年賀状のやりとりも、ひとまず一段落です。
家族分は、11月に慌てて行った二上山。
会社用は住吉区歯科医師会館としました。
年賀状は減少する一方ですが、私にとっては年の節目です。
昨年末も、いくつかの忘年会に声を掛けてもらいました。
勿論のこと会場もまちまちです。
ある時は、中津のお野菜BAL。
大国町、木津市場近くの時もありました。
阿倍野の裏路地もなかなか雰囲気があります。
勝手知った仲間と過ごす夜は、あっと言う間に時間が過ぎて行くのです。
私は最後まで居るのがポリシーです。(誰も求めていませんが)ひとりでも残っていれば2次会でも3次会でも。
昨年はニューヨークで働く同級生2人が、大阪に立ち寄ってくれました。
友人の店で作って貰ったカクテルは、ニューヨークとマンハッタン。
とっくに終電は終わっているので、必然的に帰りはタクシーになります。
深夜なので眠たくはありますが、出来るだけ運転手さんと話すことにしています。
おそらく、散々自慢話を聞かされているはずなので、基本、こちらから質問するようにします。
運転手さんの多くは鉄板ネタを持っているものですし。
この日も「今日はどこを回っていたの」とか「いい日だった?」とか聞いていると、「お客さん、実は私85歳なんです!」と衝撃のカミングアウト。
聞いた瞬間にもう目がパッチリ覚めました。
急いで腰のあたりのシートベルトを確認したのです。
免許証まで見せれくれる念の入れようで、疑う余地は全くありません。
私がシャキっとしたのを見て、運転手さんが「言わない方が良かったですか?」と。
「聞いても聞かなくても、結果は一緒なので聞いておいた方が良かった」と訳の分からない返答をしたのです。
「ナビができて便利になったね」と言うと、「私は使い方が分からないんです」とも。
どのエリア所属なのか忘れましたが、個人タクシー協会の中には、更に高齢が2人居るそうです。
「お客さん!私はギネスに載るまで頑張るので見てて下さいね!」と、颯爽と去って行きました。
そこまで運転が不安な感じはありませんでしたが、立ち上がりの加速は若干早めだったでしょうか。
高齢者の運転事故が増える中、時代的には免許返納を促する雰囲気です。
勿論その流れには賛同します。
タクシーの運転手は別としても、働ける人はどんどん働いた方が良いと思います。
男性の平均寿命でもおよそ80歳。あくまで平均ですから、ちょっと元気な人なら90歳くらいまでは普通に生きる時代です。
どの新聞のコラムだったか忘れましたが「労働力不足と言うけれど、まだまだ働ける高齢者の方が沢山居るのでは」という意見もありました。
高齢者の長所はやはり豊富な経験でしょう。反対に短所は、柔軟性を失いがちなことでしょうか。
今年の年賀状に「高齢のため年賀状のご挨拶を今年をもちまして失礼いたしますので宜しく!!」というコメントがありました。
あくまでも主役は現役世代。感謝とサービス精神があれば、それらも解決できるような気がするのです。
大学の卒業時、ゼミの先生から頂いた色紙にはこうありました。
己の立てる所を深く掘れ
そこには必ず泉あらん
プライベートジェットで逃げ出した、パスポートを4つも持つおじさんに、立てる所を深く掘った85歳運転手さんから説教して貰いましょうか。
「ぜひみて欲しい!」と思える写真が撮れる1年でありますように。
■■■ 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:スタイル別』2019年12月31日で「「中庭のある無垢な珪藻土の家」」が2位に選出
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【News】
■ 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』2019年12月3日で「「中庭のある無垢な珪藻土の家」」が5位に選出
■『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』2019年9月30日発売に「回遊できる家」掲載
■『大改造!!劇的ビフォーアフター』7月21日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
■『homify』5月7日に「碧の家」掲載
■『houzz』4月15日の特集記事 に
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載されました