今日は朝から雲ひとつない青空でした。
こんな日は絶好の撮影日和。同じ現場でも、晴れと曇りでは、全く違う景色に見えます。
ということで「住吉区歯科医師会館」の現場へ行ってきました。
すぐ近くにある長居公園は、東住吉区ですが住吉区に切れ込むような位置にあります。
広い敷地には背の高い樹々が森のように育ち、まさに都会のオアシス。
帰りに寄ってみました。
西端には、セレッソ大阪のホームであるヤンマースタジアムや、陸上競技場もあります。
この日は学生の大会だったようです。
たすきを掛けているところを見ると駅伝でしょうか。
高校生のようでした。
子供が小さい時は、長居公園内のこの滑り台に何度足を運んだことか。
長男も長女もここが好きでした。
その横で、凧揚げをしている少年が2人。
「いくぞおー」とか言いながら走り出します。
何とか揚がったり、揚がらなかったり。
注意してみると、凧あげをしている子供の多いこと。
お祖父ちゃんも奮闘中です。
みるからにぎこちない走り方で、怪我のないようにと声を掛けたくなります。
私が子供の頃は、田んぼが多く残っていましたが、今凧揚げができる場所と言えば、大和川の河川敷かここくらい。
銀だこなんていう店もありましたが、ここはまさに凧銀座です。
ゲイラカイト型でしょうか。
観ているだけで、気持ちがよいものです。
凧は引っ張ることで揚力を得て、空高く舞いあがります。
その出だしは、誰かに持って貰わなければならないことが、ほのぼのとした景色を生むのでしょう。
1人でできない。
これは不自由だけれど、とても豊かなことです。他者の存在がなければ、人生は無味乾燥なものになってしまうのです。
友達が極めて少ない私が言うのも何ですが。
成人式帰りの女性を見掛けました。
「成人式って、1月15日だった……よな」と一瞬迷いました。第2月曜日に変わった当初は、違和感ばかりでしたが馴れとはとは怖いものです。
また、色々なトラブルの話題が取り上げられるのでしょう。
しかし、人生の節目です。
自分以外の誰かが居るから式は成立します。その瞬間を分かち合い、謳歌すればよいでしょう。
空高く、自由に飛びたいのは20歳であれ48歳であれ変わらぬ思いです。
飛びたければ、引っ張って貰うか、自分で走るかの二択しかありません。
人生も、凧々あがれなのです。
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