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お願いし忘れた‐1672‐

 コロナウィルスの影響で、関西の小中高も概ね休校となりました。

 我が家は何とか留守番できる年齢になったので、「今日は自分達で昼食を作る」と張り切っていました。

 保育園、幼稚園で閉めているところは少ないようなので、小学校低学年の子供がいる家庭が一番大変でしょう。

 娘も無事受験を終えたので、年明けに御祈祷して貰ったお札を返しに行ってきました。

 京都が閑散としていると聞いていたのですが、北野天満宮はそうでもありませんでした。

 お守り等は、願いが叶ったならお返しするのが基本です。

 と言いながら、現実にはそう出来ていない事も多々あります。

 しかし北野天満宮だけは別。

 兄妹とご利益を頂いたので、自然と足が向かいます。

 梅の名所であることもその理由のひとつでしょうか。

 境内の梅もまさに盛りでした。

 僅か2ヵ月で、これだけ景色が変わるのですから訪れたくなるというものです。

 お参りした後に娘が「あっ」と小さな声を出したので、「どうかした」と聞くと「後で言うわ」と。

 梅苑は紅、桃、白と様々な種が咲き乱れていました。

 忙しなく花をついばむ色鮮やかな鳥はウグイスでしょう。

 その色のコントラストは、感嘆するほど美しかったのです。

 天神さまのお使いとして、神牛の像がいくつかありますが、あやかれるようにと頭を撫でていました。

 帰りの車で「さっきは何だったの」と娘に聞くと「コロナウィルスがおさまりますようにってお願いし忘れた」と。

 父親に対して娘は厳しいものですが、そんな事をお願いしようと思ってくれるだけで嬉しいものです。

 信じるものは救われる

 良く聞く言葉ですが、信じれば必ず救われるとはなっていません。しかし、信じることが出来ない人が救われることもない気がします。

 神も仏も人の心が作り出したものだとします。なら、神や仏が存在し得るのは人の心の中だけ。

 自分を信じ、未来を信じ、人類を信じるしかありません。

 人類はもっと大変な危機を、何度も乗り越えてきたから私たちは今存在しています。

 勿論、犠牲になった人も居るでしょう。そこに自分が入るかどうかは、神のみぞ知るなのです。

 と言うことは、やはり神様は居ることになりますが。

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