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割烹、温泉宿、おもてなし‐2268‐

日曜日は生憎の雨でしたが、阪急電車で京都の烏丸までやってきました。

結構降ってきましたが、烏丸駅から5分程歩いて京町屋の割烹へ。

「割烹たいら」を12時に予約していました。

築130年の町屋は、かなりゆったりした贅沢な間取りになっています。

奥には中庭もあり、抜けがあって良い感じ。

実は、引越し祝いにカタログギフトを頂きました。

色々な選択肢があった中で、京都の割烹での食事にしてみたのです。

セレクトする際にざっとWebでリサーチすると、大将はミシュラン3つ星も獲得していた、祇園「千花」で21年修行し、花板を務めていたとありました。

独立して「まだ13年です」とのこと。

まずは京都らしく、湯葉でスタート。

栗しんじょうの椀ものは、出汁が優しい。

初めは私達夫婦だけだったので、色々な話しを聞かせて貰いました。

京都だけあって、タレント、文化人も多く訪れます。

前職時のようですが、五木寛之さんがとても恰好良かったという話は勿論納得です。

話しながらも手際よく料理は進みます。

「シャッ、シャッ」という、鱧の骨切りをする音が小気味よく聞こえてきました。

ポン酢、醤油、塩のそれぞれで頂きましたが、本当に美味しい。

私はワサビと塩が一番良かったです。

もうそろそろ時期も終わるそうで、滑り込みセーフ。

やはり京料理は鱧です。

鰆の煮付けは甘味が抑えめ、万願寺唐辛子は甘味十分。

味、色ともコントラストが効いています。

ビールから始めたのですが、ワインも豊富とのことで、赤と白を少しずつ貰いました。

左の白がとても飲みやすく気に入ったのです。

最後はむかごと柚子ジャコのご飯、そしてデザートで締め。

スモーキーなほうじ茶も、香りが素晴らしかったです。

京都の割烹というと構えてしまいますが、大将は全くそのような気遣いをさせない、明るく楽しい方でした。

2003年の11月9日に結婚したので、22回目の結婚記念日を楽しませてもらったのです。

前回の日記で、「宿泊先の方で熊が出ますと言った方は、たったのひとりも居られませんでした」と書きましたが、全くの間違いでした。

2015年8月14日に宿泊した山形県、滑川温泉の宿では熊も出ますと聞いていました。

山奥も山奥で、長男と入った、白濁した露天風呂は素晴らしかったです。

晩ご飯は山の幸と米沢牛。

朝食のお米が美味しかったことが忘れられません。

数日前、この旅館内に熊が侵入し、警察に守られて経営者の家族が何とか逃げ出した宿だったと知った時、何ともやりきれない気持ちになりました。

温泉、食事とも素晴らしく、金額もそれ程高くなかったと思います。

一刻も早く、平常運転に戻ることを願います。

2005年に長男、2008年に長女が生まれました。

長男は成人し、長女は間もなく受験に突入していきます。

22年という時間が長いのか短いのか分かりませんが、それもこれも、2003年に結婚したことがスタートです。

子育て真っ只中の間は、結婚記念日の食事も飛ばしがちになっていましたが、年に一度くらいは何かしらのイベント事を催したいと思います。

働いていると、心がささくれ立ってしまう時もあります。

京都の割烹だとしても、秘境の温泉宿だとしても、結局求めているのはおもてなしの心なのだと思うのです。

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福島、山形をめぐる喧嘩の無い旅‐1194‐

 前回は、月曜日の昼に松本に着いた後にアップしました。

 1日目、13日(木)の宿、「御用邸のある街」那須高原を目指します。

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 もっと高級感のある温泉リゾートをイメージしていたのですが、ひなびた感じでした。

 「鹿の湯」という、源泉近くの浴場へ行ったのですが、泉質は白濁しており、とても良かったです。

 草津もそうでしたが、泉質は古さに比例すると言って間違いないでしょう。

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 2日目、14日(金)は、猪苗代湖へ。

 湖畔にある、野口英世記念館へ。生家が保存されているのです。

 野口英世は一番初めに読んだ伝記で、良く覚えています。赤ん坊の時、囲炉裏に落ち、やけどひっついてしまった指を、後に手術によって各指を動くようにして貰います。

 そして医師になることを決意し、成功していくというサクセスストーリー。

 こんな本を読んで、努力し成功して欲しいと思いこの伝記が与えられたのでしょう。

 勿論、子供たちにも買い与えています。

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 会津若松まで移動し、白虎隊の悲劇の舞台となった飯盛山へ移動。

 しかし、目当ては少年志士の墓近くにある「さざえ堂」です。

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 さざえのようにゴツゴツしたフォルムは、スロープなりに伸びた屋根によるものです。

 と言うか、この建物自体がスロープなのです。

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 1796年、寛政年間に出来ており、かなり刺激的な建築でした。

 設計図面があるが故、トライ出来ていないことがあるのではと思わせられる傑作でした。

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 その後、福島と山形の県境にある滑川温泉泊。

 山奥も山奥。熊も出るそうです。

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 ここも白濁したお湯で、岩風呂は長男と貸切。

 連日の雨で川がに濁っているのだけが残念でしたが、秘湯感溢れる宿でした。

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 川のせせらぎを聞きながら朝食。

 山菜、米沢牛も美味しかったのですが、何よりご飯が美味しい。気温は17℃で勿論冷房要らずでした。

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 3日目、15日(土)は、朝一番で、芭蕉の句で有名な山寺(立石寺)へ。

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「閑さや岩にしみ入る蝉の声」

 今回の旅行は半分くらいが雨でしたが、この時が一番降っていました。

 雨でセミが全く鳴いておらず……

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 しかし、無理をして登った甲斐がありました、上に着くと晴れ間が指してきたのです。

 セミの鳴き声も聞こえ、句の感傷にしたったのです。

 那須高原の殺生岩でも一句詠んでいますが「奥の細道」では、芭蕉は東北を中心に、日本全国を訪れています。

 最期の地は大阪ですが、まさに旅芸人の人生。憧れるところがあるのです。

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 3日目の宿は山形の鶴岡。このあたりの宿がなかなか見つからなかったそうです。

 赤川花火大会があるからだと分り、どうせならと見に行くことにしました。

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 この大会は、全国デザイン花火競技会でもあり、20チーム程の花火師が、その技を競うのです。

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 有名な大会らしく、県外からも多くの人が来るそうですが、駐車場の人が「大阪から車でですか?」と驚いていました。

 これだけの為に来た訳ではありませんが、音楽に合わせてだったり、芝居仕立てだったりと、十分楽しませてくれました。

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 3日目は、花火大会もあり宿が取れずにキャンプになりました。

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 4日目、16日(日)は快晴。奥州の朝は爽快でした。

 鶴岡市に別れを告げ北に35km、酒田市を目指します。

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 酒田は、奥の細道でも「五月雨を集めて早し最上川」と読まれた、最上川河口の街。

 最上川はとても広い川でした。

土門拳記念館は、この地の出身である昭和の写真家、土門拳の作品が寄贈されて出来たものです。

 ニューヨークのMoMA新館を設計した谷口 吉生の作品です。

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 館には、土門拳と親交のあったアーティストの作品も多くあります。

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 イサム・ノグチのオブジェは「土門さん」という名。

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 勅使河原宏による庭。

 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館豊田市美術館、上野の法隆寺宝物堂等と共に、水を建築に取り込んだ素晴らしい建物でした。

 水が池であることを考えれば、最も自然と一体感のある建築です。

 トップランナーでありながら、常に抑えが効いた作風は、まさにプロフェッショナルの仕事と感じます。

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 3日程、山形に居たのですが、田と山の美しい所でした。広い庄内平野を後にして、最後の街、新潟へ。

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 快晴の日本海。海沿いの国道は最高の景色です。

 新潟-山形は高速道路がまだ繋がっていなので、新幹線も大切ですが、車派としては、こちらも急いで欲しいものです。

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 新潟港からフェリーは夕方4時半にでて翌朝5時半に敦賀着。

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 佐渡に沈む夕日を見ながら一息。 今日の8時頃大阪に戻りました。

 家族4人で全国制覇も、残すところ東北4県、九州2県、沖縄になりました。今年は秋の連休があるので、まずは九州を制覇してきます。

 1日目の昼、松本を出たあとです。

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 上信越道で那須高原を目指しますが、眠たくなったこともあり、妻と運転を交代。

 少しすると大きなサイレンが鳴りました。

 「前の車左へ寄りなさい」

 覆面パトカーに連れて行かれる妻を見て、娘は「今から3人で温泉へ行くん?」と。

 「通行帯違反」で罰金6千円。高速道路では、追い越し車線を走り続けてはいけません。

 妻が言うには、左車線の車とスピードが同じくらいになり、戻り損ねているうちにサイレンが鳴ったと。

 おそらくスピードもオーバーしていたと思うので、まあこの程度の罰金で済んでよかったのですが。

 宇宙人が攻めてくれば、戦争は全て無くなるというのはもっともな話。

 今回は警察に捕まったので、勿論喧嘩はなしです。

<目指せ、家族で47都道府県制覇>

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