この2週間程、ときどき左胸に鈍痛を感じていました。
「気持ち悪いな」と思いましたが、以前も似たような事がありました。
その時は、ウェイトトレーングのせいではないかと。急に、かつ無理をするからのようで「ロッカン神経痛?」のような診断だったと思います。
今回は思い当たる事が無く、空咳が続いたこともあり、検査を受けることに。
まず京都の友人に相談すると「近いし、天王寺で開業している米田がいいんじゃない」と。
3月に続いてなので「どんだけ心配性やねん」とも。共に、中高の友人だからですが。
開業5年目、「こめだ整形外科」はハルカスの西、天王寺都ホテルの地下1階にあります。
ちなみに、都ホテルは大阪の巨匠、村野藤吾の設計です。前近鉄百貨店も彼の作品でした。
連絡せず、受付をして待っていたので驚いていましたが、早速診察してくれました。
結論は「まず間違いなく問題ないんじゃない」と。
運動の後に痛いのではなく、動き始めに痛いというので、心臓の疑いはほぼない。
肺の可能性はと聞くと、肺の問題なら、そんな表面部分であやふやな位置が痛い、という表現はしないとのこと。気になるなら胸部CTを撮ってもいい。
やっぱり、前回の診断と同じく、あばら骨の間にある、小さな筋肉を傷めているんじゃないかと。
そこまで言われて、思い当たる節がありました。2週間前、ボートを車に積む際に、無理な姿勢になったことが……
更に「夏草にアレルギー反応がある」と言われた事も思い出しました。
さすがはプロ、まるで探偵のようでした。
ネガティブになっているつもりはありませんでしたが、痛みに引っ張られていたのでしょう。
同窓会で、最も変化が大きい男として驚かれる彼。
イメージはトランスポーターの主演、ジェイソン・ステイサムだそうです。
横にいた、スタッフの女性も苦笑いでしたが、独身なので許してやって下さい。
軽口を書ける医師がいることは、本当にありがたいことです。
経済小説のパイオニア、城山三郎が亡き妻への思いを綴ったエッセイ「そうか、君はもういないのか」でこう書いていました。
変なアピールなど不要、焦らず、コツコツ書いて行こう。それで認めならなければ自分の力不足ということ。改めてそう言い聞かせた。
イタリアの経済学者パレートが好んだ「静かに行くものは健やかに行く 健やかに行くものは遠くまで行く」という箴言を口ずさみながら。
小説を書き続ける姿勢についての行です。
先週「遠くまでいくならみんなで行け」と言う言葉を紹介しました。自身が元気でなければ、一緒に歩くことさえ出来ません。
元々健康でしたが、心身とも健康に戻ったのです。