貸し切りの観光バスに乗るのはいつ以来でしょうか。
昔は嫌いだった、独特のにおいさえ懐かしい。
健保の健康増進イベントで、ウォーキング&関空裏側探検というツアーに参加しました。
ただ、天気は生憎の小雨模様です。
まずは展望ホールから、関西国際空港を眺めます。
イタリア人建築家、レンゾ・ピアノがコンペで勝ち取ったこの建物は1994年の完成。グライダーがモチーフになっています。
銀色の屋根は若干年期が入ったでしょうか。
お昼少し前は出発のピークなのか、飛行機が列を成して順番待ちしています。
その後観光バスに戻り、 関空裏側探検がスタートしました。
専属のガイドさんが同乗の上、関空内を端から端まで案内してくれるのです。
左に見える管制塔は、関空だけでなく、伊丹空港や神戸空港へも指示を出しているそう。
また、右に見えるのは関西空港警察署。
警察署長は、赴任先に住民票を移すのが決まりで、関空島唯一の住民だそうです。
手前のタンク一基で、ジャンボジェット60機を満タンにできるそうです。
一番驚いたのはその先に見える、下水処理場。
島内の下水は全てここで浄化され、トイレなどに再利用するそうです。また、ゴミ焼却場も隣接していました。
騒音問題を解決するため、沖合5km地点に作られたのですが、そのためにはこういった問題を全て解決する必要があった訳です。
こちらは機内食を運ぶ専用車。
荷台が大きく上昇しているのが見えるでしょうか。
最後は2期空港島へ。
国際貨物のエリアはFedExの看板が見えていました。
世界最大手の物流会社ですが、そのオフィスの庇がいかしています。飛行機の翼なのです。
未舗装道路を通り、2期空港島の最南端までやってきました。
ガイドさんによると、目の前で大迫力の着陸シーンを見れる予定でしたが、寸前に風向きが変わったそうで、着陸方向が反対になりました。
残念ながら着陸後、しか見ることができませんでした。
それでも大型機は、滑走路を目一杯使って着陸します。
UAEのエミレーツ航空の貨物機がやってきました。
真近に見るジャンボジェット機はド迫力。
何故か最近、飛行機づいています。
団体限定のようですが、このツアーかなりお勧めです。
ガイドツアーの後は、楽しみにしていた「空弁」。
機内食を作るシェフ監修とのこと。
博多華味鳥監修、復刻とりめし¥1,280。
炊き込みご飯ではなくスープご飯とは。全く想像外の味でした。
鳥に掛かるソースは、ローストビーフのソースに近いかもしれません。
期待をはるかに上回る、お味、ボリュームでした。
1メニューあたり5食以上・合計15食以上で頼めるようですが、こちらは更にお勧めしておきます。
健康増進が目的なので、最後は対岸にあるりんくう公園でウォーキングです。
そこそこの雨でしたが、空弁を食べたのでしっかり歩いてきました。
やはり健康であって、はじめてハードワークができるというもの。
50歳を過ぎ、積極的に自分でコントロールする必要がでてきたと思います。
何かを知る。しっかり運動する。ちょっと美味しいものを食べる。
これ以上の幸せはありません。
初めてこのようなツアーに参加しましたが、はまってしまうかもしれません。
■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン
■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■10月11日『homify』の特集記事に
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載