サッカーのワールドカップ、ロシア大会が始まりました。
日本代表は19日(火)のコロンビア戦を「歴史的勝利」で飾るという最高のスタートを切りました。
海外メディアも大番狂わせという報道です。
1人少ないとは言え、強豪相手に引き分けで終わらなかったことが、日本のサッカー文化をまた一歩前進させることになるのでしょう。
後半25分に出てきて、すぐに大迫の勝ち越しゴールをコーナーキックで演出した本田圭佑。
「プロフェッショナルとはケイスケ・ホンダ」
そう言うだけの迫力はみせてくれます。
随分前の新聞ですが、名選手3人の言葉が載っていました。
サッカーは実に単純だ。俺がシュートを全て止めればチームが負けることはない。
ジャンルイジ・ブッフォン
イタリア代表のゴールを20年間守ってきた大ベテランは、ロシア大会を最後に引退を表明していました。
しかし、優勝4回を誇るイタリアは今大会の出場を逃しています。
ボールをキープしていれば、相手は得点できない。
ヨハン・クライフ
近代サッカーの開拓者で、トータルフットボールを体現した名選手であり、名監督。強豪オランダも今回は予選で敗退しています。
サッカーは単純だ。22人がボールを奪いあい 最後はドイツが勝つ。
ゲーリー・リネカー
1986年のメキシコ大会で得点王となり、選手としてのキャリアを名古屋グランパスで終えたイングランドのストライカー。
ワールドカップになると、滅法の強さを発揮するドイツを指したアイロニックジョークですが、2014年ブラジル大会は、リネカーの言葉通りとなりました。
ヨーロッパ人独特の言い回しなのかもしれませんが、どことなくネガティブな印象も持ってしまうのです。
話のスケールが、ワールドから急に半径3mになります。
前回、友人の店で朝方まで飲んでいたと書きました。
滅多にないことが続くもので、翌日の夕方からOhanaでのBBQに呼んで貰っていました。
近畿の駅100選に選ばれた京阪萱島駅。
その近くにある写真スタジオで、竣工は2009年です。
人の身長ほどしかなかったオリーブが、ここまで成長しました。
年1回、ここに訪れる機会を楽しみにしているのです。
買い出しも準備も、すべてカメラマンの石井さんが済ませてくれていました。
親族がドイツから直接持ち帰ってくれたというビールまで。
本当に幸せな時間でした。
設計終盤は、何とか金額を合わせるのに精一杯でしたが、粘り強く打合せをして良かったと思います。
石井さんはとにかく明るく、めげない人で、そのパーソナリティに随分救われたと思います。
勝負事において「もし」は禁句ですが、日本代表の監督交代がなければ、本田選手のアシストの場面はやってこなかったかもしれません。
やはり、幸運はどこまで行っても前向きな人の所にやってくるし、自力で引き寄せるしかないのだと思います。ネガティブな言葉を発すれば、少なくとも良い側へ転ぶことはありません。
多くの成功者がそうするのを見て、ネガティブな言葉は限界まで使わないよう、私も心掛けているつもりです。
昨日寝てない、頭がちょっと重い……そんなことは、周りの人からすれば、知ったことではありません。
大体遊びなので、嫌なら行かなければ良いのですから。
そんなことを書いている時点で、私のスケールが知れてしまいますが、そう心掛けるだけで、この日も素晴らしく楽しかったのです。
誰からも、どんな事からも学ぶことはできます。
やはり、サッカーも人生も、実に単純だと思うのです。
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