使った事のない私は、使い方を教わり”街を移動する度にメールする”と約束したのです。

 ベトナムやカンボジア等、どんなに貧しい街でも、安宿街の近くにはインターネットカフェがありました。そこで一本指でメールを打ったのです。

 腐臭漂い、熱風とホコリ舞う東南アジアの街と、インターネットカフェはミスマッチでした。

 しかしその便利さは想像以上です。何より、少しでも長く滞在したいバックパッカーには、最も安価な連絡手段として魅力があったのです。

 日本に帰ってくると長期休暇を終え、仕事を再開するにあたって、まずインターネットの環境を整えたのです。

 あまりの便利さに今でも”大丈夫?”と思う気持ちが無いではありません。今更何を……と言われるかもしれませんが、偽らざる気持ちです。

 精度は別にして大概の事は知れる時代。

 何を知りたいか、何を捨てるという意思のほうが重要なのだと思います。

 ある人が”望もうが望むまいが、凄い量の情報が絶え間なく入ってくる。まさに情報テロの時代だ”と書いていました。

 言葉は過激ですが、分かる気もするのです。

Webの世界1

 今日から11月。気持ち良い季節ですが今日曇りのち雨の予報。
 この日記もそうですが、インターネット無しでは考えにくい時代になりました。ではインターネットとは何でしょう。Yahoo!のIT辞典を引くとこうあります。

インターネット (Internet)-通信プロトコルTCP/IPを用いて全世界のネットワークを相互に接続した巨大なコンピュータネットワーク。

 これは何となくイメージできます。インターネットが生活に大きく貢献しているのは、e-mailとWebサイトでしょう。
 e-mailは通信手段として、Webサイトは媒体として新しい価値を創り出しました。更に、Webサイトとは何でしょう。再びYahoo!のIT辞典を引きます。

Webサイト (web site)読み方 「ウェブサイト」 -1冊の本のように、ひとまとまりに公開されているWebページ群。また、そのWebページ群が置いてあるインターネット上での場所。Webサイト内のページはリンクで連結され、互いに行き来できるようになっている。Webサイトの入り口であるトップページ(ホームページ)と、Webサイトを構成する一連のWebページ、画像ファイルなどから成る。

 Webサイトとホームページを同じように使うのは正しくないようです。siteはイメージできるので、webという言葉も気になります。今度は英和辞書から。

web(ウェブ)[名]
1 織られた物, 編物
2 クモの巣[網], 毛虫の巣
3 クモの巣状の物
4 《動》水かき;《鳥》羽弁;((集合的))羽枝.
5 (ラジオ・テレビの)放送局網(network).
6 入り組んだ[込み入った]関係[情勢]
7 (印刷用)巻き取り紙.
8 (梁(はり)・レールなどの)腹部, 桁腹(けたはら);薄い金属板.
9 (航空・通信などの)網状組織, …網.
10 ((the Web))《インターネット》=World Wide Web.

 10にインターネットと同義語とありますが、2 にあるクモの巣が元のイメージにあるようです。世界中に張り巡らされた通信網で、無数のWebサイトを誰もが閲覧できる。その情報が正しいかどうかは全く別ですが、基本概念は”3人よれば文殊の知恵”です。
 私はすぐにインターネットを活用出来た方ではありません。しかし、大きく考えを変えるきっかけが有りました。長くなったので、続きは今度書いてみます。

秋は子供祭り

 大阪のある神社の秋祭りに行ってきました。雨も上がり日曜日は快晴。

 秋祭りは主に収穫祭ですが、この神社は”子供祭り”。

 夏祭りもそうでしたが、いつも中心は子供達です。

 的当ては、このキャラクター。ワンピースでした?

 幼児でも出来る魚釣りゲーム。

 そして懐かしのスマートボール。玉がピン球になっていました。

 この緩やかな感じが写真で伝わったでしょうか。実は神社と地域の住民が一体となった、手作りお祭りなのです。

 ご縁あって、境内にある住居部分を設計しています。 計画が始まったのは昨年11月末で、竣工は年末になりそうです。大まかにですが神社の一年を見ることが出来ました。

 神社の役割の多くは心の部分にあると思います。しかし、それとは別に”場”としての役割も大きいと感じています。

 当たり前ですが、場所が無いとお祭りは出来ません。かつ、どこでも良い訳では無いのです。

 お祭りの日、近所のおっちゃんが、杵と臼でついたあべかわ餅を食べる。”今日のおっちゃん、ちょっとかっこいい”となったかどうか……

 公園は、金木犀の香りで満ちていました。長かった今年の夏ですが、随分前の事に思えてくるから不思議なものです。夏の間、億劫になる事があります。どうでも良いのですが、それは髭剃り。

 女性には分かり辛いかもしれませんが、剃り方にも色々あります。

 T字カミソリで剃る人、電気シェーバーを使う人、伸ばしていればハサミの人もあるかもしれません。

 私は電気シェーバーなのですが、洗面室にエアコンなどありませんから、夏の間は汗だくで、大変なのです。

 イライラして強く押しつけすぎると、切れてしまったり、以外に時間が掛かるのです。

 数年前、”毎日使うものだから”と水洗い出来、肌に優しいものを奮発して買いました。

 しかし肌に優しい分、剃るスピードが遅かったり、といろいろ不満もあります。良いものが有れば是非教えて下さい。

 ラジオで面白いことを言っていました。”原始の世界で、髭は剃らない。元々男の口は見えていなかった。なので見せるものではない”と。

 ん~なるほど。しかし自然界に不要なものはないはずです。じゃあ髭の役割りって何、と考えてしまうのです。

サギ

 先週、東京で梅雨入り撤回のニュースがありました。大方のメディアの論調は”なんやそれ!”。天の気分とかいて天気。どちらかと言うと、分かるほうが不思議な気がします。

 先週の後半、大阪市役所に行っていました。この日は梅雨らしい雨模様。

 淀屋橋の上から土佐掘川に目を向けると木影に大きな鳥が2羽。

 アオサギです。サギの中の最大種で、90cmくらいはあるでしょうか。河川の水質改善が進み、生息数は増えていろそうですが、ここで見たのは初めてです。

 市街地の真ん中でみると、優雅な佇まいであり、中々の迫力でもあります。

 アオサギで思い出しました。スティーブ・マーチン出演の『ペテン師とサギ師』は笑える上にいい映画です。ベット・ミトラーの『殺したい女』、ローワン・アトキンソン(Mr.ビーン)も出ている『ラットレース』と合わせて私的コメディーベスト3。

 サギが雨宿りする間に、沖縄は梅雨明け宣言。夏至も過ぎ、今年の夏は早そうです。

駐車禁止2

以前に書いた神技的駐車に勝るかもしれないその技術。

 左の空きはおよそ4cm。運転席側に至っては2cmあるなし。ある抜け道沿いにある車庫です。

 通る時は、見るのを楽しみにしています。初めて見たときは一旦行き過ぎてから、見に戻りました。

 普段も乗り降りしているようなので、中は大きくなっているか、ハッチバックから乗り降りするか。おそらく後者だと思っています。

 道の狭さ、車に傷をつけない執着心、駐車違反取り締まりの厳格化。いづれもの理由で、世界一運転が上手いのはやはり日本人では。

センセイの悲哀

 ゴールデンウィークもいよいよ後半です。天気が悪かったのは5/1(火)の平日だけで、今日も朝から快晴です。

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 日の出も本当に早くなりました。5時半には生駒の山並みからすっかり離れていました。

 鯉のぼりも残りの時間を惜しんで泳ぎます。

 明後日は子供の日。長男も2歳を過ぎていろんな事を喋るようになりました。自分の欲求だけでなく、回りとの関係も考えて。

 保育所の先生にかまって欲しい時は”センセイ、かわいいなア”と言うらしいのです。妻が迎えに行った時”センセイそんなこと、言われたことないわア!”と答えていたそうです。笑って良いのやら。少々の悲哀を感じました。

 保育士の仕事は本当に大変だと思います。

 ♪大阪にはうまいものがいっぱいあるんやで~。たこ焼き、お好み焼き~……。ようお越しよし、グリコ!♪

 と良く分からない歌も習って来ます。相手は話が分かるようで分からない子供。いつもお疲れさまです。この連休はゆっくり休んで下さい。

朝9時半公園 夕方5時お寿司

 ついにゴールデンウィークが始まりました。今年は天気に恵まれそうです。

 昨日も晴れだったので、子供と近所の公園へ。普段出来ていないので、点数稼ぎに勤めます。

 早目だからか、皆出掛けたからなのか、園内は閑散としていました。

 普段、そうはいかない滑り台も独占。ちょっとルール違反ですが反対から何度も何度も駆け上がっていきました。

 夕方5時には、妻の友人宅へ。子供の誕生日が2日違いで、産婦人科からのお付き合いなのです。

 お母さん同士は、子育てを中心に話の花が咲いていました。私はご主人とお寿司、お造りをアテに 、ビール、焼酎と杯を重ねます。

 すっかり御機嫌でそろそろと言うと、御代を受け取ってくれないのです。奥さんが”主人が今月は良く残業してくれたので”となんとも泣かせる台詞。なら、来月はわが家に来て貰うという約束をして、おいとましました。

 何年か前、ある方と食事に行った時、せめて半分は払いたいと粘る私に”好意を受け取るのも勉強”と言ってくれた人がいます。元々おごって貰うのは大嫌いですが、借りを作らないことに執着しすぎる事にも気付かされました。それ以来、好意はあり難く受け取って、違う形でお返しするようにしました。

 来月末の献立を考えています。私が一番自信を持っているのは”焼き飯”なのですが、お酒が好きなご主人にはもうひとつかもしれません。

 屋外で作れば、大抵の料理は美味しいと言ってくれるのですが今回は家の中。最終的には妻頼みになりそうです。

暗くないニュース 

 目にした人も多いかもしれませんが、夢のあるニュースでした。ちょっと時間が経ってしまいましたが以下は記事の抜粋です。

[2007/2/6] イタリア北部のマントバ近郊で、5000─6000年前に埋葬されたとみられる抱き合った男女の遺骨が見つかった。発掘調査チームの責任者、エレナ・メノッティ氏は、「これまで新石器時代に2人一緒に埋葬された例はもちろん、こんな風に抱き合った形で発見されたことはなく、驚くべきケースだ」と語った。
同氏によると、埋葬されていた2人は男女にほぼ間違いなく、彼らの歯がほとんど原型のまま磨耗もしていないことから、未確認ではあるが若くして死亡したとみられるとの見解を示した。
同氏はまた、ロイターに対し「遺骨を発見した時、われわれ全員がとても興奮しました。私はこの仕事を25年間続けており、ポンペイをはじめあらゆる有名な遺跡の発掘に携わりましたが、これほど感動したことはなかった」と述べ、今回の発見がこれまでの発掘をしのぐほどの特別なケースだと説明した。

 ”歯で年齢がわかんるンだな。亡くなる寸前まで抱き合っていた訳か・・・・・・事故に巻き込まれたのか、権力者に背いた罰なのか・・・・・・”

 空想は無限に広がります。

 ガイコツに美男も美女もないけれど、イメージは何故かそうでも無いのです。

駐車禁止

 今日から2月。最近は気持ちの良い快晴が続きましたが、今日は少し雲が出ています。

 昨年の6月に道路交通法が改正され、駐車禁止の取り締まりが強化されました。基本的に大賛成。一方、私の職場とも言える建築現場では”駐車場がなかなか見つからない”という声も聞きます。

 課題は駐車場の整備とパーク&ライド(駅の駐輪場、駐車場に止めて公共交通を利用)の推進でしょうか。いづれにしろ、一気に解決とは行かないものです。

 その影響があるのかもしれませんが、一瞬目を疑いました。暗くて分かり難いかもしれませんが、巾15cm程の側溝の縁の上に前後のタイヤが乗っているのです!

 狭い道で腕を磨く日本のドライバー。駐車の技術は世界一。