地下鉄の谷町九丁目から、近鉄の上本町までは、地下道を歩くのが一般的です。
信号もアップダウンもないので、それが一番早いです。
ただ、地上を歩くと上町台地の高低差がよく分かります。
ナンバヒップスが見えていますが、御堂筋までこれだけ下っているのです。
千日前通を東へ歩いていくと、上町筋との交差点に近鉄の上本町駅があります。
千日前通は上町台地の尾根を横切るように通っているのです。
交差点は上本町六丁目。
通称「上六(うえろく)」です。
この間の、千日前通の北側にこんなビルがあります。
地下鉄の出入口にもなっているのですが、タイルの雰囲気や壁面にあるレリーフを見ると、村野藤吾の設計かもしれません。
近鉄百貨店、都ホテルも村野の設計です。
何と言っても、ここは村野のおひざ元。
少し調べたのですが、確証はとれませんでした。
レトロな階段を下ります。
踊り場にこんなお店がありました。
ジャズハウスとありますが、中も気になります。
踊り場の反対側には、迷路のような通路が伸びています。
気になってのぞいてみると、シャッター街でした。
人気がないのですが、地下鉄の通路に面しているので、アクセスは抜群です。
夜に開いているのかなと思いながら駅に向かいました。
帰りは夕方になりました。
西を見ると美しい夕焼け。
シャッター街が気になり、もう一度のぞいてみました。
昼と同様、シャッター街のままでしたが、1軒だけ入居者が居るようです。
ということは使えない訳でなないようです。
少し時間に余裕があれば、寄り道もまた楽しです。
ちょっと上六探検でした。
ご近所さんになったら、重点的に歩きまわってみたいと思います。
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