ゴールデンウィークに熊野本宮大社に訪れたと書きました。
駐車場は熊野川の河原にあります。
兎に角広い!
明治22年の大水害まで、なんとこの河原に熊野本宮大社はありました。
広大で、神々しい景色な訳です。
河原を歩くと、石とはなんと様々なものかと思いますし、タモリが夢中になるのが少し分かりました。
白い石はやや軽め。石灰岩でしょうか。
青い石はかなり重い。
安山岩でしょう。
傷だらけの石。
これは堆積岩系か花崗岩系か。
こちらは鉄が含まれている感じ。
石にぶつけてみると簡単に割れてしまいました。
川と石を見ると、子供達はな今水切りに夢中です。
投げ方を教えてみました。
低い位置から、スピンを効かせて投げれば、娘でも5、6回は水面を跳ねさせるようになりました。
石も重要です。
何と言っても中学野球部。
本職はショートでしたが、リリーフですがピッチャーをしたこともあります。
バッティング投手をするのが好きだったのですが、変化球ばかり投げていました。
エースが剛速球投手だったので、サイドスローの変化球投手という位置づけで、その役を楽しんでいました。
10回ほど水を切ると、子供達も歓声を上げていました。
元投手でもあるのですから当然です。
練習試合でスタメンを外された時、1回限りの登板でしたが。
小学生の頃だったか、売り出し中の明石家さんまが、「悲運のアンダースロー」小林繁の形態模写をよくしていました。
それがガスファンヒーターのCMに起用され、コピーが「頼れるエースはアンダースロー」だったはずです。
速球投手はオーバースローが大半ですが、中には阪急ブレーブスのエース、サブマリンと言われた山田 久志のような本格派アンダースロー投手もいます。
また、劇画の世界なら「ドカベン」の里中智もアンダースロー。同じく水島新司原作の「野球狂の詩」には、左投げのアンダースロー投手、水原勇気が登場します。
日本初の女性プロ野球選手という設定でしたが、ともにウイニングショットは変化球でした。
ピッチャーをするなら、誰もが松坂大輔、大谷翔平のように剛速球を投げたいものです。
しかし、足の速さと同じように、球速というものはかなり天性に左右されるもの。
その中で勝ち残るために、様々な策を練るのですが、アンダースローが終着駅と言われるのは、ある意味腑に落ちます。
ストレート一本で真っ向勝負は魅力的だし、男のロマンです。しかし、野球の目的が勝利だとするなら、それはエゴに過ぎません。
ゴルフで「全力でスイングしたから、悔いは一切ありません」と言えば、笑われるでしょうから。
先のコピーを思い出し、少し調べると小林繁さんはすでに亡くなっていました。
江川選手との「空白の一日」事件が蘇ってきます。
「怪物」江川卓と「悲運のアンダースロー」小林繁とは、昭和の何とも絵になる風景でした。ご冥福をお祈りします。
中学時代は、サイドスローの変化球投手。今もあまり変わっていないかもしれません。
東大の理一をでた訳でもありませんし、MIT(マサチューセッツ工科大学)へ留学をしたことがある訳でもありません。
160km/hのボールを投げなれなくても、努力と改善で何とか社会から求めて貰うことができる。そのことを、毎日2年生君に、必至で伝えているのですが。
水原勇気の決め球は「ドリームボール」。左投げの女性アンダースロー投手が、豪打のバッターを抑えます。
あくまで劇画の世界ですが、夢があるし、絶対に無いとは言えないと思うのです。
■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』4月7日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【News】
■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
■『homify』5月7日に「碧の家」掲載
■『houzz』4月15日の特集記事 に
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載されました
■大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
■ 『住まいの設計05・06月号』3月20日発売に「回遊できる家」掲載
■『homify』6月29日に「回遊できる家」掲載