「ドッグランのあるタイル床の家」のゲンバ日記チャンネルEpisode3を配信しました。
凄く観て貰える回があったり、あまり観て貰えない回があったりと、その差はかなり激しいものがあります。
ただ、それは自分ではコントロールできません。
家づくりの役に立つと思って配信しているので、粛々と続けていきたいと思います。
こちらのお家の外観は、かなり見ものだと思うので良ければご覧下さい。
天高く、馬肥ゆる秋。
空が高く、雲の表情が本当に豊かです。
筋雲が、線香花火のようにはじけているようにも見えます。
美の源泉は自然にあり
陶芸家であり、美食家でもあった北大路魯山人の言葉が腑に落ちます。
この時期、自然に成っている柿の多さにも驚かされます。
濃いオレンジが、秋の味覚という言葉にぴったりときます。
ただ渋柿の場合も結構あります。
渋柿は干し柿にすると別次元の美味しさに変わりますが、誰が考え、挑戦したのでしょうか。
先の「馬肥ゆる」は、秋を迎え、たっぷりエサを食べ、肥えた馬に乗って北方の騎馬民族が略奪にやってくることへの警戒があったと言われます。
中国のことわざや、風習になんと北方の騎馬民族≒匈奴に関係するもの多いことか。
宇宙から肉眼で見える唯一の人工物と言われる万里の長城を、時の絶対的権力者、始皇帝に築かせたことも頷けるのです。
唯一と言えば、大谷翔平選手が、「50-50」を達成した今シーズン、ナショナル・リーグのMVPに3度目の満票で選ばれました。
2刀流の上、ホームラン王に輝いた、昨年のアメリカン・リーグでの受賞に続いて、リーグをまたいでの連続受賞は史上初。
成績や回数もそうですが、驚かされるのはその密度です。
渡米4年目の2022年、史上初の2桁勝利、2桁ホームラン(といっても46本)で、MVPを受賞してからの4年間の成績は、彼が最高の選手であることを表しています。
一流選手でも7割は失敗するというスポーツですから、好不調の波は誰にでもあります。しかし、スランプの短さが、彼の勤勉さ、真摯さを物語っていると感じるのです。
現代において、最高のバッターはアーロン・ジャッジで間違いないと思います。
しかし、この安定感と2刀流、プラス走力まで含めると、少し見方が変わってくる気がします。
野球好きでない人には、ややマニアックな話になりますが、OPSという打者を評価する指標があります。
OPS=出塁率+長打率
今シーズン、ジャッジが「1.159」で1位、大谷が「1.036」で2位でした。
MLBではこの数値を重要視するのですが、フォアボールもシングルヒットに近い価値があります。
ツーベース、シングルヒットの2倍、ホームランは4倍の価値あるのが、打率などと違うところです。
ところがこのOPSにおいて、シングルヒットで出た大谷選手が2塁へ盗塁しても、シングルヒット分追加される訳ではないのです。
シングルヒット+盗塁なら、ツーベースとほぼ同じ価値があります。
そう考えると、OPSに盗塁分を加えた指標で評価するほうが、正確にその選手の評価ができるはずです。
しかも、盗塁はスリリングで、誰もが出来訳でなく、加えて怪我のリスクを背負っているのですから、もっとスポットライトを当てるべきだと思うのです。
その点まで踏まえると、大谷翔平選手は、まさに万里の長城レベル、この惑星一野球選手なのです。
私がそんなことを書かなくても、だれもが最高の選手と思っているのに、つい力が入ってしまいました。
実家での居候も最終盤。
植え込みには両親が植えた、ミカンが成っていました。
特に手入れする訳ではないようですが、やや酸味が効いた、十分美味しいものでした。
馬は肥えて褒められますが、人はそうなりません。
そのあたりは、知性と品性で、何とかコントロールしたいと思います。
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