朝のジョギングコースは、気分次第でコースを変えます。
平野川を通るコースもお気に入りですが、上に線路が通っていることに初めて気づきました。
単線で柵もないので、あまり存在感が無く、気づいていなかったようです。
何より、電車が通っていないのが一番の理由でしょうが。
阪和貨物線跡でした。
平野川から500m程北上してきました。
大和路線とおおさか東線が交わるあたりに、加美駅と新加美駅があります。
阪和貨物線は大和路線の加美と、阪和線の杉本町を結ぶ貨物線です。
緑の電車が通過している方が大和路線で、高架がおおさか東線。
白いビルの手前に踏み切り跡がありました。
まだ信号が残っています。
2004年頃に廃止となったようですが、私が小さい頃は結構電車が走っていました。
それから20年経つので、線路が残っているところはかなり珍しいのです。
加美駅から西に進み、緩やかに進行方向を南に変えます。
南に進むにしたがって、少しずつ高さを稼いでいきますが、このあたりはまだ2.2m。
国道25号線と交差するため、3.8mまでの高さを上げます。
それもあって、かなり廃墟感が強いのです。
ただ緑豊かで、市街地において、一服の清涼剤ともなっています。
線路横のマンションは、結構お得かもしれません。
古びた鉄橋。
くすんだコンクリートの柱脚を、愛おしく感じるのはなぜでしょう。
それ程ゴミが多くないのは、JR西日本が管理、清掃しているからかもしれません。
加美鞍作あたりまで南下してきました。
ここで国道25線を越えるのですが、橋梁部は撤去されています。
更に30m程下れば、冒頭に紹介した所に戻ります。
この辺りは、平野区の中に八尾市が切れ込んでいるエリア。
何か理由があるのだと思いますが、それはまた今度調べてみます。
見上げると枕木に何か番号が振られていました。
25号線の北あたりで、人の良さそうな女性に「この辺りが開けているのは、駅か何かあったんですか?」と聞いてみました。
「昔は賑やかやったけどねエ。駅は無かったよ。
ただ、天皇陛下さんのお召し列車が通ったこともあるのよ」
と、ちょっと誇らしげに教えてくれました。
近所なので、阪和線の存在は勿論知っていました。
いつかここで、しっかり書こうと思っていたのですが、いざ写真を撮りだすと何度も足を運んでしまいました。
今回の写真は、3日分を集めたものです。
折角なので、何回かに分けてレポートしてみたいと思います。
■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン
■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■10月11日『homify』の特集記事に
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載